疲れに効く自分的癒し系クラシック その1

疲れに効く、癒し系クラシックを考えてみたいと思います。ただし僕的に癒されると思うクラシックです。読んでいる方も癒されていただければこれ以上の喜びはありません。
とりあえず、今日上げた曲をプレイリストにしてiPodに入れて会社に持って行こうと思います。お昼休みに聴けばすこしは気分も良くなるでしょう。
Capriccio
Capriccio
posted with amazlet on 07.02.28
Richard Strauss Karl Böhm Bavarian Radio Symphony Orchestra Bayerischen Rundfunkorchester Anton de Ridder Arleen Augér David Thaw Dietrich Fischer-Dieskau Gundula Janowitz Hermann Prey
Deutsche Grammophon (2005/09/13)
売り上げランキング: 52260
しつこいようですが、今の僕にとって、最後のよすがとなるのはこのCDなのです。カプリッチョの終幕、月光の音楽は癒し以外の何者でもありません。
プッチーニ:トゥーランドット
リィチャレッリ(カーティア) ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン少年合唱団 ヘンドリックス(バーバラ) ライモンディ(ルッジェロ) ホーニク(ゴットフリート) ニムスゲルン(ジークムント) アライサ(フランシスコ) パルモ(ピエロ・デ) ドミンゴ(プラシド)
ユニバーサルクラシック (1997/04/09)
売り上げランキング: 4349
それから、ドミンゴ氏の「誰も寝てはならぬ」。これを聴いて癒されたらゆっくり眠りましょう。
つづく
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「オランダ人」予習する

ワーグナー:さまよえるオランダ人 ワーグナー:さまよえるオランダ人
バレンボイム(ダニエル)、シュトルックマン(ファルク) 他 (2002/11/20)
ワーナーミュージック・ジャパン

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さて、今週末、新国立劇場で「さまよえるオランダ人」を観るということで、予習をしています。だんだんと旋律を覚えてきました。前にも書きましたが、シュトラウスに慣れてしまった耳にとっては、少々物足りなさを感じてしまうのでした。まだワーグナーの語法に慣れていないと言うことだと思います。せっせと聞かなければなりません。
(しかし、聞いているバレンボイム盤の「マリー」役の方、ピッチが厳しいのですが……)
新国立劇場のウェブサイトでは、動画も観られるのですね。
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/10000055.html
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徒然──ベルグ、ルル──

今日は、久々に武満徹さんの作品を聞いてみました。
弦楽のためのアダージョです。20世紀末に(笑)良く聞いていました。この曲1957年なんですね。シュトラウスが亡くなって10年経たないうちにこの曲ですか、と言う感じ。音楽の進歩は早いです。
ベルク:ルル ベルク:ルル
ミゲネス(ジュリア)、ガル(アクセル) 他 (1998/12/02)
BMG JAPAN

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武満さんはウェーベルンの影響を受けたと聞いていますが、同じ新ウィーン楽派のベルグのことが気になって仕方がありません。
というわけで、昨日は、「ルル」の第一幕と第二幕を聞いていました。「ルル組曲」でおなじみの旋律が随所に登場しています。はじめて「ルル」を観たのは、BSでやっていたグラインドボーン音楽祭の模様。シェーファーさんの出世作ですね。DVDでも発売されています。
ベルク 歌劇《ルル》全曲 ベルク 歌劇《ルル》全曲
グラインドボーン・フェスティバル・オペラ、シェーファー(クリスティーネ) 他 (2004/03/10)
ワーナーミュージック・ジャパン

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昨日は、「ルル」の第一幕と第二幕を聞いてみました。「ルル組曲」でおなじみの旋律が随所に登場しています。美しいのですが背徳の匂いが立ちこめているのがよく分かります。十二音音楽は神から禁じられた技法なのではないか、そんな想像が現実のものに思えてきてなりません。
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休日徒然

Strauss;Four Last Songs Strauss;Four Last Songs
Richard Strauss、 他 (1997/07/01)
Deutsche Grammophon/Special Im
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Verdi: La forza del destino Verdi: La forza del destino
Giuseppe Verdi、 他 ()
Emi Classics

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今日はシュトラウス「四つの最後の歌」を聴いたり、バッハの管弦楽組曲を聴いたり、「運命の力」を聴いたりして楽しみました。「四つの最後の歌」といえば、4月13日、14日に、シントウさんがNHK交響楽団と「四つの最後の歌」を歌われるようです。
http://www.nhkso.or.jp/schedule/regular_2007_4.shtml
行きたいのですが、4月は新国でオペラを見る予定(西部の娘!)なので、時間的、経済的側面において断念。やむを得ません。
モーツァルト:歌劇「魔笛」 モーツァルト:歌劇「魔笛」
デイヴィス(コリン) (2003/11/01)
アイヴィー

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 ああ、それから、一年前にBSで放送された「魔笛」を少しずつ楽しんでいる感じ。まだ一幕ですけれど……。DVD化されているようですね。
http://blog.so-net.ne.jp/sardanapalus/2005-11-15
さて、水曜日以来更新が出来ませんでした一度とぎれると復活するためにはエネルギーを使うことになります。更新するためには「読んで」「聴かなければ」ならない訳ですが、そちらのほうも少々遮られる事態があったということで、ご勘弁ください。「読んで」「聴いて」だけではなく「書いた」ことをここに載せられるようになると良いなあ、と思っていますが、それはいつになるか分かりません。ともかく、また明日も更新したいですね。
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徒然──オペラと時代小説──

Verdi: La forza del destino Verdi: La forza del destino
Giuseppe Verdi、 他 ()
Emi Classics

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 今日も会社の行き帰りにオペラの予習をしました。ムーティが振る「運命の力」です。強力ですね、ムーティ氏。序曲だけでもうお腹一杯という感じ。力を入れるところ、抜くところがしっかりしていて、何を言いたいのかがよく分かります。まずは聞き込んで旋律を暗記しないといけません。
 
木戸の椿―公事宿事件書留帳〈2〉 木戸の椿―公事宿事件書留帳〈2〉
澤田 ふじ子 (2000/12)
幻冬舎

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 先日もご紹介した澤田ふじ子さん「公事宿事件書留帳の二巻「木戸の椿」を読んでいます。澤田さんのプロットは独特です。起承転結ではなく、起承転……という感じで、結を仄めかしたり、読者の想像に任せたりという感じで、不思議な余韻を感じさせてくれます。主人公の田村菊太郎は、頭も切れて、腕っ節もあって、それでいて浪人もので気ままに居候などを決め込んでいる、男性から見ても女性から見ても理想的な男性です。女性だからこそ描けるヒーローなのかもしれません。それでいて平板さや冗長さがないのには驚きます。もっとも、男性が作者なら少し弱点を持ったヒーローにするのではないでしょうか……。舞台は京都なので、京言葉が台詞に登場しますが、これがまた良い味を出しています。昔京都に住んでいたものとしては懐かしい限りです。女性が京言葉を話すときの婀娜っぽさと言ったら! と言う感じです。
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バレンボイム/ワーグナー「さまよえるオランダ人」

ワーグナー:さまよえるオランダ人 ワーグナー:さまよえるオランダ人
バレンボイム(ダニエル)、シュトルックマン(ファルク) 他 (2002/11/20)
ワーナーミュージック・ジャパン

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今日は「さまよえるオランダ人」の予習をしました。再来週の日曜日(3月4日)の新国での公演に向けた予習です。私の部屋にはもうCDを収める場所がなくなっています。仕方がないので買うのは断念し、図書館で借りてきました。必死に聞いています。バレンボイムが振ったベルリン・シュターツカペレの演奏。迫力満点ですが、初期ワーグナーだけあって語法が古いなあ、とおもいました。ベルディ以前のイタリアオペラに親しんでいる向きには、入りやすいのではないでしょうか? ただ、日頃シュトラウスに耳が慣れてしまっていると、少しものたりなさを感じるかもしれません。
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時代小説徒然

さぶ さぶ
山本 周五郎 (1965/12)
新潮社

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闇の掟―公事宿事件書留帳〈1〉 闇の掟―公事宿事件書留帳〈1〉
澤田 ふじ子 (2000/12)
幻冬舎

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「江戸切絵図貼交屏風」を読んでからと言うものの、時代物小説に少しく興味が湧いてきています。澤田ふじ子「公事宿事件書留帳」シリーズは、NHKの木曜時代劇で放映していることもあって読んでみることに。まずは第一巻「闇の掟」。京都弁が洒脱で、読んでいる最中は、会社で関西弁使っていました。プロットの作りも申し分なし。面白い。
それから古典である山本周五郎「さぶ」を再読。いやあ、こんな話だったかなあ、と言う新鮮な驚きと感歎。これはビルドゥングスロマンですね。今も昔も変わることのない人間社会を、透徹としたまなざしで見遣るあたりが凄い。歳をとってから読むと若いときと違う思いを抱くものですね。
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随想「ばらの騎士」三重唱

R.シュトラウス:ばらの騎士 R.シュトラウス:ばらの騎士
トモワ=シントウ(アンナ)、ウィーン国立歌劇場合唱団 他 (1997/04/09)
ユニバーサルクラシック

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 今年、シュトラウスの「ばらの騎士」を二度見ることが出来そうです。俄に意識の上にあがってきた「ばらの騎士」。少しずつ予習をし始めました。これまで大好きだったのが、「ばらの献呈」の場面。オクタヴィアンとゾフィーの二重唱に感涙していたのでした。
 
 ところが、今回聴き直したところ、新たな発見を得たのです。終幕の三重唱を聴いたのですが、こんなに良い曲だったっけ? という新鮮な驚き。昔はここまで感動できなかったのです。オペラを本格的に聞き始めて四年目にして、ようやくシュトラウスの語法にも慣れてきたというところでしょうか? 
 三人のソプラノが歌うこれ以上ないほど研ぎ澄まされた美しさ。失うものへの静かな愛惜、新たに得たものを睦む静かな沈思。喜劇とも悲劇とも結論づけられないもの。これが人生という甘くて苦い杯。シュトラウスの遺志により、この三重唱はシュトラウス自信の葬儀において演奏されたという挿話が、この三重唱にさらに味わいを添えるのでした。
 音楽を理解するというのは、さまざまな局面や段階があると思いますが、僕のような一般リスナーにとっては、「良し」と思える瞬間が訪れたことこそが、理解へと進んだマイルストーンである、と言うことができるでしょう。そういう意味でいうと、「ばらの騎士」を少しずつ理解でき始めているのだ、と思えるのでした。
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ウィーン夜話

マーラー:交響曲全集 マーラー:交響曲全集
ウィーン国立歌劇場合唱団、オムニバス(クラシック) 他 (1995/07/07)
ユニバーサルクラシック

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今日は、バレンボイムの指揮する「さまよえるオランダ人」の予習をしました。夜はマーラーの交響曲第10番第一楽章をアバドの指揮で聴いています。夜に聴く10番第一楽章は薄気味悪さが感じられますね。ウィーンの爛熟した退廃的な美です。辻邦生先生の言葉を想い出しました。
美に魅入られるとは、その奴隷になることです。でも、それは、官能の甘い酩酊ゆえに、すべてを売り払った疚しさに似た気持を感じさせます
辻邦生「黄昏の古都物語」有学書林、1992年、214頁
そして、聞いた感想はこんな感じです。
「夜のウィーンを一人で歩くと、確かに国立歌劇場からシュテファン大聖堂むかって進むケルントナー通りは、商店のショーウィンドウから照らされる光に煌々と照らされていて、人通りも多く、それもウィーン人はもちろんのこと、ロシア人、稀に日本人の団体客、韓国人、中国人の団体客が歩いているわけで、ほとんど昼間と変わらない喧噪を感じるのだが、一歩横道にそれると、石造りの堅牢な建築に囲まれた石畳の細い路地が暗くどこまでも続いていているのだった。時々すれ違うのは、男と女がお互いにしなだれ合いながら歩いていく姿か、革のジャンパーを着た労働者風の口ひげを生やした男がポケットに手を入れて足早に歩いているぐらいだった。時折、光を路地へと投げかけているのは、女の姿態のカリカチュアを看板に仕立てあげた怪しげな映画館や。低音ベースが規則正しくリズムを紡ぐユーロビートが流れるバーの類だった。おそらくは、私のような異国人は居ないはずだった。この日の当たらない路地裏にこそウィーンの愛憎が満ちているに違いない。旅行者には決して理解することの出来ない悲喜劇が演じられているのだ」
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 ドレスデン国立歌劇場来日公演

From DRESDEN REISE…
http://www.japanarts.co.jp/html/dresden2007/index.htm
「音○の友」といった雑誌を買わない私は、クラシック界の旬な情報から常に遅れているわけですが、先だって新聞広告で「ドレスデン国立歌劇場来日公演」が11月に催行されるという情報をキャッチしました。
 ドレスデン国立歌劇場(ゼンパーオーパー)って、ザクセン州立歌劇場のことかしら? Saechsische Staatsoper Dresden
と同義? なんていう重箱の隅をつつくようなことは言いません。まあ、そういうことだと思うのですが、2006年10月のドレスデン旅行の感動をもう一度味わおうということで、なけなしのお小遣いからチケットを買うことにしました。
 演目は、「タンホイザー」、「ばらの騎士」、「サロメ」ですか! いずれもドレスデンで初演されたゆかりの作品を揃えてくるとは、かなり本気なのかな、とも思えてきました。
 しかし、やはりチケットフィーが高いですね。一番安い席で14000円ですから、普段新国立劇場の安いクラスで見ている私たちには三演目すべてに行くことは出来ない相談です。まあ、ドレスデンに行ったと思えば安いのですが……。
 
 ということで、家人が一番興味がありそうな「ばらの騎士」に行くことにしました。森麻季さんがゾフィー役で出演するというのも決め手の一つです。
 
 ところが、一番安い席は既に売り切れ。二番目に安いEランク17000円の席を取るのがやっとでした。
 ちなみに、ドレスデンでは、3月にシュトラウスのオペラ全曲公演をするようです。ウェブを見ると、「影のない女」やら「カプリッチョ」やら「平和の日」やら「ダナエの愛」といった垂涎ものの演目で埋め尽くされています。仕事がなくてお金があれば、飛んでいきたい気分ですが、そうも行かないのが悲しいところですね。
 さて、その三月の全曲公演では当然「ばらの騎士」も演奏されるのですが、キャストはほとんどかぶっていますね。指揮は準・メルクルさん、ゾフィーは森麻季さん、オックス男爵はクルト・リドルさんなどなど。ですから、ドレスデンで演奏したアンサンブルがそのまま東京に引っ越してくるようなイメージです。
 というわけで、今年の11月が楽しみです。
 
 っていうか、6月には新国立劇場の「ばらの騎士」もあるんでした。こちらはペーター・シュナイダーさんの指揮です。
 
 というわけで、今年はシュトラウスオペラを三回(「ダフネ」、「ばらの騎士」を二回、計三回です。)も見ることが出来そうです。頑張って仕事をする勇気が湧いてきた気がします。リヒャルト・シュトラウス先生、ありがとう!
(※ 写真は、2006年10月にドレスデンで撮ったゼンパー・オーパーです)
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