Jazz

ふう。何とか週末にたどり着きました。週末もタスクが多いのは周知。特に土曜日はひどい。で、来月からはさらにタイトになる。とほほ。

今月から、英会話の先生が交代となりました。ニュージーランド出身のMikeという方で、私より年が上だと思うのだが、最近二年間ほど大学に通ってメディア論を学んでいたらしい。その授業の中で「ピーター・グライムス」と「魔笛」について学んだとのこと。今度は気が合いそうな方でうれしい限りです。

最近、NHK-FMを聴くことが多くなりました。昨夜は、夕方から深夜までかけっぱなしでした。18時からはなんだか高校生がDJをやるんだが、うまくいかなくて痛々しい感じ。でも、数年ぶりにSwing Out Sisterを聴けたのはうれしかった。実はすごく好きなのです。

21時からの吉田秀和さんの「名曲のたのしみ」ハイドンスペシャルです。22時からのラジオドラマも面白かった。中学生の頃、やたらに「青春アドベンチャー」ばかり聴いていた時代がありましたが、その頃のことを思い出しました。ラジオドラマは映像の押し売りがなくて良いです。23時からは辛島文雄が出てきて二時間ほどジャズな感じ。最後に辛島さんが弾いたソロピアノは、少しひねりがきいたコードの使い方でしたが、素晴らしかったです。結構やられているコードの当て方ではありましたが、かっこよかった。

それで、今日はSwing Out Sister。先ほども触れたように、FMで流れていたのを聴いたんですが、一瞬、リー・リトナーとデイブ・グルーシンの「ハーレクイン」というアルバムの曲なのか、と思ったんですが、ウェブで確認して、得心した次第。

Swing Out Sisterは、1986年に結成されまイギリスのバンド。最初は男二人に女性ボーカル一人、というドリカム的な編成でしたが、その後一人脱退して、メンバーは二人に。これもまさにドリカム的。日本でブレイクしたのがきっかけで大きく羽ばたいたらしい。なんだかシャカタクにも似た経歴です。シャカタクもイギリスのバンドですので。

ヴォーカルのコリーン・ドリュリーは、音域的にはメゾソプラノか。そんなに技巧的というわけでもないけれど、清涼感のあるサウンドにマッチしている。私が最もすごいと思うのは、ディレクターなんだろうなあ。絶妙なリヴァーヴ感を保った一貫した音作りが素晴らしい。インコグニート的でもある。車に乗りながら聴いたりすると良いのではないか、と思います。ちょっと試してみよう。手元にライナーがないので、だれが音を作っているのか今は分からない。調べてみよう。

Swing Out Sisterを聴いたきっかけは、弟が何枚もCDを持っていたので、聴かせてもらったことから。弟と私は大学が同じで、二年間ほど学生寮の隣部屋で生活しておりました。楽しい二年間でありました。

そうそう、逢ったイギリス人みんなに「シャカタクって知っている?」と聴くんですが、全員「知らないよー」とおっしゃる。じゃあ、Swing Out Sisterはどうなんだろう? 今度聴いてみよう。

Hiroshima2010

幼きころ、つまり2歳から4歳ごろに、広島市に住んでいたことがありました。広島を訪れたのはそれ以来ですのでもう四半世紀以上ぶりということになりましょうか。

記憶違いというものはいくつかあるもので、当時から走っているはずのバスの塗装の色が幼き日々の記憶よりもくすんでみえたり。一番ショックだったのは厳島神社に行ったときのこと。小さいころはもっと広大な社殿だったと思ったのですが、いざ訪れてみると以外にこじんまりとしていて拍子抜けをしてしまったりもしました。
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それから、原爆ドームもすごく小さく思えました。あのころは聳え立っているぐらいのイメージだったのでけれど。
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とはいえ、ほんの1年半ほど通った幼稚園を車窓から見つけたり、路面電車のデザインが変わっていなかったりと、幼いころの記憶の強靭さも再確認しました。