2007年8月アーカイブ

いやあ、今日はさんざんでした。iPodを家に忘れてしまったのですね。それで、やむなく本を読むだけの通勤でした。

春の戴冠 春の戴冠
辻 邦生 (1996/02)
新潮社

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辻邦生師の「春の戴冠」の上巻やっと読了。物事というのは予定通りに進むことは少ないのですが、やはり少し手間取りました。原因は、今回は「スロー・リーディング」で読んでみたと言うことです。以下の本を参考にしました。確かに読む冊数とかスピードとかが受容なのではないよなあ、と。でも頭のいい人なら早くきちんと理解できるんだろうなあ、とか……。まあ、妙に焦るようなことはなくなりましたので、良かったとは思います。

本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書) 本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)
平野 啓一郎 (2006/08/17)
PHP研究所

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それから、塩野七海さんの「ルネサンスとは何であったのか」と「わが友マキアヴェッリ」を間に挟んで読んだこと。
ルネサンスとは何であったのか (塩野七生ルネサンス著作集) ルネサンスとは何であったのか (塩野七生ルネサンス著作集)
塩野 七生 (2001/04)
新潮社

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わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡 (塩野七生ルネサンス著作集) わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡 (塩野七生ルネサンス著作集)
塩野 七生 (2001/10)
新潮社

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これは「春の戴冠」の背景知識を知る上で本当に役立ちました。特に「ルネサンスとは何であったのか」は、ルネサンスを巨視的にとらえるには最適な本だと思います。対談形式でわかりやすいですし。「わが友マキアヴェッリ」もおもしろいですね。舞台は「春の戴冠」の後半に始まり、「春の戴冠」のその後を知る上ではとても役立っています。

でも、本を読めば読むほど、読みたい本が出てきて困りますね。そうやって読みたい本リストを作っていっても良いのですが、あまりに厖大で手に負えないリストができあがってしまい、読めないこと、読めていないことに悩むようになるので、リストはあえて作らない方が良いかな、などと考えたりして、でも気づけばリスト作ってたりして……。みたいな感じです。

明日からは「春の戴冠」の下巻に入ります。上巻では、ボッティチェッリの「春(ヴィーナスの統治)」ができあがり、シモネッタが息を引き取る場面で終わりました。「春」の解釈を語り手フェデリゴが行うのですが、とても興味深いです。左端のヘルメスはジュリアーノ・メディチがモデルだったり、登場人物が9人なのは三位一体×3なのである、などなど。絵を見る上での前提知識を得られて大満足でした。もちろん、この本の価値はそれだけでは決してないのですが。

 Spring


というわけで、「春の戴冠」については、明日に続きます。

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Sunset Sunset

昨日の夕方の夕陽は言葉に表せないほどの夕陽でしたね。一時帰宅した時に慌てて撮りましたが、なんとか良い写真が撮れたかも。心が洗われます。夕陽好きの僕は秋生まれですね。8月とはいえもうそろそろ立秋です。季節が回るのは早いものです。

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今日、聞いたのがこの曲。リスタンとイゾルデの恋愛譚ですね、ワーグナーの手によって他の追随を許さぬオペラとなって今も人の心を打ち続けているわけです。クライバーの指揮で聴いております。

ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲 ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
コロ(ルネ)、ライプツィヒ放送合唱団 他 (2000/03/01)
ユニバーサルクラシック

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ともかく、今日は第一幕を聞きました。クライバーの指揮は、テンポの変化や音量の変化を自在変幻に行って、ダイナミックなハーモニーを産み出しています。ほとんど軍隊的に統御された弦楽部は、全く乱れを見せていません。コントラバスからビオラまでが一斉に早いパッセージを弾くところがあるのですが、この統率のとれた演奏に感歎したと同時に、クライバーが「運命」の第三楽章のコントラバスから始まるフーガを思い出したのでした。クライバーのようなカリスマ的指揮者の魔法にかかるとオーケストラも素晴らしい力を発揮するようです。

イゾルデはマーガレット・プライスさんなのですが、ものすごく巧い。ピッチの崩れなど全くない。それでいて美しさの中に力強さを包含している。イゾルデの悲愴でありながらもりりしく矜持を持って行動しているのが分かるのです。

トリスタンのルネ・コロさんの声の美しさは言うまでもなし。クルヴェナールのフィッシャー・ディスカウさんの歌はいつ聴いてもその人と分かる。実は、彼は微妙にピッチをシャープ気味に歌っているのではないか、と最近思い始めました。それはピッチが狂っているという風ではなく、意図的に狂わせていると言う風に聞こえるのです。そう言えば昔こんな記事を読んだことがあります。ランディーとマイケルのブレッカー兄弟は、トランペットとテナーサクソフォンでテーマをとるのですが、ピッチの微妙な違いが音楽的に良い方向に傾くことがあるのだ、というような記事だったと思います。テンポをずらして歌唱をより浮き上がらせる方法というのもあると思いますが、あえてピッチを変えて歌唱を浮き上がらせる方法もあるのではないか、と思ったのでした。

このCDでは大好きなクルト・モル氏がマルケ王を歌っていますが、登場は第二楽章から。明日以降聞いてみたいと思います。

それから、本当に遅刻してしまいましたが、「勝手にワーグナーの日」にも参加させて頂きます。
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Apple iPod 80GB ホワイト MA448J/A Apple iPod 80GB ホワイト MA448J/A
(2006/09/13)
アップルコンピュータ
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最近iPodの音が大きく感じるようになりました。おかしいです。原因として考えられるのは、

  • iPodのファームウェアアップデートが自動的に行われて、音量レベルが大きくなった?
  • iTuneのアップデートで、音量レベルが大きくなった?
  • iPodを落とした(!)拍子に、音量レベルが大きくなった?
  • BOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンが壊れて音量レベルが大きくなった?
  • 僕の耳が良くなった?
と言ったところでしょうか。というわけで全く持って訳が分からないままです。

いずれの原因にせよ、いままで音量MAXで聴いていたちょうど良かったのに、今では音量MAXだと大きすぎるし、音漏れもしているみたいです。昨日いつものように音量MAXで機嫌良く「トリスタンとイゾルデ」を聴いていたら、隣に座ったおばさんに睨まれてしまいましたし。あわてて音量下げましたが。まあ、自分で音量を調整できる幅が拡がったようなので、勘違いだとしても良いことだな、とは思います。

それで、今日もクライバー師の「トリスタンとイゾルデ」を聴いておりますが、どうしても第一幕しか聴けないです。第一幕、好きなんですよね。特に媚薬を二人で飲んで覚醒する場面、月並みですが、涙なしには聴けないですね。二人で思いがけない結果に喜びとまどっているときに船が港に着いてしまう。クルヴェナールが喜びに溢れた歌を歌うのだが、イゾルデはとまどっている。なんということでしょうか。こういうことは実際にありますからね。ワーグナー自身も同じような状況にあったですし。

ワイドショー的に言えば不倫の愛であるわけですが、そういう卑近な雰囲気におとしめることが出来ないどうしようもない運命性にまで昇華されていることが普遍的に受容されている要因の一つなのでしょう。つまり、おそらくは「死」の導入ですね。愛と死なわけです。武者小路のようですが……。普遍的ですね。そしてこういう言い方が許されるとしたら、魅力的なテーマなのだと思います。

ちなみに、20年ぐらい前に武者小路実篤の「愛と死」を読んで、なんで愛する女に死なれた主人公が自殺しないのかなあ、と不思議に思た、という思い出があります。イゾルデはやはり死へ至りましたので、若い頃の僕にとってもぴったりと来る収束と言うことになるでしょう。今は少し歳を重ねましたので違う思いを持っていますが。
愛と死 (新潮文庫) 愛と死 (新潮文庫)
武者小路 実篤 (1952/09)
新潮社

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今日はいつものように6時半に起床。食事をして少し本を読んでから近所の眼科へ。7月14日に眼鏡の処方箋を作ってもらったのですが、できあがった眼鏡がバランスが悪くてかけられなかったので、改めて処方箋を作り直してもらいました。眼の見え方というのは、客観的にはかることができないですね、「あ、ちょっとぼやけました」、「ぶれて見えます」、「これだと度が強すぎて違和感を感じます」、「これは左右のバランスが悪くて、頭の左側が痛くなります」、などと、主観的、直感的な表現でしか結果を計ることができない。僕も大変でしたが、病院の方もやりにくそうでした。

今の眼鏡だと、左が1.5見えているのに対して右が0.8しか見えていなくて、バランスが悪いので直さなければならないと言うことは分っているということもありますし、バランスの悪さが、眼の疲労や肩の痛みの原因になるのはよく分っていますので、ここは何とかわがままを言ってなんとか良い形に調整して貰いました。ただ、眼科での見え方と実際に眼鏡が出来てからの見え方は変わってくることもありそうなので、今回の処方が上手くいくかどうか少しドキドキしています。

その後、いつもの言っているカフェにて仕事を開始。いつもは9時前にはカフェに行っているのですが、今日は11時過ぎにカフェに入りました。今日は暑いと言うこともあるのか、いつもよりお客さんが多いです。このカフェは、フランチャイズなどではなく、ご夫婦二人で切り盛りされているカフェですが、20席のお店であるにもかかわらずとてもお忙しそうなのです。

ドトールでこの規模なら、もっと簡単に回せるのでしょうけれど、このお店は、注文があってから初めて豆を挽いて一つずつドリップしているので手間がかかるのですね。さらに、供される珈琲の種類も多い。僕はあまり詳しくないのですが、いろいろな産地の珈琲を飲むことができるというわけで、ドトールのように単品だけ出しているのではないのです。だからその分商品管理にも気を遣っているだろうし、種類が多い分だけ注文の手間も半端ではない。それでも頑張って切り盛りされておられるのがよく分かりますので、毎週通ってしまうのですね。

休みの日でも午前中はお客さんも限られていますので、仕事がはかどることが多いです。ただ、お昼にかかるに連れて徐々にお客さんも増えてきますので、昼を回ったら遠慮して店を出ることにしています。朝からお昼まで珈琲一杯で占拠するのも悪いですからね。それで家で昼食をとって、たまに午睡をして、また本を読んで、みたいなパターンになることが多いですね。

明日も充実した一日でありますように。

読んでくださいましてありがとうございました。22

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IEでレイアウト崩れが発生していたようです。原因はボッティチェルリの「春」を載せたことによるもの。横幅サイズが500PXだったのですが、今のCSSだと、レイアウト崩れを起こしてしまうようです。
ちがいました。そもそもCSSがおかしかったみたい。数ヶ月前に少し手を入れたんですが、そのとき以来おかしかったのでしょう。FIREFOXでは大丈夫だったのですが、IEだと右サイドバーが下に行ってしまっていたようでした。ああ、なんと言うことでしょう。もう数ヶ月間はこの状態だったのですね。
しかも悪いことにいつも使っているFirefoxでは何ともなかったので気づくのが遅れてしまいました。というわけで、「春」の画像サイズを小さくしてみました。これで大丈夫だと思います。春の画像は元の500PXにもどしてみます。

本当にIEユーザーの方にはご迷惑をお掛けしました。

これからは、定期的にIEでもチェックしないと駄目ですね……。無念。

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バッハ:オルガン作品全集 バッハ:オルガン作品全集
ヴァルヒャ(ヘルムート) (1997/06/04)
ユニバーサルクラシック

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今日は珍しくバッハのオルガン曲を聴きました。なんでも、バッハの音楽を聴くとクリエイティブになるとか言うので、騙されたと思って聴いてみたわけです。確かに聴いていると、遅々として進まなかった仕事が少し進んだり、違う視点で考えを発展させることができたような気がします。まあ、単に「気がした」というだけだと思いますので、いつも良いことばかりではないと思います。

それで、どういうバッハを聴いたのかというと、ヘルムート・ヴァルヒャのバッハオルガン曲集です。もちろん全てを聴くことはできないので、まずは1枚目から。有名なトッカータとフーガニ短調BWV565から聴きはじめましたが、聞き進んだ最後のほう、幻想曲とフーガハ短調BWV542にいたく感動しました。バッハの短調の曲には人を厳粛にさせる何かが宿っているようで、それに後押しされるような感じで仕事を進めておりました。

ヴァルヒャさんは、天然痘(種痘の注射とも言われているらしいですが)で失明された方ですが、よくもここまで演奏されているな、という驚きがまず来てしまいますが、それ以上に、どんなに曲でも冷静に弾いているように感じます。僕のバッハオルガン曲の入り口は、マリー・クレール・アラン女史によるもので、彼女の演奏は今から思えば本当に激しい情感のこもったもののように聞こえましたが、ヴァルヒャさんはそういった情感的なものよりも、まるで織物を丹念に織っていくような手堅さ、構造性、冷静さを感じました。一歩一歩着実に頂上を目指しているような感じです。

というわけで、仕事は何とかおしまいになりました。今日も朝からカフェに出掛けて仕事に取り組んでいたので、5,6時間は取り組んだことになるでしょうか。遅いですね、仕事が。もっと早くやれるようにならなければなりません。まあ大分回り道をしながらでしたので、仕方がないのですが。今日は昼食もカフェにて取りまして、いったん帰宅。少々消耗気味だったので、一時間ほど午睡をとりました。午睡の後は家で再び仕事を。これが結局19時頃までかかってしまいまだ終らない感じ。食事を摂って、また始めて、ようやく終りました、というところです。これで明日から普通に会社に行くことが出来そうです。明日からまた会社ですが、暑くなってきましたので、昼休みのウォーキングはしばらくは無理かもしれません。

明日からはまた「春の戴冠」を読み始めようと思っています。パッツィ家の叛乱の緊迫した場面を通り抜け、ジュリアーノの死を悼みつつ、ロレンツォの統治が続くフィレンツェですが、この後も様々なピンチに直面していくはずです。そして、サンドロ・ボッティチェッリも次の大作「ヴィーナスの誕生」を書くことになっていきます。楽しみですね。それから、「トリスタンとイゾルデ」の続きも聴かないと。ああ、やりたいことが溢れかえっている感じです。

今日も読んで頂きありがとうございます。暑いですが今月もなんとか毎日更新を目指して行きたいと思います。

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ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲 ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
コロ(ルネ)、ライプツィヒ放送合唱団 他 (2000/03/01)
ユニバーサルクラシック

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 今日もクライバーのトリスタンを。

急に聞き始めた理由ですが、僕の大学時代のサークルの先輩がオケに入団されたというお話を聞いたからです。今度の演奏会では、トリスタンとイゾ ルデの愛と死を演奏されるとのこと。それで急に聞きたくなったというわけです。もちろん、「勝手にワーグナー」ということもあったのですが。

そこで、今日も第一幕から第二幕にかけて会社からの帰りに聞いていたのですが、第二幕の二重唱の甘美さに打ち震えたのでした。すごいですね、こ の美的世界は。このまま融けていってしまいそうです。それで、マルケ王が登場するのですが、ここであのクルト・モルさんですよ。新しいほうのカラヤン盤ば らの騎士でオックス男爵を歌われているモルさんですが、ここでは長大な独唱を聞くことが出来ますね。あのなんともいえない豊かな倍音を含んだモルさんの歌 声が静かに歌い始めるところ、感動的です。マルケ王の難しい立場の心の揺らぎを本当にうまく表現されていますね。そして本当に男らしい。

モルさんの歌は、 「ばらの騎士;オックス男爵」と「指環:ファーフナー/フンディンク」で聞いたのでが、ここまで長く歌っておられるのを聞いたのはこの「トリスタン」だけ ですね。いいなあ、本当に。なんだか聞いているだけで、ドイツの森と草原に夕日が沈んでいく静謐な情景を思い浮かべてしまいます。これはすばらしいです。 このCDは、クライバー師とか、ルネ・コロさんとか、そういう演奏家が参加しておられるという理由で購入したということもあるのですが、モルさんの存在感 も相当だと思います。というか、ディースカウさんもいらっしゃるし、プライスさんもいらっしゃいますし。かなりベストなアンサンブルですね、これは。

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今日も引き続き「トリスタン」を聞いています。

この演奏の録音ですが、ドレスデンのルカ教会というところなのです。この教会の音、とてもすばらしいです。程よいリヴァーブ感がたまらないで す。この教会での演奏のCD、たまたま三つ持っているのですが、音を聞いただけでわかってしまったぐらいです。
ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲 ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
コロ(ルネ)、ライプツィヒ放送合唱団 他 (2000/03/01)
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シューマン:交響曲全集&「マンフレッド」序曲 シューマン:交響曲全集&「マンフレッド」序曲
サヴァリッシュ(ヴォルフガング) (2005/03/02)
EMIミュージック・ジャパン

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バッハ:無伴奏VNソナタ全集 バッハ:無伴奏VNソナタ全集
ズスケ(カール) (2000/04/26)
徳間ジャパンコミュニケーションズ

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クライバーさんの「トリスタン」はもちろん、サヴァリッシュさんのシューマン「春」、そしてカール・ズスケさんのバッハ無伴奏ヴァイオリンソナタ全集の三枚ですね。もちろん他にもありそうです。限られた枚数しか持っていない僕が三枚も持っていると言うことなのですから。あるいは、もっと持っているけれど分かっていないだけなのかもしれません。有名なのでしょうかね?

それで、昨年ドレスデン旅行に行ったとき、このルカ教会を探そうと思っていたのですが、Google Mapで探しても見つかりません。どこなんでしょうか……。どなたかご存知の方、教えてください。

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ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲 ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
コロ(ルネ)、ライプツィヒ放送合唱団 他 (2000/03/01)
ユニバーサルクラシック

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今日も「トリスタンとイゾルデ」から離れられず、です。相変わらず聴いています。もう何度聞いたことでしょうか。でも、まだまだ聞き込みが足らないなあ、と思っています。がんばります。リブレット読み込みたいですし、トリスタン和音についても勉強しないと……。

他のトリスタンも聞いてみたいですね。葉っぱに埃がついたので水をかけて払ってやったでちブログのrudolf2006さんがベーム盤について書いておられたのを拝読して聴きたくなりました。しかしお小遣いが底をついている……。さしあたっては、図書館から借りてきたバーンスタイン盤があったと思いますので、明日はそれを聞いてみようかな、と思っています。ついでに、ベルリン国立歌劇場の来日公演にも行きたくなったのですが、残念ながら全席売り切れですね。これはちょっと口惜しい感じ。もう少し早くトリスタンに目ざめていれば良かったです。

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Tsuji

春の戴冠 春の戴冠
辻 邦生 (1996/02)
新潮社

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辻邦生師の「春の戴冠」も読んでいます。パッツィ家の叛乱が一段落するのですが、教皇からの圧力は厳しく、とうとうナポリ王フェルディナントによって戦争が引き起こされ、王子アルフォンソの軍がフィレンツェ軍と戦闘状態に入ります。間の悪いことにフィレンツェでは疫病が蔓延。ロレンツォ・デ・メディチは教皇に破門され、フィレンツェも聖務禁止になってしまいました。この状況を打破すべく、ロレンツォ・デ・メディチはわずかな供回りと共にナポリ王国へと交渉に出向くことになるのです。

サンドロはといえば、「物から眼をそらすな」という言葉に則って、デッサンを続け、パッツィ家の叛乱の首謀者達が首をくくられている場面を描いた絵を完成させます。サンドロは「神的なもの」、つまりプラトン哲学風に言えば「イデア」なのですが、それを物一つ一つに沈潜していくことによって獲得しようとしています。それとは反対に物を何でも知ろう見よう聞こうとする人物としてルネサンスの巨人レオナルド・ダ・ヴィンチが登場するのです。このあたりは、「嵯峨野明月記」や「小説への序章」の議論を思い出します。

それにしてもパッツィ家の叛乱で描かれるフィレンツェ市民の騒擾の描き方は本当にすごかったですね。この理性を失った感情的で、ある意味「動物的」なフィレンツェ市民の行動は、後に訪れることになるサヴォナローラ騒動への伏線となっているわけですね。人間とは本当に難しいものです

「小説への序章」では、ディケンズ論が展開されていて、ディケンズの文章表現についての考察が述べられているのですが、こちらは間違いなく「春の戴冠」において実際に生かされていますね。このあたりも今度書いてみれたらいいな、と思います。

ああ、「窖」についてはかけていませんね。フィチーノがプラトン・アカデミーで行った饗宴で、窖について述べているのですが、そのあたりをまとめられればいいと持っているのですが、これは本当に気合いを入れてかからなければならなそう。すこし時間を下さい。
暑いですね、本当に。昼休みのウォーキングも自粛中です。これだけ暑いと、ちょっと歩く気になりません。会社帰りにちょっと回り道をして帰ってみたり、といったところで歩数を稼ごうとしています。しかし、電車は空いていますね。来週はほとんどガラガラなのだと思います。学生さんもいらっしゃらないですし、お盆休みということもあって休みの会社が多いでしょうし。しかし僕の会社は休みにはならないのです。かわりに10月頃休もうかと思っていますが。

明日は、友人が上京すると言うことなので、一緒に食事をすることになりました。一緒に富士山に登ろうとしていたあの二人です。富士山の話を聞いたり、彼らの山の話などを聞けるかな、と思って楽しみにしています。

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Thu

09

08

2007

こんばんは。
今日は食事をしていたら遅くなってしまいましたので短めです。
相変わらず「トリスタンとイゾルデ」を繰り返し聞いています。特に第二幕。トリスタンの登場のシーン、二重唱の部分、マルケ王の独白の部分、本当に印象深い曲の連続でまだ聞き飽きません。どうして今まで気づかなかったんだろう、という感じ。昔、聴いたときはこんなにも印象深かったとは思わなかったのですが……。特にマルケ王の独白。いいですねー。クルト・モルさんのCDを集めたいなあ、と思うぐらい。というか買ってしまいそう……。

夜は予定通り友人達と夕食を。また昔話に花が咲きました。友人Aは、もう20年近く前のことだというのに、鮮やかにその当時の出来事を当意即妙に披露してくれるのには毎度毎度驚かされます。そして同じエピソードだというのに毎回可笑しくて可笑しくてたまらないのが不思議ですね。これが歳をとると言うことなのでしょうか。

というわけで、少々遅めの更新でした。明日に向けてがんばります。読んでくださいましてありがとうございました。

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Fri

10

08

2007

今日も相も変わらず「トリスタンとイゾルデ」を聴いています。第二幕ばかり聴いている気がします。聞き所満載なのでまだまだ飽きないのです。でもそろそろ別の曲について書かないとこのブログに飽きてくるところだと思いますので、ちょっと考えないと行けませんね。

明日は仕事は休みですので、都内に出て用事を二つ三つ済ませる予定です。まあ、用事のなかに家でやる仕事というのも入っていますが、そちらはスターバックスにノートPCを持ちこんで進捗させる予定。それも午前中に一気に片づけたいというのが目標です。頑張ります。

それで、明日はタワーレコードに寄るかもしれません。ここのところCDをほとんど買っていませんね。5月以来買っていないと思います。もう三ヶ月ですね。よく我慢していると我ながら感心しますが、もう限界です。ベームの「トリスタンとイゾルデ」とか、レヴァインのマーラー全集とか、喉から手が出るほど欲しいCDがありますね。最近では大人買いをすると自己嫌悪に陥るので自粛してはいるのですが、やはり理性を突き動かす衝動に苛まれそうな予感。

仕事の方ですが、まあ、忙しいんでしょうけれど、こういうときこそ笑顔を忘れてはならないのだそうです、と、ある有名な料理人の方がおっしゃっていました。

今日も短めですが、ここまでです。また明日書きたいと思います。今日も読んでくださいましてありがとうございました。

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Some Skunk Funk Some Skunk Funk
Randy Brecker、Michael Brecker 他 (2007/04/24)


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サム・スカンク・ファンク サム・スカンク・ファンク
ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー (2007/06/13)
ビクターエンタテインメント

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いやあ、今日タワーレコードに行ったら、マイケル・ブレッカーのDVDが発売されているのを知って感涙。即大人買いですよ、これは。

グラミーをとったドイツのビックバンドとのブレッカー兄弟のライブ映像ですからね。5月に発売されていたらしいのですが、CD屋になるべく近づかないようにしていたので気づかなかったというわけです。

早速帰宅してDVDを見てみる。最初の何曲かはマイケルが登場していないので、とばしてマイケルが登場するStrap - Hangin'から聴いてみる。マイケルの姿をみて鳥肌が立ちましたよ、マジで。最後のアルバムPirgrimageよりも元気が良いし体調も良さそう。そして、マイケルのフレージングがとても良い。相変わらず歌いあげているなあ、健在だなあ、と。この歳でこのフレージングかあ、若いよなあ、と。もう亡くなってしまったなんて信じられないです。

映像見て改めて思ったんですが、ウィル・リーとか、ジム・ベアード(ライナー表記はビアードになっているけれど)、アースキンもみんな歳とっていますね。ランディも髭が真っ白だし少し太り気味。でも、ウィル・リーは歳取っても本当にかっこいいなあー。ああいう風に歳をとれたら良いんですが。ジム・ベアードのソロもいいですねー。彼、足下にかなりチャンネル数のあるミキサー置いている。すごいなあ、プロは……。

もちろん、音源としてはCDで既に発売されていましたので、聴いていたのですが、やっぱり映像付きは良いです。

でも、このマイケル・ブレッカーのソロ聴いたら、もう僕自身もうサックス吹けないですよ。吹けっこないですもん、こんなの。聴く方に徹しますです、と言う感じに追い込まれてしまいますね。

やはり、ビックバンドとやっていますので、6人編成のブレッカー・ブラザーズバンドよりも数段ダイナミズムが上がっている。アレンジもいいです。

それで、このビッグバンドなんですが、WDR Big Band Kölnと書いてある。それで、WDRって、昔、West Deutschland Rundfunkの略称かな、ということで「西ドイツ放送協会」みたいな紹介をブログでしてしまった記憶がある。でも、ロゴの右上には、ARDのマークが入っている。あ、WDRって、ARDのことなんだっけ、と一瞬青くなる。たしかに、去年ドレスデンに行ったとき、ARDのテレビでしきりにWDRっていうロゴが出ていたから、もしかして、ARDってWDRに発展的解消したんじゃないか、とおもっていたのです。

でも、Wikipediaによれば、WDRは「西ドイツ放送協会」でいいみたい。よかったですよ。

それで、ARDの略称は、"Arbeitsgemeinschaft der öffentlich-rechtlichen Rundfunkanstalten der Bundesrepublik Deutschland"というらしく、日本語で言うと、ドイツ公共放送連盟というらしい。ARDの配下に、WDR(西ドイツ放送協会)とかBR(バイエルン放送協会)とかSWR(南西ドイツ放送協会)っていうのがあるかんじ。ARD本体は1チャンネルでDas Ersteというチャンネルを持っているけれど、配下の地方公共放送曲も独自のチャンネルを持っているらしい。NHKが1チャンネルなんだが、NHKの各地の放送局も独自にチャンネルを持っているというイメージでしょうか。そういうARDとWDRの関係を知らなかったんですね。不勉強でした。



今日は9時には都心について所用をすませて、すぐにスタバでちょっとした仕事。それから、新宿に出てタワーレコードに行ってみる。あれれ、こんなの出てたんだ、買わなきゃ、の連続でした。大人買いですね。少々反省。それで、アバドさんがルツェルン祝祭管弦楽団を振っているマーラーの6番のDVDも買ってしまった。映像が流れていたんですが、それ見ただけで買おうってかんじ。アバドさんも相当老け込んでしまいましたが、凄い演奏の予感。このDVDのことは明日以降に書こうと思っています。

家に帰り着いたのは5時半頃でしょうか。それからまた仕事をして食事それで、ブログの更新。なかなか充実した土曜日でした。明日も充実の予感。暑そうですけれど。あさからまたいつものカフェに行く予定です。

今日も読んで頂いてありがとうございました。

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Gustav Mahler


マーラー:交響曲第6番イ短調《悲劇的》アバド、ルツェルン祝祭管弦楽団 マーラー:交響曲第6番イ短調《悲劇的》アバド、ルツェルン祝祭管弦楽団
アバド(クラウディオ)、 他 (2007/07/25)
ジェネオン エンタテインメント

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昨日の成果(あるいは意欲の結果)のひとつが、このアバドがルツェルン祝祭管弦楽団を2006年8月に振ったマーラー交響曲第6番のライブ映像のDVD。

この数ヶ月マーラーを聴き直しているのですが、その中でも昔と比べて僕の中で格段に重さを増しているのがこの6番なのです。そういうわけで、ブーレーズ盤やアバド盤を聴いているわけです。それで、タワーレコードでこの曲のDVDが流れているのを見て、即大人買いしました(これもか、という感じですが......)。

まだ全曲を見たわけではありませんが、第一楽章を聴いた印象。冒頭の気合いの入り方、特にコントラバスのパルスがすごいなあ、と。そしてアルマのテーマのところ、綺麗ですね、カンタービレっていうのはこういうことを言うのでしょうか。ヴァイオリンの音量、あるいはボウイングとでも言うのでしょうか、歌わせ方がとても巧い。

それから映像で見ると、アバドさんの指揮棒の振り方って、こんなに大きかったかなあ、と思いました。

ルツェルン祝祭管弦楽団はマーラーユーゲントオーケストラが母体で、そこにベルリンフィルの主席級の方々などが加わっているらしい。「復活」をやったときには、エマニュエル・パユもいたのですが、今回はいない。でも、ビオラのヴォルフラム・クリスト氏も参加されていますし、クラリネットのザビーネ・マイヤーさんもいらっしゃる(マイヤーさんはベルリンフィルではないですが)。ベルリンフィルに造詣の深い方ならもっと指摘できるに違いないだろうけれど、そこまで顔と名前が一致していないのでご勘弁下さい。とはいえ現代のスーパーオケであることには変わりないのですが。

そうそう、有名なハンマーを叩くシーンを観ましたよ。すごく大きな金槌で板を叩いている。6番はCDでしかきいたことがなかったので、びっくりしました。

それから、驚いたことに、今までのCDでは二番目に演奏されたスケルツォが三番目に持ってこられている。確か、マーラー自身も第二楽章と第三楽章の位置を入れ替えたりしているので、そのあたりを勘案してアバドさんも入れ替えていると思いますが、こちらもちょっとびっくり。


今日は7時過ぎに起床して、9時前にはいつものカフェに到着。PCの充電が不十分でしたが、なんとか12時までは仕事をすることができました。帰宅してからは急な来客があるということで、少々部屋の片づけなどを。お客様が帰られたのが16時頃。空は文字通り雲一つなく、空気も澄んでいる感じでした。

近くの見晴らしの良い場所から都心方面を眺めたりしていたのですが今まで気づかなかったのが不思議なくらいよく見える。オペラシティとか都庁が地平線(?)から頭を出しているのが見えてちょっとした感動。ここから見えるなんて本当に知らなかったですから。新鮮な気分でした。

それから少々午睡。食事をとって明日の準備などをしているともうこんな時間になってしまったという感じ。今日は午前中は良かったですが、午後以降は少々エンジンの出力が落ちた感じ。今週も暑そうですがガンバリます。

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Mon

13

08

2007

また日記になってしまいました。

今日も暑い一日でした。今日はミーティングのない一日でしたので自分のペースで仕事が出来ましたし、いろいろ勉強にもなりました。お客さんと当方の認識違いで間違ったシステムを構築しようとしていたのを発見して事故を未然に防ぐことも出来ましたし、なかなか有意義な一日でした。

ただ、暑いので、お昼休みのウォーキングは縮小版で。いつもなら30分弱歩くのですが、10分ほど林の中を歩いておしまい。林の中は日なたに比べて相当涼しいのですが、それでも暑くてたまりませんね。まあお昼休みにでもならないとお日様の光を浴びませんので、暑くてもなるべく外に出ようと心がけています。

それから、帰り道に図書館によって、貸出期限が過ぎてしまった本を返却。図書館までは途中下車して10分ほど歩くのですが、なるべく早足で歩いて体脂肪を燃やすべく頑張りました。

そんな感じの一日。明日も暑そうですが、頑張ります。

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わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡 (塩野七生ルネサンス著作集) わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡 (塩野七生ルネサンス著作集)
塩野 七生 (2001/10)
新潮社

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読み終わりました、「わが友マキアヴェッリ」。面白かったですね。

ロレンツォ・デ・メディチ以降トスカナ大公国成立までのフィレンツェの歴史と、それを取り巻くイタリア史、さらにはルネサンス中期の行方がよく分る本でした。塩野さんの冷静な筆致に唸りました。マキアヴェッリの書簡などにも全て目を通していらっしゃるようで、マキアヴェッリの人となりがよくわかります。天才ではありますが、俗物的なところもある二面的な人物といったところでしょうか。本当によく仕事のできる、良い意味での「官僚」でいらしたのだな、と思いました。それでいて文才もあるから、「君主論」や「政略論」も物にして、なおかつ戯曲も書いていると来れば本当にマルチな才能ですね。

今、辻邦生師の「春の戴冠」も並行して読んでいますが、「わが友マキアヴェッリ」は「春の戴冠」以降のフィレンツェを書いていると言っても差し支えないと思います。少し重なっているところもあるのですが、「マキアヴェッリ」の焦点は、マキアヴェッリが国際政治の舞台で活躍するロレンツォ・デ・メディチ以降のフィレンツェに焦点が合っていますから。

「わが友マキアヴェッリ」に描かれているのは、イタリアへの勢力拡大を目指すフランスのヴァロワ家と神聖ローマ帝国ないしはスペインのハプスブルグ家の両家が激突するイタリア戦争の舞台裏といってもいいでしょう。本を読んであらためてウィキペディアのイタリア戦争の項目を読むと興味深いです。あるいは、イタリア戦争について先に押さえておいてから読むともっと楽しめると思います。

というわけで、いったん読了しました。次に読む予定の本もやはりイタリア史関連です。

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String Quartets String Quartets
Claude Debussy、 他 (1989/09/26)
Polygram Records

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暑い日には涼やかな曲を。ラヴェルの弦楽四重奏曲です。

第一楽章では、ピチカートが水滴のしたたる音に聞こえたり、アルペジオが水面に浮かぶ波紋に思えたりします。第二楽章のピチカートのフレーズも軽やかですね。涼やかな渓流の風情が浮かんできます。涼しいですね。第三楽章は静謐な感じ。風通しの良い畳敷きの和室で寝ころんでいる風情ですね。風鈴がなったりして、みたいな。第四楽章は困りました。少々激しいのですよ。まあ、これは夏の夕方に訪れる雷鳴と驟雨と捉えることにいたしましょう。そうすると、雨が乾いた地面に叩きつけるときの甘い匂いが感じられませんか?第二旋律はすこしおとなしめですので、雨と共に吹き込む湿ってはいるけれど涼しい風が吹いてくる感じ。ああ、いいですね、この曲は。本当に避暑曲。というわけで、暑い日にはお勧めです。

−−−
今日は身体が溶けるような暑さでしたが、所用にて虎ノ門に行きましたが、さすがにいつもと比べて人通りが少ない気も致します。世はお盆休みですが、それももう最終日とのことで、交通機関は大変な混雑のようです。反対に通勤電車はガラガラなのですが、また明日から混みあう気配が。しかし、まだ学生さん達の夏休みは続きますからね。8月一杯はなんとかゆっくり通勤できそうです。

暑いですので、早く寝て、早起きして本を読んだりした方が良さそうです。

今日も読んで頂きありがとうございました。

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暑い日が続いております。
通勤電車は思ったよりも混んでおらず、ゆったりと会社に着きました。暑いですね。72年ぶりに日本の最高気温記録が塗り変わったといいますから、相当な暑さなのだと言うことですね。

物語イタリアの歴史―解体から統一まで (中公新書) 物語イタリアの歴史―解体から統一まで (中公新書)
藤沢 道郎 (1991/10)
中央公論社

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Italy

「物語 イタリアの歴史」を読んでいます。以下の10人のイタリア史の登場人物を中心にローマ帝国滅亡からイタリア統一までを物語風に取り上げています。もちろん、イタリア通史というわけではなく、10人の登場人物を通してイタリア史を見るわけですから、多少偏りがあったり、足りない部分もあるとは思うのですが、イタリア史の全体を把握するのには都合が良いと思います。
  1. 皇女ガラ・プラキディア
  2. 女伯マティルデ
  3. 聖者フランチェスコ
  4. 皇帝フェデリーコ
  5. 作家ボッカチオ
  6. 銀行家コジモ・デ・メディチ
  7. 彫刻家ミケランジェロ
  8. 国王ヴィットリオ・アメーデオ
  9. 司書カサノーヴァ
  10. 作曲家ヴェルディ
僕としては、塩野七生さんの「ルネサンスとは何であったのか?」で、ルネサンスの先駆者として取り上げられていた聖フランチェスコとフェデリーゴ(フリードリヒ二世)が登場人物であったと言うこともありましたので、ルネサンス前史としての15世紀までの歴史を把握できたのは良かったと思います。

一応、大学入試では世界史が一番得意だったのですが、大分頭からぬけていますし、高校の世界史ではやらなかった細かい話も当然たくさんありますから、また謙虚な気持で歴史の勉強をしないと行けないな、と思っているところです。

遅刻気味ですが、本日はこれまで。お読み頂きありがとうございました。

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Oyama

やっと週末になりました。今週は毎日暑くて少し消耗してしまった感があります。それから、この暑さと言うことで、お昼休みの森の散歩も出来ませんでした。そろそろ自然とふれあわなければならないと思います。ということで、またまた大山に登ろうと思っています。丁度良いことに、明日は小雨が降って気温が下がると言うではありませんか。これは神様が明日登山すべし、とおっしゃっているに違いないのです。山に登ればきっと気分も晴れて元気になって戻ってくることが出来るでしょう。というわけで、明日は4時には起きて始発で山へ向かいます。もちろん単独登山です。三度目の大山登山になりますので、改めて気を引き締めていきたいと思います。

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バッハ:無伴奏VNソナタ全集 バッハ:無伴奏VNソナタ全集
ズスケ(カール) (2000/04/26)
徳間ジャパンコミュニケーションズ

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今日はズスケさんのバッハを聴いています。心が安まりますね。後に書きますが、朝から登山に言っていたということもあり、少し疲れもありますが、こういうときに聴くヴァイオリンの音もすばらしいですし、バッハのソナタとパルティータもすばらしい。

バッハのソナタとパルティータを聴き始めたのはこの5,6年ではないでしょうか。最初に聴いたときには、ヴァイオリン一本でここまでよく表現できるな、と驚いた記憶があります。当時、清水靖晃さんというジャズ系のテナーサックスの方が、バッハのチェロソナタをテナーサックスで吹かれたCDがヒットしていましたので、その影響があったということもありますし、千住真理子さんのヴァイオリンソナタ&パルティータの全曲演奏会に行ったというのもきっかけの一つだったと記憶しています。千住さんの演奏はとても力強い者だったと記憶しています。それから、他の方のCDもいろいろ聴いておりましたが、グリュミオー盤の透徹とした美しさに心を打たれた思い出もあります。

今回はズスケさんですが、まずは音が良いな、というのがよく分りました。豊かな倍音を吹くんだふくよかな音。とても安定していて安心できます。テンポは早くもなく遅くもない。ゆったりと歌わせている感じ。手堅いです。ズスケさんはゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターもされた方で、N響の客員コンサートマスターでもいらした方です。ベルリン・シュターツカペレのコンサートマスターもされていたのですね。

このCD、先だって取り上げたルカ教会での録音なのですが、音量を最大にして聴いていると、外の通りを走っている車の音が微かに聞こえますね。それを言ったら、のだめのロケ地にもなった横浜のフィリアホールはもっとすごい。駅のそばに立っているので、ホールの仲間で電車の音が聞こえます。フィリアホール自体、音響はすばらしいと思っているので、その点がちょっと残念。もっとも、鬼気迫る演奏を聴いたら、電車の音など全く聞こえないのですけれど。
もう三度目になってしまいましたが、今日も元気に(?)大山登山に出かけてきました。7月に昇ったときと同じように始発電車に乗って行って参りました。辛かったですが、無事に登れてとても良かったです。

大山ぐらいの山でしたら、登山のプロにしてみればハイキングのような物だと思うのですが、僕のような音楽や読書が趣味の男にとっては修業に近い感覚があります。例によって6時半から昇り始めたのですが、5分もしないうちに息も絶え絶えな感じ。激しい呼吸と心臓の鼓動にさいなまれますが、デッドポイントを超えるまでは我慢です。15分ぐらい経つと少し落ち着いてくるのですが、今回は足首からふくらはぎにかけて痛みが走り始める。辛いです。何度か、今回はやめちゃえば? という悪魔の囁きが耳元に聞こえるのですが、内なる鬼軍曹がそれは許すまじ、と言っている。まあ、悪魔よりも鬼軍曹の方が強いので、精神的にも何とか持ちこたえた感じ。一つめの尾根を昇りきるとしばらく緩い坂が始まります。下社への分岐点へ到着。ここまでで50分ぐらいでしょうか。前回より10分ほど早いタイム。一瞬休憩やめてもう少し昇ろうかな、と思ったのですが、10メートルぐらい進んでやはり休まなきゃ、ということで休憩。



そこで投入したのがアミノバイタル。何でも食べておくとその後の疲れのとれが違うんだとか。前回も食べましたが、今回も。あとは水を300mlぐらい飲んでしまう。本当は少しずつ飲む方が良いのだそうですが、ついつい飲んでしまう。ちなみに、水を飲みすぎるとバテやすくなる、というのは迷信らしい。あの辛かった部活の練習は何だったんだろう。水飲ましてくれなかったよなあ…。そういえば、夏口の暑い時分に水飲まないで体育館でしごかれて、その夜から激しい下痢と高熱になってしまったことがあった。今から思えば完全に熱中症だったと思う。まあ昔は、「水を飲むとバテる」式のスパルタがまかり通っていたなあ、などと考えつつ、休憩は5分弱で切り上げ。

そこから先頂上までは約50分の道のり、疲れ切ってほとんど何も考えられなくなって、自分が痛みそのものに変化したのではないか、と思うぐらい。そのうち、痛みじゃなくて、今登っている急峻な山道、もう上り坂というより崖を登っているような、そんな山道と同化してしまったかのような錯覚を覚えてしまう。ああ、こういうのが、苦行の後に訪れる神の啓示とか禅の境地などのさわりなのかなあ、サヴォナローラも苦行をしていたと春の戴冠に書いてあったなあ、などと訳の分らないことを考え始める。たった二時間の登山でそんな境地に達するわけはないのですけれど。ともかく無心になって50分間登り続けました。小雨が降っていて、湿度は高く、涼しいにしても汗がダラダラと流れてくるので全身濡れずくめな感じ。それでも、登り続けて、やっと鳥居が見えてきて、ああ、今回も頂上に来られたんだ、と自分にも神仏にも感謝という感じ。頂上ではベンチに座って、水を飲み続けるだけ。

それで、次は下りだったのですが、以前のように膝の痛みがあまりないので、ぐんぐんスピードを出して下ることができました。荷物を少なくしたということもあったと思いますが、できれば筋肉がついたので痛くならなかったと思いたいですね。頂上を出たのが8時30分でしたが、9時には阿夫利神社下社に到着。お礼参りをして、間髪を入れずにまた下り始めました。前回は男坂を下ったのですが、階段が急だったので、降りるのはとても怖い。そこで今回は女坂を使用。すこし距離は長いのですが、男坂よりも心持ち緩やかな感じで、スピードを上げて降りることができました。バス停には9時42分に到着。おいおい、前回より一時間も早いじゃないか、という感じ。というわけで、午前中の内に帰宅することに成功しました。

今回は、前回、前々回に比べて格段に苦しかったです。原因はいろいろあると思うのですが、たとえば、夏の暑さにやられていて疲れ気味だった、とか、昼休みの散歩時間が短くなった、とか、序盤にとばしすぎた、とか、そう言った原因を考えています。

実は、どうしてこうも登山しなければならないのか、というのにはいくつか理由があります。一つめは、山に入った次の一週間は調子が良くなると言うことです。今週は月曜日からどうも調子がおかしかったので、調子を取り戻すために山に行きたかったという感じです。二つめは、今年は行けませんでしたが、来年富士山に登るという予定があるため。山登りの友人は、「来年は一番高低差があって長い距離を昇る登山道で登ろう!」などという突拍子もないことを言っていて、すこし危機感を抱いています。一年間で何とか体を鍛えて、来年の富士山に向けた準備を進めなければなりません。三つ目は、やはり減量と体力増強でしょうか。最初の頃は減量のモティべーションは富士登山に備えると言うことでしたが、最近では、減量をして体力を付けて、基礎体力を向上させたいという思いがあります。この15年間のインドアな生活で心身共に疲れ切ってますので、なんとか復活させたいわけです。何をやるにも、本を読むにも、音楽を聴くにも体力は必要ですからね。疲れ切った体でオペラを聴きに行っても良いことはないですから。

というわけで、今回の登山行は無事終了。次回は9月の連休に登れればいいな、と思っています。
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マグネティック マグネティック
ステップス・アヘッド (2007/07/25)
ワーナーミュージック・ジャパン

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出ました、あの幻のステップス・アヘッドのアルバム「マグネティック」。この15年間、CDショップには絶対置いていなかったですし、中古CDショップでも一度も見たことがなかった。それが再リリースです。ワーナーとタワレコの共同企画「フュージョンで行こう!」という企画で復活したのですね。これはすばらしい。30タイルも復刻ですよ! 先週、3ヶ月ぶりにタワーレコードに行ったのですが、これも即買いでした。それで、今日やっと時間ができましたので聴いているところです。最も電化が進んだステップス・アヘッドのアルバムといわれています。いいですねー、マイケル・ブレッカー! そしてマイク・マイニエリ! 期間限定の発売ですから、その向きにおかれましては、この機会に是非ご入手を。

一曲目「Train」は、ステップス・ア・ヘッドの東京ライブで見聴いていましたが、原曲はこんな感じだったんだ、と感動。マイケル・ブレッカーはEWIを駆使し、サックスにピッチベンダーかけているのか、あるいはオーバーミキシングで音を作っている。楽しそう。この音聴いて思ったのですが、おそらくは本田雅人(スクウェアでサックスを吹いておられた方)に影響与えてますね、間違いなく。ギターはハイラム・ブロックなんだー。いいですね。 二曲目「Beirut」は、東京ライブでは一曲目に収録されていましたね。マイケルのEWIソロ、いいですね。ソロのII/V進行が気持ちいいです。この曲の最後のキメは本当に難しそう。しかし、こういうキメの練習を大学三年から社会人二年目ぐらいまでひたすらやっていたなあ。インドアな生活だったなあ〜。四曲目は、EWIを使った「In a Sentimental Mood」です。マイケル・ブレッカー、歌い上げてます。

全体の印象。電化が進んでいるということは、1986年当時のテクノロジーに大きく依存しているということ。現在のシンセサイザーのレベルとは全く違うから、音作りも現在とは違う。厳しい人は「時代遅れ」と言うかも知れません。私はそう受け取らず、当時先進だったんだろなあ、と思いながら聴くのと、サックスのソロもEWIのソロもすばらしいマイケル・ブレッカーのプレイに拍手をおくるだけ、なのですが。

そういえば、このアルバムの曲の多くを映像で見ることができる、東京ライブの映像を、サークルの合宿の時にみんなで見ようと思ったら、シンセが時代遅れだと皆に指摘されてへこんだ記憶がありますね……。
Live in Tokyo 1986 Live in Tokyo 1986
Steps Ahead (1994/02/04)
Nagel-Heyer

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しかし、この「マグネティック」がなければ、マイケル・ブレッカーの初ソロアルバム「マイケル・ブレッカー」もなかったと思うのですよ。あのOriginal Rayという名曲は決して生まれなかったでしょう。
Michael Brecker Michael Brecker
Michael Brecker (1996/09/24)
Impulse!
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今日は、さすがに疲れていたらしく8時頃まで眠ってしまいました。朝食をとってからいつものカフェで仕事。12時過ぎに帰宅して、また仕事のようなこと。夕方までノートPCに向かい合って仕事をしていた感じです。今日も暑い日でしたが、先週の後半のような暑さではない気がしています。蝉の声も変わってきた感じがあります。夕方になるてそよぎ始めた風もどこか涼しい感じ。今年始めて秋の気配を感じた気がしています。明日からまた仕事ですね。通勤電車も少しずつ人が増えてくると思います。暑いですがまた一週間頑張ろうと思います。

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突然、体中が痛くなる。
ああ、なんだ。筋肉痛でした。登山の筋肉痛が出てきてしまいました。一日中歩くと脚が痛い。困りました。

そんな中で聴いたのはレヴァインの振るジークフリート牧歌。ジークフリートとブリュンヒルデの邂逅シーンを思いながら、あるいは、ワーグナーが家族にプレゼントした曲であるということを思いながら聴いていました。あの激しい革命家的ワーグナーがこんなに美しい曲を書けるだなんて、という感じ。愛や家庭というものも人間にとっては大事なのです。


登山の反動か、仕事上のトラブルに巻き込まれているのが原因なのかよく分りませんが、どうも調子が悪いですね。こういうときこそ音楽があるわけです。アバドの振る「フィガロの結婚」を久しぶりに聴いてみたのですが、モーツァルトの旋律や和音を聞くだけで、こんなに心が安まるのか、と不思議でなりませんでした。

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西洋古代・中世哲学史 (平凡社ライブラリー) 西洋古代・中世哲学史 (平凡社ライブラリー)
クラウス リーゼンフーバー (2000/08)
平凡社

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うーん、なぜだかよく分りませんが、リーゼンフーバー師の「西洋古代中世哲学史」を手に取ってしまいました。実は、この本、大学一年生の時の教科書だったので、試験前とかかなり読み込んだ記憶がありますが、改めて読んでみると全く覚えていない。悲しいぐらいに。

それでも、昔授業でやったトマス・アクィナスの哲学大系、意外とおもしろかったなあ、と思って、トマス・アクィナスの項目をおもむろに開いて読んでみました。

内容はさっぱり覚えていないか、当時から理解できていなかったのか、のどちらか。ともかく、トマスの認識論から存在論にかけての項を読んでみます。前提知識として、プラトンとかアリストテレスの哲学大系を知っておかないと行けないわけですが、そうした知識も今は全くなくなってしまったので、何度か読んで議論についていくのがやっと。なんだか懐かしくて若返った気分。こういうのは継続が大事だから、毎日少しは哲学の本を読むことにしよう、と強く決意したのでした。



それにしても、どうしてこうも人間界は複雑で悪意に満ちた世界なのでしょうか。もちろん、善意に満ちた領域もあるのですがその領域は日に日に小さくなっている気がする。もっとも、善意に満ちたと思える領域も、裏では泥沼化した権力闘争が繰り広げられていますし。

競争経済が悪いとは言いませんが、何事もバランスが大事で、拝金主義になってもいけないし、とはいても家計を維持しないと生きられない。どこに出口があるのでしょうか?

久々に哲学の本を読んで、そこに繰り広げられる真善美や理想世界や存在者を求めようとする意志を感じ取るにつけて、哲学と現実との乖離を改めて感じて、独りで哀しむのでした。

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Richard Strauss

シュトラウス・ヒロインシュトラウス・ヒロイン
(2006/05/24)
フレミング(ルネ)、グラハム(スーザン) 他

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フレミング/シュトラウス・ヒロイン というアルバムを聴いています。フレミングさんが歌うシュトラウスの初体験は、BSで放映された「カプリッチョ」ですが、歌も演技も最高でした。それで、フレミングさんに目覚めたわけです。このCDには、「ばらの騎士」、「アラベラ」、「カプリッチョ」の聴き所が収められています。

とりあえず、大好きな「カプリッチョ」を聴いてみました。指揮はエッシェンバッハさんなのですが、いつも聴いているベーム盤やサヴァリッシュ盤より相当遅いテンポ。月光の音楽はたっぷりと、水がゆったりと溢れていくような感じです。月光の音楽以降を聴いただけで、もうお腹一杯ですね。ばらの騎士の終幕のところもいいですね。フレミングさんの声は、芯のしっかりした力強い声です。
今日は暑かったですが、お昼休みに森の散歩を愉しみました。さすがに暑いので、いつもの半分程度で切り上げましたが。

それにしてもセミの鳴き声がだんだん秋日が付いてきた気がします。ミンミンゼミやツクツクボウシの声が聞こえ始めると、もう夏は終わりと言った風情。気温は暑いですが、大気は既に秋を内包している。その気配が見え始めると、途端に落ち込むことが多いのです。うら寂しい秋が訪れるわけですからね。15年ほど前は秋ほど好きな季節はなかったのですが、ある時から、秋が苦手になった気分。涼しくなるのは良いのですが、日も短くなるし、葉が色づき、散り始めるのをみると、本当に哀しくなりますね。今年の秋を無事に乗り切ることが出来るでしょうか??

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Richard Strauss

Richard Strauss: Four Last Songs; Brentano-Lieder; OrchesterliederRichard Strauss: Four Last Songs; Brentano-Lieder; Orchesterlieder
(1994/09/06)
Richard Strauss、 他

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今日は、ルチア・ポップさんの最後の四つの歌を聴いています。ポップさん、本当に美しい声です。高く鋭く孤高な美しさ。アンナプルナ、っていう山のことをなぜか思い出しました。鋭角な峰は誰をも寄せ付けない孤高の美しさに漲っているわけですが、そんな山を麓から眺めている気分。手に届くこと決してない美的形象。本当に何もかも捨てても良いぐらいに美しい。
ポップさんといえば、僕の中ではサヴァリッシュ盤の「インテルメッツォ」で華麗に、陽気に歌っている方だったのですが、最後の四つの歌を聴いて印象が少し変わりました。華麗で陽気なだけではなく、静謐で深みのある歌い手さんでもあるのでした。

ようやくと気分も晴れ始めました。今朝の驟雨は凄い勢いでしたが、お昼にはすっかりやんで、太陽の光が地面に照りつけている。そんな中いつもの森に入ったのですが、降雨後ということもあって、本当に涼やか。セミがあたりを激しく飛び交う中(本当に激しいんですよ。何度となくぶつかりそうになりましたから)、30分弱ぐらい歩くことが出来ました。

昼休みは、今週から日課になった、哲学史の本を読んで、大学時代の記憶を少しずつ取り戻す試みに。今日はプラトンを読んで、アリストテレスに入ったところ。トマス・アクィナスの存在論で躓いたので、古代に戻ったのです。アリストテレスの認識論とトマスの認識論の相似に少しびっくり。

明日はまた暑くなるようですね。残暑厳しい折、と言う感じです。

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シュトラウス・ヒロインシュトラウス・ヒロイン
(2006/05/24)
フレミング(ルネ)、グラハム(スーザン) 他

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それで、結局今日もこのCDを聴いてしまいました。「ばらの騎士」と「アラベラ」の部分。フレミングさんの声は、威厳に満ちていて、それでいて暖かみのある声だと思います。「ばらの騎士」のマルシャリンの役ははまり役ですね。第三幕の終幕の三重唱のところ、良いですね。元気が出てきます。

それにしても、三重唱を聴くと、今年聴いた新国立劇場の「ばらの騎士」の感動がよみがえってきます。ジャコミーニさんの「蝶々夫人」も感涙でしたが、「ばらの騎士」も感涙だったなあ。

それで、気づいたら、来週の日曜日、チューリッヒ歌劇場日本公演の「ばらの騎士」を観に行くことになっているのでした。どんな感動が待っているのだろう。明日ぐらいから予習を始めましょう。




7時ぐらいに起床でしょうか。所用をすませるために、都心にでて、帰ってきたのが19時半ぐらい。仕事もやったので少々疲れましたが、気分転換をしてなんとかよくなりました。今日の東京はとても涼しかったですね。もう夏も終わりという感じ。暑いのは苦手なのですが、それでも少し寂しさを感じます。

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Richard Strauss

R.シュトラウス:ばらの騎士R.シュトラウス:ばらの騎士
(1997/04/09)
トモワ=シントウ(アンナ)、ウィーン国立歌劇場合唱団 他

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いよいよ、今週末の日曜日、チューリヒ歌劇場のばらの騎士を観に行きます。指揮はウェルザー=メストさん。場所はオーチャードホール、14時開演です。

公式サイトはこちら

ですので、今日からばらの騎士をよく聴き込んで、体調を整えて、当日に備えたいと思います。

ついでと言っては何ですが、9月2日から文化村で「ヴェネツィア絵画のきらめき」が開催されます。こちらも合わせて観に行くことにしました。カナレットやティツィアーノやヴェロネーゼが見られるというのですから、行かないわけにはいきません。ルネサンス中盤から後期にかけてのヴェネツィアの爛熟した文化の薫香にあたることができそうです。

公式サイトはこちら

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今日になって、少し涼やかになってきました。8月も終わりですが、すっかり夏の風情です。蝉の鳴き声も明らかに変わってきたし、日が落ちるのも早い。そして帳の降りた後は虫の声が響いている。秋ですね。アンニュイな秋。清冽ですが、憂鬱な秋。 でも、今週末はいよいよ「ばらの騎士」ですからね。指揮のウェルザー=メストさんは、2010年から小澤征爾さんのあとをついでウィーンの音楽監督に。昔読んだ雑誌の記事では、ウェルザー=メストさんが始めてウィーンで振ったとき、あまりの緊張に熱を出してしまったのだ、というエピソードがあったのを記憶しています。僕はウェルザー=メストさんの指揮を聞いたことがないので、どのような指揮をされる方なのかとても楽しみです。 最近は、少々音楽を聴く時間がない感じ。それでも、ばらの騎士を聞くと本当に落ち着きますね。辛いときには、あの新国立劇場で感じた感動を思い出すようにしています。今回はどうでしょうか?
iPodの新型が登場するようですね。こちらの記事などでしきりに示唆されています。容量120GBにならないかなあ。そうすれば即予約しようと思っています。もう15GBでは限界ですよ。マーラー全集に、プッチーニのほとんどのオペラ、シュトラウスのオペラと管弦楽、その他バロックから現代までのクラシック、マイケル・ブレッカー参加のアルバム群、これぐらいしかはいらないです。120GBなら全部入れられそう。もうプレイリストを作ってiPodに転送するのに疲れたので……。

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Strauss 今日もばらの騎士の予習。通勤時間はカラヤン盤を、夕食時にはクライバーのDVDを見ました。クライバーのDVDでは、オックス男爵をクルト・モルさんが歌っておられるのですが、声も良いですし、演技も巧いですし言うことがないですね。昔雑誌で読んだところに寄れば、モルさんがケルン出身と言うことで、オーストリアなまりを巧く表現できないことが玉に瑕だ、みたいな意見があったそうなのです。そこまで聞き分けられないのは残念です。今日は第一幕の途中までしか見ることが出来ませんでしたが、明日も時間があれば続きを見たいと思います。先日の新国立劇場の「ばらの騎士」があまりにも素晴らしかったので、逆にチューリッヒの舞台を見るのが怖い気もしてきています。良いレポートが書けるように、頑張ってみてきます。

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辻邦生さん著作について

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公開記事数

2012 年 2 月 7 日
の公開記事数
1238本

更新率


2007年8月更新率
更新率は93%

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