2010年10月アーカイブ

Richard Strauss

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Ariadne Auf Naxos
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Romuald Pekny
Deutsche Grammophon (2001-09-18)
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うーむ、充実しているのだが、仕事も下半期が始まったとあって忙しい。この不景気にあってはありがたいものです。

シュトラウスの「町人貴族」が楽しくて楽しくて仕方がありません。これ、以前にも書いたとおりです。その影響で、聴いているのが、シノポリ盤「ナクソス島のアリアドネ」です。

Wikiによれば、編成はほとんど同じで36人程度。ヴァイオリン6、ビオラ4、チェロ4、コントラバス4。それで、この豊穣な響き。

「町人貴族」から独立した「ナクソス島のアリアドネ」は、1916年に初演されています。第二部のギリシア悲喜劇の部分の最初で、驚くほど調性感のない、長調と短調が入り交ざった部分が出てくるのですが、何ゆえかベルクっぽくて、すごくカッコいい。その後のアリアドネの詠歎の広がりとか膨らみかたがすばらしい。

このCD、すごく録音がよいのです。ケンペの「町人貴族」と同数の編成とは思えないぐらい。もしかすると、シノポリがあえて厚くしているのかもしれませんが。

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Thu

07

10

2010

なんら文化的活動をしていない私。唯一読書のみ。

でも、いよいよ来週月曜日はアラベラです。さらっと確認したネット上の意見は分かれているように思われます。あまり見ないことにしてますけれど。私は、ウルフ・シルマーの鋭敏な指揮が大好きですので、今回も期待しています。久方ぶりの新国立劇場はいかがなものでしょうかね。

ちなみに、来週末は「フィガロの結婚」です。こちらも楽しみですが、予習しないとなあ。どうもモーツァルトのオペラを楽しむまでには習熟していないので。やはり後期ロマン派以降が好みなんですよね。

などといいながらも、昨夜はバッハを聴きながら「居眠り磐音」三昧でした。

ともかく、更新せねば。

今週末は、日帰りで博多です。

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Puccini

離脱したが、明日も仕事である。そして、明後日は日帰りで博多である。次の日は「アラベラ」。大丈夫なのか?

無性に、ピン・ポン・パンの三人の歌が聴きたくなりました。この三人、アルトゥム皇帝に使える大臣たちです。そう、「トゥーランドット」に登場する名脇役たち。

二幕の前半、三人が歌い重なるのですが、まあ、これはサイドストーリなので、あらすじからみて、そんなに重要ではないわけですが、私は、この三人の歌が大好きだったりします。夢見心地に、早く故郷に戻って、悠々自適な生活を送りたいぜ、ってかんじで、夢物語を紡ぎ続けるんですが、その音楽がすごく心地よい。まあ、これって、結局、自らの願望だったりするのかしら、みたいな。

プッチーニは、こういうサイドストーリーも当然手は抜きませんなあ。夢見心地で、帰宅しました。

でも、明日もがんばらねば!

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Richard Strauss

ふふ。がんばれ。

さて、いよいよ11日は「アラベラ」ですが、どうにもこうにも。また仕事入るかもしれないし。困ったなあ。今日は最後の予習ということで、カイルベルト盤をば。前にも少し書きましたが、少しく録音に引き締まりがないのは時代が時代ゆえに致し方がないとして、やっぱり、良いですなあ。第一幕からしてぐんぐんと引き込まれます。なにげに、脇役のエレメールが歌うあたり、実は好きだったりして。

とある、偉大な先生のツィッターで、今回の新国のアラベラは、カットがない、と言っておられるのを読みました。さすが学者ともなると、そこまでスコアを読んで音楽を把握しているのかあ、というところ。僕にはそこまではできんなあ。せいぜい何度も聴いて記憶するぐらいで、100%覚えているわけではないし、総譜も読めぬゆえ。譜面もあやしい。えーっと、学生時代しごかれましたが。

今日はあいにくの天気。明日の福岡はどうかなあ?

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Richard Strauss

昨日の「アラベラ」公演行ってきました。

オペラで泣いたのはいつぶりだろう? 今年の4月、「神々の黄昏」@新国で泣いて、4月の「パルジファル」@上野で、号泣して。その後、なんだか気が抜けてしまった感じでした。今年の3月は、「カプリッチョ」の最終部分、聴くだけで泣いてしまうぐらいだったのですが。4月の後半以降は、本当にアンテナの感度が弱まってしまって、何を聴いてもなんだか白々しく聞こえてしまうような感じで、本当に危機的な状況だったのですよ......。やっぱり、「影のない女」@新国のショックが大きかったんだろうなあ。

それでもなんとか、いろいろ聴いていたんですが、どうにもこうにも、というところ。

で、やっとその呪縛から解放されました。

昨月、オペラトークでも、解説の田辺秀樹氏が、シュトラウスの和音をポロロン、と弾いたところで、思わず涙ぐんでいましたので、そろそろ感動できるかな、と思っていたんですが、やっぱり大丈夫でした。

リヒャルト・シュトラウス万歳!

第一幕、ブルーの色調のホテルの部屋で、まあ、占い師とアデライデが出てきて、ズデンカなんかと、会話するあたりから、なんとなく緊張してみていたのですが、アラベラのミヒャエラ・カウネが登場して、歌い出した途端に、腹筋のあたりがグッときて、落涙してしまいました。カウネの歌声、それはもうシュトラウスの数ある女主人公にぴったりな声でして、この方の元帥夫人や伯爵夫人マドレーヌを聴いてみたいと思うのでした。ズデンカのラスムッセンは、少し声量に物足りなさを感じたんですが、ピッチはよくて、なかなか良い感じ。第一幕の二重唱は素晴らしかったですよ。もっと泣けたのは、第一幕の最後のほうでアラベラがなんとも苦悩する場面。ここでの指揮者ウルフ・シルマーの牽引力は素晴らしかった。カウネとシルマーでグイグイと高みへと昇って行くのを目の当たりにして、もう感動せずには居られない。ここでも激しく落涙。すごいですよ、まったく。シルマーもカウネもすごいんだが、やっぱり一番すごいのはシュトラウスのオーケストレーションだと思うのです。

そうそう、マンドリカを歌ったトーマス・ヨハネス・マイヤーは、昨年の「ヴォツェック」でタイトルロールを歌った方。ヴォツェックはかなりの素晴らしさで、度肝を抜かれましたが、今年のマイヤーも、マンドリカのマッチョですこしチャラい感じをよく出していました。ピッチも声質も申し分ないと思うのですが、ただ声量がちょっと、というところもありました。これは、シルマーのオケのコントロールの問題なのか、マイヤーの声量自体の問題なのか、PAの調整によるところなのかは不明。でも、それもこれも許せる。

マイヤーのマンドリカ、かなりの不良貴族ぶりで、私は首肯できたのですが、かなり際どい線を行っていましたので、気に入らない方もいるんだろうなあ、と思いました。だって、金のネックレスまでしているんですから。それから、妻屋さんのヴァルトナー伯爵の演技も、気にする人はいただろうなあ。かなりコミカル過ぎる演技でしたので。これについても私は首肯できます。とても楽しめました。ああいうセンス、妻屋さんは日本人のなかでも上を行っていると思います。もちろん、本場の欧州人の洒脱さには我々日本人はかなわないのでしょうけれど。

そういえば、マイヤーも妻屋さんも、昨年の「ヴォツェック」で協演しているんですよね。妻屋さんの医師役もコミカルだったなあ。妻屋さんって、すごく面白い方なのかしら。いやいや、舞台でコミカルな人って、意外と気むずかしかったりするもんですので、分からないなあ。でも興味ある。だって、妻屋さんがいなければ新国は成り立たないのでは、と思うぐらい、新国に出演しておられるのですから。

少し話を戻して、ミヒャエラ・カウラー。オペラトークで、田辺秀樹さんが「今回のアラベラは美人だ! 期待してください!」と言っておられましたが、確かにお美しい方。でもって、すごく大柄です。声は深みも持ち合わせるけれど、なおもまた若々しさ、瑞々しさのようなものも持っておられる。少し気になったのは、中高音近辺で、ビブラートに入るタイミングが少し遅いのでは、と思ったことぐらい。あとは、演技も良かったですよ。アラベラの気まぐれでまだ、娘娘している感じをよく出していたと思います。

ああ、あとは、衣装。面白いなあ、と思う反面、あれれ、と感じるところもありました。マンドリカの衣装は、完全に首肯しますが(好き嫌いあると思いますが)、アラベラの衣装は、ちょっといろんな意味で面白かったです。

明日は、深読みと妄想シリーズです。

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Richard Strauss

しかし、アラベラとマンドリカのカップル。いったいこの後どうなるんだろう、と気になって気になって仕方がありません。

あんなにマッチョで嫉妬深くプライドの高いマンドリカと、やはりプライドがあるけれど、気まぐれで、夢見心地なアラベラの結婚生活が、穏やかなものであるとは思えません。見ていて、そこがすごく気になります。

アラベラとマンドリカがおかれた歴史的背景を考えてみましょう。シュトラウスの設定では1860年ごろですので、第一次大戦とオーストリア帝国の滅亡を見たか見ないかごろに二人とも天寿を全うするでしょう。いや、アラベラは1920年ごろまで存命だったかもしれません。

ただし、ですよ。今回の演出の時代設定は1930年ごろです。ということは、ナチスがドイツの政権を握り、第二次大戦では、クロアチアやスロヴェニアはパルチザンとドイツ軍の熾烈な戦いが起こり、その後は社会主義化されてしまうわけです。当然マンドリカの土地は収奪されるでしょう。極めて過酷が運命が待ち受けているに違いありません。それを思うと切ないなあ。

さて、今回の演出では、マンドリカの領地の地図を従者が見せる場面がありました。あれ、トウキョーリングで、登場した地図にそっくりだったと思いませんか? わたしは、双眼鏡で必死に字を読みました。そこに、ギービヒの領地とか書いてないかな、と。でも、そんなことは書いておらず。

なんともかんとも、心配になる二人の行く末なのでありました。

まだ続きます。妄想と深読みのシリーズ。

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Richard Strauss

アラベラの物語は、スルりと入ってくるようなものではありません。なにか、居心地の悪さを感じます。音楽は完璧に状況を描写していて感動するのですが、状況をよくよく考えると、不思議なことがたくさんありすぎます。

まずはマッテオ。

わかりやすいティピカルな男。

アラベラこのことが大好きなんだが、完全に一方通行で、ズデンカが作った、アラベラの手紙で妄想たくましくしている。これ以上望みがなければ、ガリツィア最前線に出るか、ピストル自殺を企てている。おめでたいロマンチスト。おそらくは、体面を気にする男なんだろうなあ。アラベラも一種のステータスシンボルなはず。

でも、ズデンカが男装しているのを見破れない。ところが、ズデンカが女性だと分かるとやいなや、我が友、我が恋人、我が天使と持ち上げる。結局、アラベラへの恋慕の念なんてたいしたことないのだ。アラベラの姿に似ていて、容易に手に入れられるズデンカにひょいと乗り換えたということなのか。。。

やばい。毒舌過ぎる。

ちなみに、この居心地の悪さ、後ろになにか大切なことが隠されている気がしていて、必死に掘り起こそうとしているのです。がゆえの悪あがき。私は、ホフマンスタールもシュトラウスも尊敬しています。この居心地の悪さこそが、彼らの企みではないかと思うのです。

ちなみに、マッテオが絶望して志願を口走るガリツィアは、今で言うとウクライナの西部地方で、ポーランド分割の際にオーストリアが手に入れた土地で、1860年代にガリツィアでは叛乱が起きていたようです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Galicia_%28Eastern_Europe%29

次は、この喜劇の中で最も得をした夫婦である、ヴァルトナー夫妻について。

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Richard Strauss

アラベラを観たあと、もっとも理不尽さを感じるのは、この喜劇で一番得をしたのがヴァルトナー伯爵であるということ。

おそらくは借財をマンドリカに返済させることができ、カード賭博の資金をも無心し続けるに違いない。

ヴァルトナー伯爵はこれからどうなるんだろう? 

マンドリカは森を売って、結婚費用に充当しようとしたけれど、きっとヴァルトナー伯爵の無限大の無心は、半永久的にマンドリカに向けられるでしょう。マンドリカは単なる地主ですから、いつまでも土地を切り売りするわけには行かないのです。いやいや、もしかしたらヴァルトナーはマンドリカの領地をも賭けの対象にしてしまうかもしれない。あんなに請求書が来て、裁判に訴えられようとしているというのに、懲りずにカードにのめりこむのは現代社会においては完全に病気。

なにはともあれ、マンドリカとアラベラの幸せの前提はヴァルトナー伯爵の更正か、あるいは腕前を上げていただくかか、のいずれかにかかっているといえましょう。

っつうか、娘の幸せを壊すんじゃない! ズデンカだって女の子なんだから! ⇒ ヴァルトナー

※  アラベラ っていう小惑星があるらしい。

 

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行って参りました。今シーズン第二作目の「フィガロの結婚」

このプロダクションは、2003年がプレミエでした。あのときもやはり芸術監督が交代した時期でした。先々代の芸術監督であるノヴォラツスキー最初のプロダクションと言うことで、アンドレアス・ホモキの演出にウルフ・シルマーの指揮という陣容。スザンナは中嶋彰子さんでしたねえ。2007年にも上演しているようですが、私は7年ぶりでした。

2003年の「フィガロの結婚」で忘れられないのが、ケルビーノを歌ったエレナ・ツィトコーワでした。度肝を抜かれましたよ、あのときは。深みのあるメゾで、グッと来まして、この方はすごい! と直観しました。その後、新国には「コジ」(これは聴いていません)、「ばらの騎士」でオクタヴィアン、「ラインの黄金」&「ワルキューレ」でフリッカ、と何度かお目にかかりましたが、やはり2007年のオクタヴィアンは、忘れようにも忘れられません。

それで、今回のケルビーノは、ミヒャエラ・ゼーリンガー。今回も度肝を抜かれましたよ。この方はすごい。ツィトコーワと同じく深い色調のメゾ。文字通りしびれました。演技も巧いし、カッコイイし、言うことないです。案の定、レパートリーはズボン役のオクタヴィアン、作曲家(ナクソス島のアリアドネ)、オルロフスキーときますから。私はこの方のオクタヴィアンを是非にも聴きたい!

別に私がどうこうというわけではないですが、2003年に有名になる前のガランチャを新国で見て、この方は絶対にあがってくる、と思っていたら、本当にスターになってしまいましたからね。ゼーリンガーさんもそうなると良いなあ。

素晴らしかったのは、伯爵夫人を歌ったミルト・パパタナシュ。ギリシア生まれのソプラノで、お美しいだけではなく、堂々とした演技にふさわしい気品のある見事な歌で感動しました。第二幕冒頭のアリアではもううっとりするばかり。気になったのは、後にも触れますが、すごく微妙なアーティキュレーションかなあ。すごく注意しないと分かりませんでしたが。これには別の原因も絡んでくるはずです。

あとは、フィガロを歌ったアレクサンダー・ヴィノグラードフ。エッジの際だつ艶やかなバリトンでした。さすがヨーロッパ人の持つアドヴァンテージ。体格も立派。かなわないなあ。

明日に続きます。

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昨日の公演ですごいハプニングを目撃しました。冷や汗。。

ケルビーノがバルコニーから庭に飛び降りて逃げるシーン。

ケルビーノのポケットには、軍隊の辞令が入っていて、飛び降りた先の庭で落としてしまい、庭師に拾われてしまうという設定なのですが、なんと、飛び降りる直前に、舞台に辞令と思われる冊子を落としてしまったのです! 

あっ、と思っていたら、スザンナを歌ったエレナ・ゴルシュノヴァがさっと拾って、そのままタンスの中に隠れたんですね。

ところが、あとではしごを伝って登ってくる庭師は、ケルビーノの辞令をなぜかちゃんと持っていて、伯爵に差し出していました。あれは予備ですね。

3月の「神々の黄昏」でも、指環がなくなってしまうハプニングがあったそうですが、あのときも舞台裏では大騒ぎで、なんとか予備の指環で凌いだのだそうです。

今回も、舞台の方は肝を冷やしたと思います。でも、これぞ生の舞台のよさなのでしょう。

あすは、指揮について。あえて時間をおいてます。

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指揮者のミヒャエル・ギュットラーは長身のイケメン王子様という感じ。オケが小さいので、ピットの床が高く設定されているからというのもあるのですが、かなり目立って見えました。

ギュットラーは、ドレスデン生まれの若き指揮者ですが、なかなか難しく味のあることをしてくれています。序曲はかなりの高速で、今日は、このテンポでやるのか。なかなかスタイリッシュで、若々しい演奏になりそうだな、と予想していたのですが、そのうちに、すさまじいほどの緩急のメリハリをつけ始めて、一筋縄ではいかないところを見せてくれました。

ともすれば、テンポの処理がすこし激しくて、歌手もオケモうまく追随出来ず、ハーモニーが一瞬崩れる場面もあって、ハラハラしたり。ケルビーノのアリアも、相当テンポ落としていました。ちょっと歌いにくそうな感じ。

実は似たような経験をしたことがあります。実は、2003年にウィーンで「フィガロの結婚」を聴いていますが、そのときの指揮は小澤征爾で、ケルビーノはアンゲリカ・キルヒシュラーガー。あのときも指揮と歌がかみ合わず、ハラハラしたんですが、またも同じ経験をしてしまいました。

あそこはやっぱり難しいのですかね。

やはり、いろいろな指揮を聴くと勉強になります。先日のウルフ・シルマーが素晴らしかっただけになおさら。羨ましいことにまだまだ若い方ですので。がんばってほしいです!

オケは、先日の「アラベラ」を見た直後とあって、編成の小ささが奇異に感じるほどでした。先に触れたとおり、ピットの床はグッとあげられていて、コントラバスのネックがすごく高く感じました。

これで、フィガロの結婚の話は一段落です。次は11月の「アンドレア・シェニエ」。このオペラ、プチ-二的絢爛な音楽で魅了されています。予習がんばらないと。

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ふう、やることたくさん。頑張ればどうこうと言う問題でもないからなあ。

さて、めげずに音楽聞いています。帰りがけの電車の中で、たまたまiPodの中の映像を見ていたのですが、シュナイダー&テオリンの「トリスタンとイゾルデ」の映像が出てきました。

どうということはないシーンのはずなのに、落涙。最近、涙もろいなあ。齢のせいか、疲れているのか。

しかし、前に書いたように、やっとオペラに感動できる体に戻ってきたというところなのです。良い兆候だ!

つい先日、新国立劇場からアンケート依頼が届きました。「より充実したサービスを手今日するとともに、さらに満足できるような劇場運営のあり方の指針とすることを目的」とするものだそうです。

というわけで、いろいろ書いてみました。ここではすべては書きませんが、設問の一つにあった「オペラファンの裾野を広げるとしたらどういうアイディアがあるか?」というもの。

これは難しいなあ。

ファンが増えたら、ますますチケット取りにくくなっちまうじゃないか。。。

なーんて。

でも、裾野を広げるにしても、間口はきわめて狭いから、なかなか容易なことではないはず。劇団四季みたいに、戦略的に広告出したり、露出を増やしたり、芸能界とタイアップしてイメージアップする、とかかなあ。嵐のメンバーから一人ぐらい、全公演招待するとか。オペラ以外の目的で集客できるかも。で、そのうち何人かにオペラに興味持ってもらうとか。

まあ、前提もなにもないなかだと戯言になりますね。

でも、本当に裾野を広げないと、予算も削られるだろうし、経営も圧迫されてくるはずで、下手をすればこの間まであった「自主公演停止」なんてことになりかねない。今が踏ん張りどころで、みんな必死なんだと思う。

いろいろ思うところはあるけれど、もっとまじめに考えて回答してみようと思います。

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ふふふふ。がんばれ。神様は気まぐれで残酷だ。。。

さて、壊れかけていますが、元気です。なんだか最近宵っ張りですが。

新国から会報誌が送られてきました。「トリスタンとイゾルデ」のオペラトークがあるのですが、平日(木曜日)の19時からですって。。。 仕事的に絶対に行けない日程です。で、悔しいことに、大野和士さんが登場されるとのこと。うー、はやく職場が都心に引っ越さないかしら。。 あと一年の辛抱です。

今日はドホナーニ指揮の「ばらの騎士」。マルシャリンはヤノヴィッツ。ちと音質が残念なので、聞き込みが足りないです。まだまだ聴いていない音源がたくさんですが、地道にがんばろう。

明日はオフ。明後日は所用。次のオペラはアンドレア・シェニエ。今週末は、プッチーニ「つばめ」の放送が WFMT であります。 

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Richard Strauss

私はこの数年間リヒャルト・シュトラウスに惚れ込んでいますが、まだまだ皆様のようにすべてを把握出来ているわけではありません。

まずはオペラ作品だけでもすべて聴いておきたいのですが、まだまだ聴けておりませぬ。

というわけで、先日から「エジプトのヘレナ」を聴いていますが、それはそれは、もうなんともかんとも、すさまじい音楽で、サロメとエレクトラをさらに突き進めたような強烈・強靱な音楽にたじたじです。すごいっすねえ。

今日は、あいにくい帰宅の電車が人身事故騒動に巻き込まれ、いつもより余計に電車に乗っていたのですが、幸いにも座れていましたので、一人の時間でゆっくりと「エジプトのヘレナ」漬けでした。でもカイルベルト盤は録音品質に問題はありますが。

数年前に、二期会が「エジプトのヘレナ」を上演しましたね。見逃したのが悔やまれます。2004年に若杉さん指揮でやったんですねえ。行きたかったです。

シュトラウス合宿と銘打ってしばらくがんばります。ああ、グントラムをiPodにいれんとなあ。

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5 絢爛豪華なモーツァルト

久々にモーツァルトの交響曲を。

38番「プラハ」と39番。

なんだか心が洗われた感じ。ここ数ヶ月味わったことのない静かで確かな心の動きを感じました。私の音楽が聴いている音楽の量は極めて少ないので、焦燥感とともになるべくオペラを聴こう、と管弦楽曲をなるべく聴かないようにしていましたが、今日はたまたまです。

言わずもがなですが、モーツァルトは偉大です。演奏はカラヤン。なんだか弦のフレージングがテヌート気味なのに気づいて、すごく新鮮です。音の切れ目を感じさせず、十分に音価を引き伸ばしている。録音場所のリヴァーヴ感とあいまって、天から落ちてきたかのよう。もちろん、ベルリン・イエス・キリスト教会で、1970年9月の録音。

ヨーロッパの建築でよくあるドーム型天井に描かれたフレスコ画の微細ながらも柔らかいタッチを思い出します。抜けるような淡い水色の空と綿のような雲、それから踊る天使達の姿。

欧州に飛んでいきたいですが、残念ながらかなわぬ夢。欧州文化の偉大さなんだが、後ろに控えている尊大さや残酷さをしばし忘れさせてくれる。美しいものは、あらゆるものを踏みにじって表出しているという過酷な現実を、ほんの少しだけ忘れることができました。

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5 絢爛豪華なモーツァルト

今日もカラヤンのモーツァルト。35番と36番を繰り返し。ヴァイオリンのテヌートが際立っていて、優雅さが引き立っています。録音良好。リヴァーヴ感もすばらしい。ベルリン・イエス・キリスト教会にて1970年の録音。

考えてみれば、カラヤン&ベルリンフィル&ベルリン・イエス・キリスト教会の組み合わせは、私の音楽体験の原点です。小さいころ、グラモフォンのカセットテープを飽きるほど聴いておりましたから。だから、この音質に安心してしまうのでしょう。でも、テヌート感は今週初めて感じた気がしていました。

でも? と思い、私のブログを見てみると、同じことを三年半前に感じているらしい。変わらないわたくし。

http://museum.projectmnh.com/2007/05/22205042.php

でも、三年も経って、同じことを感じていると言うことは、勘違いでもなさそう。

ラヴ、カラヤン。

36番は、ずいぶんと速いぞ。アスリート的。でも、美しい。体操選手の床競技みたいな。

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5 やっと出会えた理想の全集

東京も寒い。でも台風が来ている。なにかおかしい。

体重が急激に減ったんですが、なんのことはない。おそらくは筋肉がおちたのだと思います。この一ヶ月ほど、土日も消耗していたので、ジムに行けなかったのが敗因。あんなに鍛えたのに残念。レグプレス120キロ、再びできるようになるのはいつかなあ。

相変わらずカラヤンのモーツァルトが面白くて、今日もずっと聴いていました。飽きもせず繰り返し繰り返し。

私は、EMIからでているテイトのモーツァルト交響曲ボックスを持っていて、こちらのハフナー、リンツも大好きです、ハフナーはカラヤンよりも端正でおとなしい。テンポも少し抑えめですが、音量のダイナミズムはテイトのほうが際だっています。さすがに編成が少ないだけあって、カラヤンの音源より音圧は少ないけれど、その分聞きやすいです。

この音源も思い出深いです。辛いときに引きずり出してくれたいろいろな「もの」の一つなのです。ありがとう。

カラヤンの「ドン・ジョヴァンニ」のライナーを見ると、チェンバロは若き日のテイトだったりして、テイトがカラヤンにも使われていたのだ、と認識を新たにしたのを覚えています。テイトは、ブーレーズともリングのプロジェクトで一緒に働いたことがあるはず。

カミさんは夕方にバレエを見に出かけましたが、駅と会場が離れているので、雨合羽を着込んでいきました。私はこれから英語を話しに行って、やっと週末のオフに入ります。今晩もたっぷり眠れますように。

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Sun

31

10

2010

今月も目標達成です! 来月も読みます。

期間 : 2010年10月
読了数 : 9 冊
天を衝く〈1〉―秀吉に喧嘩を売った男九戸政実 (講談社文庫)
高橋 克彦 / 講談社 (2004-11-16)
パイロット・イン・コマンド (新潮文庫)
内田 幹樹 / 新潮社 (2006-08)
操縦不能 (新潮文庫)
内田 幹樹 / 新潮社 (2006-01)
査察機長 (新潮文庫 う 15-6)
内田 幹樹 / 新潮社 (2008-01-29)
狐火ノ杜―居眠り磐音江戸双紙 07
佐伯 泰英 / 双葉社 (2003-11)
雨降ノ山―居眠り磐音江戸双紙 06
佐伯 泰英 / 双葉社 (2003-08)
雪華ノ里―居眠り磐音江戸双紙04
佐伯 泰英 / 双葉社 (2003-02)
龍天ノ門―居眠り磐音江戸双紙 05
佐伯 泰英 / 双葉社 (2003-05)
霊の柩
高橋 克彦 / 祥伝社 (2000-02)

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2012 年 5 月 21 日
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2010年10月更新率
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