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<< 妖しすぎるプティボンのルル | 「嵯峨野明月記」つれづれ >>

Berg

さすがに、日に二時間以上ベルクを聞くのは大変な事業です。さすがの私も、「ルル」をひと回し聴いてダウン。

だって、プティボン、激しくドラマチックで、聴いているだけでグルグル振り回されるのですから。

この方の高音域の伸びには感嘆です。声量もあるし、倍音が豊かで全然細くない。それどころか、高い音域なのに音の太さを感じます。それにビブラートが絶品です。振幅はテオリン様ほど激しくはないのですが、それでもなお絶妙な振幅に調整されていて、極めて精緻な気遣いが感じられます。

それで、帰宅の電車では久々にバッハを聴いて、これまた素晴らしい浄福感で、ずいぶんとリラックス出来ました。「音楽の捧げもの」をミュンヒンガーの指揮にて。気が休まりました。

そうそう、最近は、辻邦生師の本ばかり。今は「嵯峨野明月記」を読んでいます。4年ぶり。そして再発見の連続。

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