2009年1月アーカイブ

旧年中は大変お世話になりました

本年も引き続きよろしくお願いいたします

 

2009年元旦

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新年も二日目。今日もいろいろ忙しい一日でした。夜になってやっとブログが書けるようになりました。

ともかく、今年も目標を。

  • とあるプロジェクト(A)を完遂する。 →ちょっと秘密です。この歳になって恥ずかしいので。
  • とあるプロジェクト(B)を完遂する。 →これも秘密です。こちらもこの歳になって恥ずかしいので。
  • 本は百冊読む →昨年に引き続き。文学系や音楽系にくわえて、実学系も読みます。
  • 辻邦生師の本を毎月1冊は読む →小説はフーシェ革命暦を読んでほぼ完読。あとは評論や論文をよむばかりです。
  • ブログ更新を毎日する →なんとかリズムを崩さないようにしたいです。
  • オペラ・コンサートに月に一度は出かける →これは自動的に完遂できそう。1月はもう三回も行く予定がありますし。
  • 新しい音源を月に週に一つは聴いてきちんと感想を書く →CDに加えて、DVDやウェブラジオ、iTuneなど
  • 痩せる →体脂肪率を20%未満にする。来年のメタボ判定までに何とかしないと。
  • 健康管理 →風邪をひかないようにがんばります。

なんてことを考えながら、またヴォツェックを聴きまくる。特に第三幕以降を二回も聴いてしまいました。マリーを殺す場面の切迫感とその後のH音のトゥッティが強烈。夢に出てきますよ、これは。

他にも、モーツァルト、べートーヴェンも聴きましたが、BGM的に聴いてしまったので、次の機会に。あ、それからショスタコーヴィチの「ムツェンスク郡のマクベス夫人」をさわりだけ聴きました。今年新国立劇場で上演予定ですので、予習をしなければ。

明日の夜は、なぜかフュージョンバンドの練習でサックスを吹きます。後輩の結婚式二次会で、10年前にやっていたバンドを復活させるのです。やる曲は、T-SQUARE。とほほ。でもフラジオ音域ばかりで難しいのですよ。おそらくアンブシェアを保つだけの筋肉がないので、厳しい練習になりそう。でも、この曲やろうゼ、と言ったのは僕なのですよね……。がんばります……。

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ウェブラジオにて、エマニュエル・クリヴィヌ指揮のリヨン歌劇場公演、ヨハン・シュトラウス二世の喜歌劇「こうもり」を聴きました。

クリヴィヌ氏は、1947年グルノープル生まれ。ご両親はロシア人とポーランド人とのこと。おかかさんのブログで取り上げておられたのもあって、聴くことにした次第。いつも大変感謝しています。

ちなみに、2月には新国立劇場で「こうもり」をみる予定で、予習用にクライバー盤を聴いていましたが、こちらも予習用にもってこいです。

序曲からテンポも音量もかなり動かすアグレッシブな指揮で、聴いていてとても楽しい。つまりある種の驚愕を得られる興味深さです。ウィーン的グルーヴ感がよく出た演奏だと思います。たまにオケが追随できないこともありますが、それは愛嬌でしょう。クライバー盤ではカウンタ・テナーが歌っているオルロフスキー役ですが、この音源では女性が歌っておられます。こっちの方がしっくりくるなあ、という感じです。

オペレッタの楽しい雰囲気は伝わってきて、途中ではアルフレード(と思われる)が、バーンスタインの「トゥナイト」を歌って会場が沸く場面もあって楽しいです。ボエーム、椿姫のアリアやら「オ・ソレ・ミオ」を引用してみたりしておもしろいです。そのほかでも会場が沸いているのですが。フランス語だったりしてわからない。ああ、語学をがんばらねば。 しかし「こうもり」は実際に見に行った方が良いパフォーマンスだと思います。これからDVDを見ようかな。

ちなみに音源は2008年12月19日に録音されたものですが、Operabaseによると、同じキャストで大晦日、元旦にも公演があった模様。ヨーロッパの年末年始は「こうもり」ですね。

  • 指揮者==エマニュエル・クリヴィヌ
  • 管弦楽==リヨン(国立)歌劇場管弦楽団
  • アイゼンシュタイン==テノール==ディートリヒ・ヘンシェル
  • ロザリンデ==ソプラノ==ニコラ・ベラー=カルボーネ
  • アデーレ==ソプラノ==オルガ・ペレチャツコ
  • オルロフスキー公爵==メゾ・ソプラノ==ステファニー・ハウツィール
  • アルフレード==テノール==ベルンハルト・ベルクトルト

登場人物が複雑なので、相関図を作ってみました。ちょっとネタバレもあるかも……。あらすじはウィキペディアを参考にしました。登場人物が多いので、実演に接するか、対訳を見ないときちんと聞けない感覚。がんばりましょう。

 

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遅まきながら、2008年の私的クラシックニュースをまとめることにしました。本当でしたら2008年中に書いておけばよかったのですが。ともかく、まとめて位置づけることが大事かなあ、と思いましてエントリします。

☆ツィンマーマン「軍人たち」

2008年最大の衝撃は新国立劇場でみたツィンマーマンの「軍人たちSoldaten」。もう語ることができないほどの圧倒的な舞台でした。以下のエントリに書き尽くしたでしょうか。おそらくこれから新たに見られる可能性は低そう。あの印象だけはいつまでも大事にしたいです。 

☆ベルク集中漬け

2008年の後半はベルク漬けといってもよいでしょう。ヴォツェック、ルル、ヴァイオリン協奏曲、叙情組曲などを聴き倒していました。 特に印象的な盤は

  • アバド:ルル組曲
  • ムター:ヴァイオリン協奏曲
  • ABQ:叙情組曲
  • アバド歌劇「ヴォツェック」
  • アンドリュース、シェーファー:歌劇「ルル」(DVD)

といったところでしょうか。ベルクの本もいろいろ読みました。謎は深まるばかりです。

☆ニーベルングの指環に開眼

第二四半期は指環ばかり聴いていました。グンドゥラ・ヤノヴィッツさんのジークリンデに感動しつつ、サヴァリッシュ盤の指環をDVD観了しました。ショルティ盤、カラヤン盤、レヴァイン盤、サヴァリッシュ盤(DVD)などを縦横に聴きましたが、やはり今のところはカラヤン盤がもっともしっくりくる演奏だと思いました。傷が少ないうえにカラヤン流の美学で磨き抜かれている印象です。「ヴァルキューレ」のヤノヴィッツさんを起用しているところがもっとも大きな理由だったりするのですが。今年は2月に「ラインの黄金」、3月に「ヴァルキューレ」を観に行く予定です。また指環につかりますか。

☆私的ウェブラジオ元年

2008年末に、ウェブラジオを聴き始めました。最初に聴いた、ロイヤル・アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のクリスマスマチネで、エリーナ・ガランチャさんの歌に5年ぶりに再会して大きな感動を覚えました。ウェブラジオでのクラシックについてはこれからも折に触れて書いていきたいと思います。

☆新国立劇場/プッチーニ「トゥーランドット」

新国立劇場のトゥーランドットは、演出のヘニング・ブロックハウス氏の周到に考え抜かれた舞台に裏打ちされた見事な演目だったと思います。この公演に関して言えば、オペラトークにも出かけまして、ブロックハウス氏の生の声で演出の狙いなどを聴くことができて本当に刺激的な体験をしました。

☆ヴェルディ「アイーダ」

年はローマに旅行に行きました。金融恐慌の前で、ユーロがとても高い時期。ローマ紀行を書いていますがなかなか進みませんね。ローマでは体力的に厳しいなかでなんとかカラカラ浴場跡で催された野外オペラ「アイーダ」を聴きました。ヴェルディのオペラには苦手意識があり、今でもぬぐいきれないのですが、「アイーダ」はもっとも人気のある演目の一つであることもあり、だいぶ理解が進んだ思います。

☆魅力的な歌手との出会い

オペラ好きですが、まだ数年しか聴いていない状態でして、いろいろと勉強をしなければならない感じ。そんな中で昨年は以下の歌い手の方から感銘を受けました。

  • グンドゥラ・ヤノヴィッツ
    カラヤンの「ヴァルキューレ」でジークリンデを歌っているのに感嘆。クライバー盤「真段の射手」や、ベーム盤「ナクソス島のアリアドネ」、エッシェンバッハ盤「ばらの騎士」、そしてベーム盤「カプリッチョ」で感銘を受けました。また今年もいい盤に巡り会いたいです。
  • アグネス・バルツァ
    カラヤン盤「ドン・ジョヴァンニ」でドンナ・エルヴィーラを歌っているのを聴いてクラリときました。透徹、清冽な歌声。今までも聴いたことがあったはずなのですが、ここまでとは思いませんでした。
  • ニーナ・シュティンメ
    シュティンメさんの実演には、2007年のチューリヒ歌劇場のばらの騎士で接しているはずでしたが、シュティンメさんのCDで感激を新たにしました。この方は、マルシャリンというより、サロメやブリュンヒルデが似合う方なのではないかと思います。ドミンゴとの「トリスタンとイゾルデ」も聴きましたが、イゾルデもなかなかよかったです。ルルとか「ヴォツェック」のマリーを聴いてみたいです。
  • エリーナ・ガランチャ
    2008年の最後にこの方との再会があろうとは思いもよりませんでした。我田引水的かもしれませんが、2003年の新国立劇場「ホフマン物語」で、ニクラウス/ミューズ役で出演されたときから注目していたのですよ。深く味わい深い豊かな歌声は変わらず。すばらしい方です。是非オクタヴィアンを聴いてみたいです。

2008年も実りの多い一年でした。今年は、「ニーベルングの指環」の実演に触れられますし、「ヴォツェック」の実演にも行けそうな予感。昨年よりは実演に触れる機会を増やしていきたいと思っていますが、どうでしょうか。またウェブラジオの魅力にも開眼しましたので、これからいろいろ聴いていくことができると思います。

クラシックを取り巻く環境もやはり厳しくなっていますし、経済情勢は多かれ少なかれ全市民に影響してくるはずです。とはいえ今年もめげずに果敢に聴いていきたいです。

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NHKの2月のBSクラシックナビゲーションが見られるようになりました。

私の注目は、2月9日未明(8日深夜)に放映されるカラヤン指揮「カルメン」。主なキャストは以下の通り。1967年のユニテル制作です。ヴィッカーズさんのホセ、見てみたいですね。

 

  • カルメン (ロマの女) グレース・バンブリー
  • ドン・ホセ (竜騎兵の伍長) ジョン・ヴィッカーズ
  • ミカエラ (ホセのいいなずけ) ミレッラ・フレーニ
  • エスカミーリョ (闘牛士) フスティーノ・ディアス
  • 管弦楽:ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

あとは、未定となっている2月16日(15日深夜)枠がどうなるか、だと思います。

 

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Puccini

今日から仕事始めです。 また日常が戻ってきました。平日は以前にまして時間を取るのが難しいので、寸暇を惜しんで目的に向けて進んでいきたいものです。

1月3日に、7ヶ月ぶりにアルトサックスを吹いたのですが、さんざんでした。調子に乗ってしょっぱなにフラジオ音域で吹きまくっていたら、アンブシェア(口の形とでもいうのでしょうか)が保てなくなって、ロングトーンがふけなくなりました。フラジオ音域なんて夢のまた夢な状態。1オクターブ下で吹くことにしました。無念。それでも無理ならEWI(ウィンド・シンセ)投入か? って、ここに書いたらバレルやないか……orz。ともかく、あと二日練習出来るかどうか、というところ。これはピンチです。良く見る夢があるのですが、それはオペラの舞台に立っていて、これからドイツ語を歌わないといけないのに、困ってしまう、という悪夢なのです。それと同じ感覚。ともかく全力を尽くしましょう。

今日は、メトロポリタン歌劇場にて1月3日マチネで演奏された「ボエーム」を聴いております。

ミミのマイヤ・コバレフスカヤMaija Kovalevska さんは、1979年ラトヴィア生まれとのこと。低い音の声質が変わってしまって少し残念ですが、柔らかい感じの声です。ヘッドフォンで聴いているときは、ちょっとビブラートがかかりすぎで、音がつぶれているような感じだったのですが、自宅でスピーカから聴いてみると印象が全く違います。むしろ感動させ覚えてしまう。すばらしい「私はミミ」です。よくつやが出ていますし、ビブラートも自然な感じで聞こえてくるのが不思議です。 さらに、ゼンハイザーのHD600という少々高いヘッドフォンで聴いてみてもやはり高音域がよく伸びて聞こえてきます。ちょっとこれはショック。たしかにいつも使っているBOSEのクワイエットコンフォート2は低音域が強調されている感じがありましたので。

ロドルフォのラモン・ヴァルガスRamón Vargasさんは、輝く音というよりいぶした深い倍音を持った声。高音域が得意というタイプではないです。むしろ高い音が少し苦しそうに聞こえてしまっているように思えました。こちらも自宅で聞き直してみると、印象は少し変わりましたが、苦しそうなのはやはり苦しそう。体調の問題などありますし、ライヴ音源なので許容範囲かもしれません。

ムゼッタのスザンナ・フィリップスSusanna Phillips さんは、第二幕のワルツで、婀娜っぽさだしながらうまく歌っておられます。マルチェッロのマリウス・キーチェンMariusz Kwiecienさんが素敵です。つややかで黒光りする声。落ち着きを払った威厳のある声。フンディングとかヴォータンを聴いてみたいですね。実際にはドン・ジョヴァンニを歌ったりしておられるようですので、ちょっと方向性はちがうでしょうか。

指揮のフレデリック・シャスランFrédéric Chaslinさん は伸縮自在なテンポでうまく旋律を歌わせようとしています。有名な聴かせどころではかなり減速して歌手にのびのびと歌わせていますね。とおもったら、幕入りでは煌めくように駆けるところもあって驚かされます。

再生装置の重要性に気づかされてしまったボエームでした。うーん、痛い。いまからオーディオに投資するのも難しいですし、音楽と言えばiPodで外出中にしか聴けませんし。困りましたね。

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Aria Cantilena
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Deutsche Grammophon (2007-02-13)
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おかかさんがまとめてくださっているこちらのウェブ。なんだか本当に申し訳ないです。きっと作るのが大変なんだろうなあ、と思いながら、参考にさせてもらっています。 私にもなにか貢献できることがないだろうか、などと思ったり。ACCESS、EXCEL、VBA、Perlなどを使って省力できないかなど考えてみたりして……。一番いいのは、放送局のウェブサイトを巡回して自動的にサマリーするようなスキームができるといいのですが、時間がかかりそうですし、著作権の問題などもありそう。

今晩はクリスティーナ・シェーファーが登場します。楽しみです。どうやらバロックの演奏会のようです。

さて、エリーナ・ガランチャさんのCDを今更ながら発見して買い注文を出しました。私が初めてガランチャさんを聴いた2003年からもう5年以上たっていますね。グラモフォンに籍があって、ネトレプコとの共演も多数。両雄並び立つという感じでしょうか。ガランチャさんは、今週末にも二つのラジオ局に登場します。こちらも楽しみです。

11日~12日にかけては垂涎もの番組が多数あるのですが、それについてはまた、ということで。

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Goetz: Der Widerspenstigen Zähmung

Gala (2004-04-27)
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ヘルマン・ゲッツのオペラ「じゃじゃ馬ならし」を予習中です。

ゲッツは36歳でなくなってしまった作曲家ですが、年代的にはブラームスと近いです。以前にも触れましたが、弦楽五重奏をとある演奏会で聴いてから気になる作曲家になりました。ドイツオペラ的には、ウェーバーとワーグナーの間に位置するとでも言いましょうか。

ゲッツの音楽は、抒情的で優しさに溢れた曲調です。「じゃじゃ馬ならし」というシェークスピアの喜劇を題材にしているということもあって、深刻さのようなものはあまりなく、伸びやかなドイツ的牧歌的抒情性を感じます。指揮者はカイルベルト。いい雰囲気です。

結構気になるいいフレーズがあるのですよ。 たとえば、

MIDIファイルです。聴いてみてください。→widerspenstign.mid

いかがですか? 何か自信に満ち溢れた若々しい旋律。この旋律を聴けただけでもううれしくなってしまいます。東京オペラプロデュースによる公演はは1月17日です。なにごともなく行くことができればいいのですけれど。

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ああ、逃してしまった。初回のベルリンフィルデジタルコンサートホールライブ。これだから詰めが甘いっていわれるんだよ、って、初回は1月6日20時から。日本時間の1月7日午前4時。平日の朝4時からはキツイ。なんせ、6時には家出発して通勤開始なので……。

しかし、1月の以降の公演は体に優しい週末。これなら見られそうです。17日は試聴は決定。がんばって早起きしよう。ちなみにお値段は9.9ユーロ。1300円ぐらいでしょうか。ユーロが安くなってうれしい。

1月11日16時(日本時間1月12日0時) メータ(cond)、ペライア(p)

  • エリオット・カーター「スリー・イリュージョン」
  • べートーヴェンピアノ協奏曲第四番
  • R・シュトラウス「家庭交響曲」

1月17日20時(日本時間1月18日4時) ハイティンク(cond)

  • マーラー 交響曲第七番

1月24日20時(日本時間1月25日4時) サカリ・オラモ(cond)、ファウスト(vn)

  • ツィンマーマン「Photoptosis」
  • シューマン ヴァイオリン協奏曲ニ短調
  • シューマン 交響曲第二番ハ長調

楽しみです。

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昨夜は1時前にホテルに戻って、そのまま眠りほうけてしまう。疲れているので当然。なので少々寝坊気味。今日は日曜日ということもあって、疲れていたとはいえ美術館へ出かけることに。というのも、美術館は月曜日が休館になることが多いので。

ホテルを9時ごろ出発。バルベリーニ宮へ。この美術館の門は、あの映画「ローマの休日」で、ヘプバーン「王女」の大使館の門として撮影に使われたもの。確かに面影はそのまま。ミーハーなので、とりあえず証拠写真を撮っておく。

館内は人も少なくのんびりと鑑賞できた。レーニとカラバッジョが印象的。ベルニーニの彫刻があまたと展示されている。ほとんどが胸像なのだが、その精緻なリアリティに驚かされる。ラファエロもあるのだが、この絵の背景が木々の枝葉であることにはじめて気がつく。鬱蒼たる叢林がわき上がっているとは。印刷ではきちんと判別できていなかったのだ。やはり絵に関しても実物に接してみなければ本当のところはわからない。

これは昨年ボッティチェルリを見たときに感じたことと同じ。一生に一度は本物に触れないとだめだなあ。それも若いうちに。若いときのほうが受ける衝撃は大きいはず。とはいえ、まだあきらめんぞ、と。

美術館の外を出ると、夏の盛りで、青い空には雲ひとつなく、バルベリーニ宮が輝いている。疲れてはいたが園庭を見て、日本人と白人のカップルと写真を撮りあって、という感じ。時のたつのが緩慢で、なんだか夢の中に入り込んだかのよう。

バルベリーニ家は教皇ウルバヌス8世を出した名家。紋章に蜂が用いられているので、美術館の入り口の扉には蜂の彫刻があしらわれている。

なんだか、宮崎アニメの一風景のような気がする。

 

 

 

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1/10夜から1/12にかけては、興味深い放送が数々あります。いつも参考にさせていただいているおかかさんのサイトより。

個人的に非常に興味を持った番組を。とりあえず聴けるように努力するつもりです。 時間はすべて日本時間です。

まずは、ちょっと横道ですが、1/10 4:05からWDR3でデイヴィッド・サンボーンが。最近はジャズを聴くことも少なくなりましたが、最新のサンボーンサウンドを聴けるかも。

続いて、1/10 20:05からNRKにてラフマニノフ「晩祷」。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%A9%E7%A5%B7 これ一度は聴いてみないと。

同じく1/10 22:15からNetherland Radioにてウェーベルンのパッサカリア、ベルクのヴァイオリン協奏曲、DSCHの第10交響曲が。ハンス・グラーフ指揮オランダ放送フィルにて。ヴァイオリンはベンヤミン・シュミット。どんな感じだろうか。聴いてみましょう。

1/10 23:00からSveriges Radio P2にてエリーナ・ガランチャがアバド指揮ルツェルン祝祭管と競演した模様が放送されます。

日が変わって、1/11 2:00からストックホルム王立歌劇場「ワルキューレ」の生中継。指揮はセーゲルスタム氏。

そして真打。1/11 3:00からメトロポリタン歌劇場のプッチーニ「つばめ」の生中継。ゲオルギューとアラーニャが(ドタャンしなければ)登場します。これは多くの放送局で生中継をします。BBC, France Musique, Netherland Radio4, ORF o1, NDR Kultur, Bayern 4, NRK Klassik, Bartok Radio, Polskie Radioです。前回「ボエーム」を録音したときに思ったのですが、幕間のおしゃべりが面白そうなので、(まだわかる)英語をしゃべってくれそうなBBCで録音してみようかな、と思います。(前回はノルウェー語で、なんとなくドイツ語に似ているなあ、と思っただけでした)。

1/11 10:05からABC Classic FMにてエリーナ・ガランチャとアバド、ルツェルン祝祭管弦楽団の放送が再び。

1/11 22:30からはFrance Musiqueにてシャンゼリゼ劇場のヘンデル「トロメオ」が。ヘンデルイヤーですので、今年はヘンデルにも力を入れましょうか。

1/12 4:02からは、Musiq3にてウィーン国立歌劇場の「ローエングリン」が。2007年に新国立劇場ですばらしいマルシャリンを聴かせてくれたカミラ・ニールンドさんの登場ですよ!

1/12 4:03からは、SWR2にて、ベルリン国立歌劇場のペーター・ルジツカ「ヘルダーリン ある探求」の初演の模様が放送されます。これは興味津々なり。ルジツカは1948年生まれのドイツ人作曲家。ヘンツェの門下生で、作曲家としてだけではなく指揮者としても活躍中。日本にもいらしたことがあるようです。

ヤバイです。これは。無事に録音&鑑賞できるかなぁ?楽しみ。

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Closer
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David Sanborn
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おすすめ度の平均: 4.5
5 ふくよかな味
4 引き続き
5 ぐっと落ち着いて。。
5 Poinciana
3 前作と同じ

WDR3で放送されたデヴィッド・サンボーンのライヴを聴きました。

いまさらですが、サンボーンすげえー。

Tin Tin Deoのソロがすごい。アルバムで聴くよりライヴならではの熱気が伝わってきます。マウスピースのデュコフ(だと思う)サウンドが炸裂。フラジオ音域の咆哮たるや神業に近い。そうか、サンボーンは、こんなにフラジオなひとだったんだ、みたいな。

それにしても、アルトサックスでここまで表現してくれるのはサンボーンならではだなあ。フレージングだけならともかく、サウンド(音色)でここまで魅せてくれるのはサンボーンぐらいしか思いつかない(といってもこの数年間はジャズ聴いてないので今どうなっているのか知らないのですがorz)。 フレージングはなんとでもなりそうなもの。バークレーメソッドでフレージングの研究すればいい。時間と忍耐があればなんとかなるはず(まあセンスもあるけど)。 しかし、サウンド(音色)となると、本当にセンス勝負ですからね。理論も何もないから。吹き方とマウスピースと楽器とネックとリードとリガチャの無限の組み合わせのなかから選んで行くとなると、時間と忍耐とお金とセンスが必要。気が遠くなる。ともかくサンボーンサウンドは人間国宝だなあ。

ただ、サンボーンのブルージーなところだけは受け入れるのが難しい。昔からブルース苦手でして……。

ちなみに今日の夜サックス吹きます。先週の土曜日に吹いたとき、アンブシェアの筋肉がついていけず、一曲吹いたら、もう吹けなくなってしまったのですが、ワンランク柔らかいリードに変えたら、フラジオ音域も出せたし、90分連続で吹いても全然大丈夫でした。いやあ、よかったです。

しかし思ったのですが、サックスはコンスタントに練習しておいた方が良いかも。せめて月に一度ぐらいは。18歳にサックスを初めて(浪人決まってサックスを買ったら勘当されそうになった)、25歳ぐらいまでは真面目に(?)吹いていたわけで、7年間ぐらい時間投資したことになりますので、それを無に帰させるのはもったいない気がしてきました。しかし時間ないですが。

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昨日は、都内某所にてサックスを吹きました。大学の後輩の結婚式二次会にて。フラジオ音域(ハーモニクスといいましょうか。倍音操作で高音を出します)がテーマ旋律で多用されている曲をやりましたので、数回練習しただけでは厳しかったです。とはいえ、演奏を止めることもなく、無事にできましたし、吹いている瞬間は自分的には楽しかったのでよしとしますか。聴いた方々に楽しんでいただけたかは不明ですが。やはり、月に一度はサックス吹くことにしようと思います。機会があればセッションに行ってみましょうか……。ジャズ聴いていないのに許されるのでしょうか。

さて、 先日からエリーナ・ガランチャさんの虜になっておりますが、アマゾンに注文していたCDが届きました。取り上げられているのは以下の10曲です。

  1. サルスエラ≪セベデオの娘たち≫から とらわれ人の歌(ルイサ):「わたしが愛を捧げたあのひとのことを思うたび」
  2. 歌劇≪ウェルテル≫(第3幕から) 手紙の場(シャルロット):「ウェルテル…ウェルテル…だれに言い当てることができたでしょう」
  3. 歌劇≪ホフマン物語≫(第3幕: アントニーアから) 第15曲 ロマンス(ニクラウス):「見たまえ、わななく弓の下で-それが愛かい、愛の勝利かい!」
  4. 歌劇≪シンデレラ(チェネレントラ)≫(第2幕から) ロンド・フィナーレ(シンデレラ):「私は苦しみと涙のために生まれ」
  5. ブラジル風バッハ(バッキアーナス・ブラジレイラス) 第5番から 第1楽章: アリア(カンティレーナ):「夕べには、ばら色の雲がゆるやかに輝きながら」
  6. 喜歌劇≪ジェロルスタン女大公殿下≫(第1幕から) 第3曲a 合唱、レチタティーヴォとロンドー(女大公殿下):「担え銃!」-「皆さんは危険がお好きで-ああ、私、軍人さんが好きなのよ」
  7. 歌劇≪アルジェのイタリア女≫(第2幕から) 第11曲 カヴァティーナ(イザベッラ):「愛する彼のために」
  8. モンサルバッヘ カタロニア民謡<鳥の歌>によるマドリガル 「こよなく喜ばしい夜」
  9. 楽劇≪ばらの騎士≫(第3幕から) 三重唱(ゾフィー、元帥夫人、オクタヴィアン):「マリー・テレーズ!」-「私が誓ったことは」
  10. 楽劇≪ばらの騎士≫(第3幕から) 二重唱(ゾフィー、オクタヴィアン):「夢なのでしょう」

ガランチャさんの声は、オニキスのように黒光りする深みのある声です。柔らかく豊かで潤いのある声。すばらしいです。楽曲の中でも特に気に入ったのが、「ブラジル風バッハ」と「こよなく喜ばしい夜」でして、両曲とも短調のしっとりとした曲で、雨降る夜が似合うような曲です。少々メランコリッシュになる感じ。「ばらの騎士」は最後の三重唱の部分以降が取り上げられています。ごちそうですね。ここでは一歩引いてマルシャリンをきちんと浮き立たせています。最後の二重唱でも、高音域から中低音域まで声質が変わらない。カメラのレンズで言えば、広角から望遠までレンズの明るさが変わらない、みたいな感じ。ばらの献呈の場面も聴いてみたいなあ。

指揮はファビオ・ルイジで、演奏はシュターツカペレ・ドレスデン。この組み合わせも良いです。オケがとてもきれい。そうなると録音場所はルカ教会! でもそれにしては少しリヴァーヴ感が寂しい感じもします。クライバーの「トリスタンとイゾルデ」の録音よりもちょっと落ち着いた印象。2006年7月の録音。

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火を熾す (柴田元幸翻訳叢書) (柴田元幸翻訳叢書―ジャック・ロンドン)
ジャック・ロンドン/柴田元幸 訳
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 これは名著です。テーマとなるのは人間の戦い。それも自然、若さといった、決してそれより有利にはなりえない、どうしようもない強い者との戦いなのでしょう。

  • 火を熾す:To build a Fire
  • メキシコ人:The Mexican
  • 水の子:The Water Baby
  • 生の掟:The Law of Life
  • 影と閃光:The shadow and the Flash
  • 戦争:War
  • 一枚のステーキ:A Piece of Stake
  • 世界が若かったとき:When the World Was Young
  • 生への執着:Love of Life

「火を熾す」では厳寒の北極圏を旅する男の物語。冷静にコントロールしているはずのものが徐々にコントロールの外にはみ出してくる不気味さ。「メキシコ人」はメキシコ革命をモティーフにしたボクシングの物語。「水の子」は老漁師の自然との対峙を描く。「生の掟」は年老いたエスキモーの緩慢な死への旅立ちを描く。「影と閃光」は一風変わった作品で、永遠のライバル同士のあくことのない戦いがSF的要素で描かれる。「一枚のステーキ」もボクシングの物語。若さと戦うベテランボクサー。「世界が若かったとき」もSF的。「生への執着」もすばらしく、北極圏をさまよう男が生と死の狭間で生き抜こうとするドラマ。

一番印象的だったのは「一枚のステーキ」。かつて名声を誇ったベテランボクサーは、いまや食うや食わずの生活。この試合に勝ちさえすれば30ポンドを得て、生活に小康を得ることができる。相手は若さがはち切れんばかりのボクサー。だが、ベテランボクサーは経験に裏打ちされた老獪な戦法でなんとか試合に勝とうとするのだが……、という感じ。ボクシングの試合運びの描写がすばらしくて、まるで実際の試合を見ているかのよう。もちろん、最後は若さを失った読者にとってほろりとさせられるものなのですが。

この短編でうたわれる名言は「世は若者に仕える」。とはいえ、若さとは相対的なものだと思いたい今日この頃でありました。

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バルベリーニ宮を後にした私たちは、メトロに乗って一旦テルミニ駅を戻る。ローマに来る前は、メトロの治安状況に不安を感じていたのだが、初日に車内で物乞いの女性に出会った以外、特に変わったことはなかった。家人が女性の足を踏んでしまったということがあったけれど。 テルミニ駅から40番バスに乗車してヴェネツィア広場へ向かう。茶色い外壁に白枠の窓がいくつもはまったヴェネツィア宮殿が立っている。その名の由来はヴェネツィア共和国の大使が使っていたということだが、ムッソリーニもこの建物を使っていたのだそうだ。

ヴェネツィア広場の正面にはヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂が威儀を正して鎮座している。その大きさは想像以上で、いわゆるカンピドリオの丘のふもとからいただきまでをひとつの白亜の記念堂としてしまったもの、といえばいいだろうか。 私たちが向かおうとしていたのはそのカンピドリオの丘の頂上にある美術館だったのだが、丘に登る大きな階段を上り始め、灼熱の太陽にやかれながら登りきったと思ったら、美術館よりも高いサンタ・マリア・イン・アラチェリ教会に到達してしまった。美術館よりも余計に階段を登りつめてしまったのだ。

 家人を誘って、教会堂内に入てみると、絢爛たる教会堂に感嘆する。金色の装飾、極彩色のステンドグラス、幾重にも連なるシャンデリア。深く沈んだ静けさで、堂内の観光客もいきおい口数が少なくなっていた。ところが、堂守りの若い男が観光客を追い出しにかかるのだった。理由は後でわかるのだが。

追い出されるままにアラチェリ教会を出て、裏手に回るとそこがちょうどヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂のテラスにつながっていて、白い大理石の敷石を踏みわたって行く。途端に視界が開けるとローマの街並みを見下ろす格好になって、、ローマ時代の遺跡が残るフォロ・ロマーノの先にコロッセオもみえたし、左手に回ればジャニコロの丘やヴァチカンのクーポラが、市街地の屋根の波間から顔を出しているのがわかる。

とはいえ、とにかく暑いし、疲労が両足を溶かし始めているのがわかっていた。昼食も食べなければ残り半日を乗り越えることが出来ないだろう。一緒にガイドブックを覗き込んで、カンピドリオ美術館にカフェテリアがあることを突き止めた私たちは、ともかく急げとばかりに階段を降るのだが、大理石の階段は太陽の光を受け止めて白く輝いていて眩しくてたまらない。ヴェネツィア広場に降りきって、再びカンピドリオ美術館へつながる長い階段を登りはじめる。

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速報です。昨日年間チケット継続勧奨が届きました。そこに以下のとおり記載があります。

  • 9月:オテロ(新制作)
  • 10月:魔笛
  • 11月:ヴォツェック(新制作)
  • 12月:トスカ
  • 2月:ジークフリート
  • 3月:神々の黄昏
  • 4月:愛の妙薬(新制作)
  • 5月:影のない女(新制作)
  • 6月:カルメン
  • 6月:鹿鳴館(世界初演)

アンケートに「影のない女」と書き続けていたのですが、そのせいではないにしても、「影のない女」の上演はうれしいですね。しかも、「影のない女」が意識していた「魔笛」も上演されるとは。ヴォツェックは既報の通り。こちらもうれしい。リングも今シーズンに引き続き。

詳細はまだわかりませんが、また何かわかりましたらご報告します。

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Sibelius : The Complete Symphonies & Tone Poems

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疲れたときは、やっぱりシベリウス、という感じになっています。シベリウスは昨年末から本格的に聞き始めていて、まだまだ聞き込みは十分とはいえませんが、個人的にはとても楽しめますし、この曲のおかげでなんとか英気を養うことが出来ている感じです。

第一楽章は、少しおどけた低音のフレーズから始まりますが、ひととき盛り上がったあとに、弦楽器の切ない旋律が現れますが、長和音と短和音が入り乱れていきます。第二楽章は静かな楽章。北国の白樺林が見えますよ、これは。いくばくかの悲しみを保っていて、長和音が登場してもその色は覆い隠すことが出来ません。フルートに先導される叙情的な旋律が印象的。二拍三連のベースラインも気持ちいいです。第三楽章の前半は切迫感のある旋律、後半はチェロが威儀を正してコラール風の旋律を始めます。旋律が長調や短調に変奏して連なり、弦楽、木管、金管がおのおの呼応をはじめて高揚感を高めていき、弦楽器の波動の上を管楽器が華々しい終端へと到達します。 1907年完成。シベリウス42歳のときの作品です。

最近になってようやくシベリウスのすばらしさがわかってきて、交響曲を少しずつ聴くことができるようになってきました。最近私が思っているのは、シベリウスは聞き手を決して安心させることはないのでは、ということです。きわめて単純化した言い方ですが、調性が複雑に絡み合っていて、たとえば、長調だと思ったとたんに、短調に戻り、また長調へ、という具合です。ベルクの場合はフレーズ自体に調がないわけですが、シベリウスの場合は、個々のフレーズは調をきちんと持っています。実にロマン派的な優美で雄弁な旋律が現れてうっとりする訳ですが、次の瞬間に調が変わって、おやおや、という風になる。親しみやすい旋律に取りすがろうとした途端にあれよあれよとすり抜けて逃げてしまう。ですが、個々のフレーズを楽しみつつ、めまぐるしく変わる調性の万華鏡の美しさに開眼して、ジェットコースタに乗ったときのように無心に変幻に身を任せることを覚えてから、ようやくとシベリウスを楽しめるようになったというところです。

さて、いろいろとやることが重なっていて、今月は忙しいです。今週末はオペラを2つ(「じゃじゃ馬馴らし」、「蝶々夫人」)、来週末はシュナイダーさんを聞きに行きます。次の週は「こうもり」。仕事の方も、開発期間をぐりぐりと調整していたり、納期の厳しい検討事項をやっつけなければならないとか。もっとも、まだ忙しさを楽しむことができているようなので、大丈夫なのですが。

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先週サックスを吹いていたら、なんだか若返った気がしました。楽しかったですし。もちろん昔よりもずっと下手になっているんですが。もっとも、昔も下手でしたけれど。

ともかく野望。サンボーンの音を出したいなあ、なんて。デュコフD6というマウスピースを使っているらしいのですが、楽器屋に買いにに行っちゃおうかな、なんて思ったり。一月に一度ぐらいはサックスを吹いてあげないとかわいそうだなあ、とか。サンボーンの完コピしてみようかな、とか。バンドやるには時間がないけれど、闇練ぐらいなら地元の公民館でも出来ますし。マイナスワンでも買ってみるかな、とか。年甲斐のないことを考えたりして。

今週末は三つライヴを体験する予定。土曜日は、東京オペラプロデュースの「じゃじゃ馬ならし」。日曜日未明は、ベルリンフィルのデジタルコンサートで、ハイティンクが振るマーラーの7番を。同じく日曜日の午後は新国立劇場にて「蝶々婦人」を。予定を入れすぎだ、と怒られているのですが。 「じゃじゃ馬ならし」はシェークスピア全集を借りてきて読みましたけれど、身も蓋もない話なのですが、そこでどうやって読み替えができるか、が良い鑑賞者たりうる道ですが、そこに至る道は未知なり。なんて。

昨日、ベルリンフィルからメールが来ていまして、以下のリンク先からハイティンクのデジタルコンサートライブへ。ちゃんと東京時間も書いてくださっています

Go to ticket sales: Concert with Bernard Haitink
Live webcast Saturday 17 January 2009, 8 p.m. Berlin Time
(New York: 2 p.m., Tokyo: Sunday 18 January, 4 a.m.)

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17日、18日は休みだというのにタイトなスケジュールでした。予定したタスクは結局達成できなくて残念でしたが、いろいろ勉強になりましたのでいいですか。

17日は午前中から都内に出たのですが、午前中の予定が早く終わりましたので、初台に移動して「じゃじゃ馬ならし」公演までカフェで一休み。しかしなぜか眠い。荷物が半端なく重くてすでに疲弊気味。 そんな状態で東京オペラプロデュースのヘルマン・ゲッツ「じゃじゃ馬ならし」を新国立劇場中劇場にて鑑賞。

一応、元本のシェークスピアの戯曲に当たっておいたのですが、ゲッツのオペラ版台本は相当単純化されていてわかりやすくなっています。戯曲どおりだと、従者が主人に変装したり、見知らぬ老人を父親に扮装させたり、登場人物が多かったりするわけですが、そうしたところがすっきりと整理されたイメージ。でも、原作の持つ複雑な人間模様は少々失われ気味。まあ、オペラにかけるのならこれぐらい単純化したほうがわかりやすいと思います。

ビアンカを歌われた岩崎由美恵さんが、グンドゥラ・ヤノヴィッツさんに似た澄み切った歌声で良いなあ、と思いまして、カタリーナの菊地美奈さんが、ルチア・ポップさんの気勢ある雄弁な声に聞こえてなりませんでした。

18日未明は、ベルリンフィルのディジタルコンサートを聞こうと思い、クレジットカード決済の直前まで行ったのですが、プロトコルがセキュアではないのに気づいて、あわててPaypal決済しようと思ったのですが、Paypalにうまくつながってくれない。暗号化されないプロトコルのままクレジットカード番号を入れる気にもならなかったので、断念しました。無念。ここは改善してほしいところ。ほかの方はそのまま入力してしまっているのでしょうか……。

18日午後は新国立劇場にて「蝶々夫人」を鑑賞。初台には二日連続で行った感じ。さすがにこれはかなり体に無理強いした感じ。疲れた体とともに向かうオペラは辛いもの。同じ演出を見るのも3回目ということで、歌手の方々に期待しました。蝶々夫人のカリーネ・ババジャニアンさんもピンカートンのマッシミリアーノ・ピサピアさんもテクニック的には抜群でした。ババジャニアンさんの方は、少々ビブラートがかかりすぎかな、という感じもしました。ピサピアさんは、見かけがかなりマッチョな感じで、ピンカートンの利己的で嫌な側面を巧く表現しておられました。指揮はカルロ・モンタナーロさん。オケは雄弁で、トランペットに少々違和感を覚えたぐらいで、聞かせどころを巧くためたりして良かったです。

ともあれ、2007年4月の公演のジュゼッペ・ジャコミニーニさんを超えた方というと、そちらはなかなか……、というところ。

ちょっと無理をしすぎました。反省。またがんばります。

 

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早いものでもう1月も終わりですね。先週の土日の初台疲れで、今週はなんだか調子が今一つ。ブログ書けずじまいでした。

今週から夏目漱石を読み始めました。水村美苗さんが書かれた「日本語が亡びるとき」を読んでインスパイアされた感じ。「日本語が亡びるとき」では、日本近代文学の興隆が奇跡的出来事であるという風に語られていて、まあ、鴎外とか漱石といった日本近代文学を大事にせねばならぬということが視点のひとつとして取り上げられていたので、というところ。

ともかく、漱石は10年ほど前に集中的に読んだ記憶がありますが、十全には読めていない気分ですので。とりあえず本棚にあった「行人」から。漱石節炸裂で懐かしい。古い時代の高等遊民的能天気とでもいいましょうか。あるいは、その高等遊民的な斜に構えて事物を見るあたりが、面白いです。ほとんど浮遊霊的な視点を持つ主人公の心情描写。ストーリー的にはこれから面白くなっていくんでしょうけれど、まずは語り口的にすごいなあ、と思います。

さて、尊敬する方からインスパイアされて、ベートーヴェンの交響曲第二番をラトル指揮VPOにて聴いております。 第一楽章には、マエストーソな感じのアダージョで、この入り方、モーツァルトの38番とクリソツだな、と思って確認してみるとみると、入りの和音はまったく同じ。というか、僕には同じ和音にしか聞こえない。スコアをあたってみると、やっぱり。同じだ。って、有名な話しですかね。

http://imslp.org/wiki/Symphony_No.2,_Op.36_(Beethoven,_Ludwig_van)

http://imslp.org/wiki/Symphony_No.38_(Mozart,_Wolfgang_Amadeus)

アレグロ・コンブリオの快速な旋律に突入すると、すでにラトル節で、小気味よいフレーズ回しと、羽毛ほどに柔らかい音量調整が心地よいです。音量のダイナミクスがすばらしいのがラトルの指揮のなかでも気に入っている要素でして、この曲の第一楽章はいいところが全開という感じ。

全体ですが、リズムに多少の瑕が感じられるところはありますが、リズムはカチカチと固まっていて安心。ロック音楽のようにリズムが派手に聞こえる。ほぼインテンポな感じだからでしょう。

そう考えると、ラトルはそんなにテンポをいじらないですね。テンポを動かして いるのを聴いて、すごい! と思った記憶がないです。 もう10回ぐらい聴いていますが、なかなか飽きが来ないです。

ほかの方はどういう風に振っておられるのだろう?手持ちをiPodに入れてみます、という感じです。

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ちと、いろいろあって、更新できずじまい。いかんですね。

本日は、東京フィルハーモニー交響楽団のオーチャード定期演奏会に行ってきます。指揮者はペーター・シュナイダー氏。氏の演奏に触れるのは三回目になります。1度目は2006年に発作的に訪れたドレスデンでみた「カプリッツィオ」。2度目は圧倒的パフォーマンスで涙が止まらなかった新国立劇場の「ばらの騎士」。否が応でも期待は高まります。モーツァルトの「ジュピター」、「ばらの騎士組曲」、「7つのベールの踊り」from「サロメ」。うーむ、楽しみです。

夏目漱石の「行人」、通勤電車で貪るように読んでいまして、こんなに面白かったっけ? みたいな感じで、驚いています。記憶から失われている部分ばかり。 漱石の心情描写は、説明的な部分と描写的な部分と分けられるのですが、説明的な部分がものすごくいいのです。ちょっとした挙措から、語り手の二郎が相手の心情を推し量っていったり、あるいは二郎の心情が虹色のようにどんどん展開していくのが面白いのです。

女性観も面白くて、坊ちゃんとか三四郎でもそうだったと思うのですが、女性がやはりどうにも強い感じで、唸ってしまう。おそらくあの時代にしてみれば、今よりももっと衝撃は強いのだと思いますが。「男はいざとなるとからきし駄目なのよ」みたいな台詞にしゅんとする感じ。

 

 

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Richard Strauss

  東京地方は寒い日ながら快晴で、気持ちの良い一日でした。最近つとにやることが多いのですが、そうしたタスクをこなせないまま、先週に引き続き今週もコンサートに行ってしまいました。今日はペーター・シュナイダー氏指揮の東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を渋谷のオーチャードホールにて。

 オーチャードホールは、2007年の「ばら戦争」勃発時に、ウェルザー=メスト指揮のチューリヒ歌劇場の「ばらの騎士」を見て以来でした。
 
 周知の通り、シュナイダー氏も2007年の「ばら戦争」に参戦しておられました。2007年6月の新国立劇場公演で「ばらの騎士」を振っていらしたのです。あのときもやっぱりオケは東京フィルハーモニー交響楽団でした。
 
 その新国立劇場の「ばらの騎士」ですが、私は相当に感動して、全く涙が止まらなかったのです。第一幕の終盤の元帥夫人の歌声に涙、第二幕の「ばらの献呈」の場面で涙、そして、第三幕最終部の三重唱で涙。滂沱とあふれて、少々恥ずかしかったのですが。当時のブログは以下の通りの感じです。
 
 
 さて、今日の演奏会は、非常に短いものだったと言えましょう。前半はモーツァルト交響曲第41番、15分の休憩を挟んで、後半はシュトラウスの「ばらの騎士」組曲、おなじく「サロメ」から七つのヴェールの踊り、の三曲です。休憩もいれて90分ほどで終わってしまうこぢんまりとした演奏会です。
 
 ですが、今日も私は泣きました……。
 
 まずは、前半のモーツァルト。シュナイダー氏の指揮は、奇を衒うこともなく、端正に音楽を構築しています。上品かつ気品ある演奏。大仰に速度を動かしたり音量のコントロールを撮らずに、控えめでした。白眉だったのは第四楽章で、フーガの構築美が丁寧に描き出されていました。速度も中庸。淡々と仕事に没入している感じで、良心さえ感じます。ここでもやはり涙してしまいます。シュナイダー氏は、ウィーン少年合唱団のご出身。ウィーン的気品とでも申しましょうか。素晴らしかったです。
 
 15分の休憩のあとが、本日のハイライト。シュトラウスが編曲をした「ばらの騎士組曲」でした。モーツァルトより編成が大きくなり、オケも良く鳴っています。先のモーツァルトとは異なり、テンポを動かして、ためるところはためて、駆けるところはきちんと駆けるというダイナミックな演奏です。
 
 そして、やはり今日も「ばらの献呈」の場面で涙は滂沱と流れたわけです。歳をとったのでしょうか。涙もろくて困ります。演奏の方は、速度をかなり落としているのですが、きちんと統御されています。
 
 そして第三幕最終部、圧倒的な美しさと高揚。ゆったりとしたテンポで語られる元帥夫人の複雑な心境。ここでも涙が流れてとまらない。もう耐えられませんでした。2007年の新国立劇場の「ばらの騎士」と同じく怒濤の感動です。
 
 先に触れた、2007年の記事においては、、シュナイダー氏の指揮について積極的に触れていないのです。です。確かに、ニールントさんも、ツィトコーワさんも素晴らしかったし、ジョナサン・ミラー氏の演出も相当に素晴らしかった。ですが、あの感動を導いたのがシュナイダー氏であったことに今日改めて気づかされたのでした。
 「サロメ」の七つのヴェールの踊りももちろん素晴らしかったですよ。オケも気合いが入っていて、躍動感あふれる演奏でした。
 
 そんな感じで、日曜日の午後は実に幸福な時間でした。こういう感動に立ち会えただけで生きていて良かったなあ。と思います。
 
 

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ちといそがしいので、ざっくりエントリー。

今週、訳あって、カラヤン指揮の「ニーベルングの指環」を通しで聴いています。月曜日から聴き始めて、いまやっと「ジークフリート」の後半に到達。「神々の黄昏」は長いから、今週中に聴き終わるかどうか。時間を見つけて聴きましょう。

もちろん、対訳など読まずに、カジュアルに聴いているのですが、それでも十分に楽しい。昨年聞き込んだときに、ライトモティーフを少々覚えていたので、とても楽しい。

3月には「ラインの黄金」、4月には「ワルキューレ」が待っています。

今週末の日曜日は、またまた初台で「こうもり」を鑑賞予定。こちらの予習もしないと。

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取り急ぎエントリー

これもすごい! ウルフ・シルマーさんがN響を振る。しかもパルジファル!

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090128/1011766/?P=2

2010年4月に演奏会形式で演奏されるらしい。しかも二日のみ。ああ、これはチケット入手が厳しそうだなあ。

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Wagner

今週はなかなか忙しい日々でしたが、ずっと「指環」を聴いていました。そのわけをカミングアウトすると、またシュナイダーさんのコンサートに行ってしまいました@サントリーホールというわけです。いや、あの日曜日(25日)の演奏を聴いたら、また行きたくなりますよ……。あれやられちゃあなあ。写真はアークヒルズのライトアップです。

いつも愛読しているyokochanさんの「さまよえる歌人日記」でもこの演奏会のことを取り上げられていらっしゃいます。素晴らしいレポです。

幸いというか何というか、家族の用事で午後に都内に出たのですが、その用事を済ませて慌てて溜池山王から地下トンネルを走ってサントリーホールへ。間に合いました。サントリーホールは、昨年、ティーレマン&ミュンヘンフィルでブルックナーを聴いて以来。ホールの中に入ると、あれ、こんなに小さかったっけ、みたいな。新国ばかり行っているからでしょうか……。

最初はベートーヴェンの交響曲第四番。これがまた良いのですよ。日曜日の「ジュピター」のような繊細で端正で良心ある演奏とでもいいましょうか。東フィルを室内楽的な繊細さで鳴らしています。これがまめやかな演奏というのですね。しかも、ベートーヴェンがこんなに面白くて、複雑怪奇で、緊張と弛緩の波を乗り越えていくとは思いませんでした。そうした構造をより際だたせる指揮だったのだと思います。

先だって、ラトルが振る二番を聴いたときもかなり眼から鱗が落ちましたが、シュナイダーさんの指揮でもまたベートーヴェンをよりいっそう理解できた気がします。

それにしても、四番の演奏は特に音が良いと感じました。四楽章で弦楽器がフレーズをバトンしていくところがあるのですが、あのあたりの音が移動していくニュアンスは安いオーディオセットではなかなか再現できないのではないでしょうか。サントリーホールの残響音も柔らかく少し長めのリヴァーヴで、心地よかったです。    

15分の休憩のあと、いよいよリングです。これはオランダの作曲家であるヘンク・デ・ヴリーガーが1991年に編曲したもので、主要部分をオケ版に編曲したもの。つなぎに多少違和感がありましたけれど、おいしいところは詰め込んだ大のごちそうです。

個人的には、「ジークフリート牧歌」のフレーズをブリュンヒルデが歌う部分が盛り込まれなかったので残念だったのですが、十二分に楽しめました。

ホルンがジークフリートの角笛を吹くところも良かったですし、神々の黄昏のブリュンヒルデの愛のテーマのあたり、ヴァイオリンの高揚感がすさまじくて、涙が出そうになりました。凄いなあ、本当に。シュナイダーさんの指揮は、決して熱血的ではないのですが、指環の構造を熟知した上で抑制した棒振りのなかで十二分にオケの音を引き出している感じでした。

でもやっぱり最終部分の悲しみと寂しさを併せ持ったところに到達すると本当に寂しくなってしまいます。60分で指環を駆け足で回ってきて、ああ、これで終わったのか、という安堵感とともに寂寥感。あの何とも言えない気分は、指環を回った最後だからこそなのだと思います。

演奏が終わるとブラボーの嵐。私も叫ぼうかと思いましたが、ちょっと気恥ずかしかった。でも叫べば良かったなあ。日頃練習しないと。シュナイダーさんは何度も何度も拍手に呼び戻されていました。楽団員もシュナイダーさんに賛辞を浴びせていました。楽団員も演奏後は充実した顔をしていたように思えました。

ちょっと、しばらくは指環を聴けそうにありません。シュナイダーさんの演奏を出来るだけ長く記憶にとどめておきたいので。それで、頭の中は神々の黄昏の最終部分がぐるぐる回っている感じです。

またまたで大変恐縮ですが、明日は新国で「こうもり」を鑑賞予定。なんだかこの一ヶ月はコンサートばかりだった気がするなあ。良い一ヶ月でした。

やっぱり生のコンサートは凄いです。CDを聴いているだけでは分からないことがたくさんあります。けれども、時間と経済の制約がなければ良いのですが、それを望むのは無理というもの。ともかく日頃はせっせとCDで音楽を聴いて、時にコンサートに行くという感じになりそうです。

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2012 年 2 月 6 日
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