2011年5月アーカイブ

大型連休に突入しました。

私のゴールデンウィークは、カレンダー通りと言えばカレンダー通りですが、少し変わっています。明日2日は会社に行きますが、なぜか夜勤で、徹夜の見込みです。仕事柄、年に一度はやりますので、毎年のことです。今年もレッドブルを持ち込んで、頑張ります。

というわけで、夜型に変えますので今日は夜更かしをして、明日は寝坊の予定。感覚的には金曜日から木曜日までの7日間、別スケジュールで動きますので、少し得した気もします。

さて、連休前半は、故あって埼玉県新座市の平林寺に行ってきました。ここは、松平信綱にゆかりの臨済宗のお寺です。武蔵野台地にあって、いまだに広大な土地を持っていて、かつての武蔵野の雑木林の風情が味わえるところです。

松平信綱といえば、島原の乱を鎮圧した切れ者の老中です。二千石の旗本の家から大名にのし上がった男で、「知恵伊豆」呼ばれたとか。江戸時代にもこうした出世物語があるものですね。

ここはしだれ桜や紅葉が有名ですが、新緑がみずみずしくて、大変癒されました。

驚くべきことに、このお寺には、あの秀吉子飼いの増田長盛の墓所があります。また武田信玄の娘の見性院の墓所らしきものも。WIKIには、別のお寺の名前がありますが。

新座市、清瀬市、東久留米市のあたりは、人口が増えて、どんどん畑や雑木林が減っているそうですが、まだまだ自然が残っています。少し嬉しいです。

今日は、コジ・ファン・トゥッテの音源を3つも入手できました。デイヴィスがコヴェントガーデンで振った盤、エストマンがドトットニングホルムで振った盤、それからモラルトがウィーンで振ったモノラル盤。早速エストマンが振った盤を聴いていますが、これまで聴いていたムーティーと全く違う音作りで、序曲を聴いたときにはコジとはわからなかったぐらいです。

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連休のこと

はやいものでGWもあと1日です。とはいえ、7日にはまたお休みとなります。ただし、休みは休みでやることはたくさんありますけれど。

5月2日は徹夜で仕事をして、帰宅は5月3日の早朝7時前ごろ。早朝の電車というのは、恐ろしいものがあって、酔っぱらいが徘徊しているし、なぜかガチャピンの着ぐるみを着ている人がいたりと、なかなかに刺激的でした。それから、私のおくさまの友人が来訪して楽しいひととき。

今日はわたくしの両親の家へと出かけました。久々にワインを飲みました。美味しかった。。。

コジ予習中

今日は、引き続きコジ・ファン・トゥッテの予習をしています。アルノルト・エストマンが指揮をするドロットニングホルム宮廷歌劇場での録音です。ドロットニングホルムは、スウェーデンの都市です。自然に囲まれたところで、私の記憶では、現在のスウェーデン国宝であるカール16世グスタフは、子供のために、ストックホルム市街の王宮とドロットニングホルムの宮廷の両方を使い始めたのだとか。上の写真はドロットニングホルムの写真です。

指揮者のアルノルト・エウストマンはスウェーデンのマルモ(マルメ?)に生まれた方。エストマンは、古楽オペラの発掘などをしていたようですが、1979年からドロットニングホルム宮廷歌劇場の総支配人と音楽監督に就任したとのこと。古楽的な爽快さは疑いようもありません。こういうサウンドも実に新鮮に感じます。

あとは、デイヴィス指揮にてコヴェントガーデンで録音した音源も入手済みです。こちらも予習しないと!

こちらはおまけ。ストックホルムの王宮で行われる衛兵の交代式の様子です。

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おー、これは素晴らしい。私は早速申し込みました。

5月29日が初日の新国立劇場「コジ・ファン・トゥッテ」の舞台美術についてのイベントです。

http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20001454.html

今回の「コジ」は周辺イベントが充実しているなあ。

  1. オペラトーク(5月15日)
  2. カバー歌手による演奏会形式「コジ・ファン・トゥッテ」演奏会(5月15日)
  3. 舞台美術イベント(5月28日)

本当は、演奏会形式の「コジ」も行きたかったのですが、別の演奏会のチケットを譲っていただいていたので、やむなく見送り。それが残念。オペラは準備をすればするほど楽しめます。凄くたのしみ。

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取り急ぎ。さきほどメールが届きました。すでに稽古は始まっているようですが、あたらしい出演者の方には感謝の気持ちとともに、期待したいと思います。ありがとう!

このたびの東日本大震災によって被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
新国立劇場2010/2011シーズンオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」
(ダミアーノ・ミキエレット演出 新制作)公演は、大震災後の原子力災害による
自身の健康への懸念から、現在の日本に長期滞在することが困難であると決断した3名
(P.カリニャーニ、A.サムイル、D.コルチャック)及び体調不良者1名(E.ツァラゴワ)が
降板を申し出たため、指揮者及び出演者を以下の通り変更して上演いたします。

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます

◆ 「コジ・ファン・トゥッテ」新出演者 ◆

【指揮】
パオロ・カリニャーニ → ミゲル・A.ゴメス=マルティネス

【フィオルディリージ】
アンナ・サムイル → マリア・ルイジア・ボルシ

【デスピーナ】
エレナ・ツァラゴワ → タリア・オール

【フェルランド】
ディミトリー・コルチャック → グレゴリー・ウォーレン

【変更なし】
ドラベッラ役ダニエラ・ピーニ
グリエルモ役アドリアン・エレート
ドン・アルフォンソ役ローマン・トレーケル

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いつものように6時前に起きだして、ごそごそと。午前中は新宿。午後は地元に取って返して、図書館とジム。

もちろん「コジ・ファン・トゥッテ」を聞きながらです。

今日はスイトナー盤を手に入れました。1984年に発売されています。フェルランドがシュライアー、アルフォンソはテオ・アダム。ベルリンシュターツカペレの演奏。DDR時代の録音です。残念ながら解説書がついておらず細かいデータは不明です。序曲を聞いたところですが、割と録音は良好。入念な演奏という印象。シュライアーはいいなあ。

明日はコジについてもう少し突っ込んだ勉強をする予定です。

こちらの写真は木曜日に家の前で撮った花。釣鐘水仙だと思われます。

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Richard Strauss

作曲家の西村朗氏と、久々にNHKクラシック畑に戻ってきた黒崎アナが送る N響アワー ですが、5月のラインナップを遅ればせながら確認しました。

【 2011年5月の放送 】
1日 :   永遠の名曲たち ピアノ協奏曲第2番(ラフマニノフ)
8日 :   鬼才ノリントンの魅力 ~ 最近の演奏会から ~
15日 :   気ままにセレクション   ~ 今宵もカプリッチョ総集編 ~
22日 :   生誕200年 フランツ・リストの魔術
29日 : 〈生誕150年 マーラー交響曲シリーズ〉    ~ 最終回・第3番 ニ短調から ~

わたしは「カプリッチョ」の文字に真っ先に飛びつきました。これは、番組の最後のコーナーから来ているようですが、総集編なのだそうです。それで、とりあげられるのはかずかずの「カプリッチョ」たち。

そして、期待に違わず、シュトラウスの「カプリッチョ」! それも、私が涙にくれた2009年10月のN響公演!アンドレ・プレヴィンとフェリシティ・ロットによるカプリッチョは本当に素晴らしかったのです。あのときは、もう凄すぎて訳がわからなかったです。

私が涙にくれた記憶はこちら。

http://museum.projectmnh.com/2009/10/19214851.php

NHK 今宵はカプリッチョ総集編のURL
http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2011-05-15.html

今日はよい天気故に、散歩に行こうと画策中。

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Berg

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A. Berg
Berlin Classics (2008-07-08)

近所のツツジ。昨日のものです。初夏の太陽が西から差し込んでいて、夏がぐんと近付いて来た感じ。空気は湿り気を帯びてどんより重く、水蒸気の乱反射で遠くのものが透き通るように白く見えます。

こちらは、おそらくは高度1万フィート以上をとんでいるであろうANAのボーイング777。冬の時分はもっとくっきりと見えるのですが、思った以上に白くなっている。まるで空を飛ぶシラスのよう。

今日は、とある多摩方面の会社事業所に行きました。ここに来るのは9年ぶりぐらいですが、意外とあたりの様子は変わっておらず、懐かしい感じでした。通り道の酒屋で地ビールを売っていたので購入しました。これは友人へのお土産にする予定。

ということで、移動時間がいくらかあったので、「コジ・ファン・トゥッテ」の予習。

それから、最近買ったiPod touchで、2009年11月に新国立劇場で上演された「ヴォツェック」の映像をみたとたんに火がついてしまい、結局ケーゲルの振る「ヴォツェック」を移動時間に聞き終えてしまいました。鋭利な刃物のような演奏。グサグサなにかに刺されている気分。だが、ワクワクする。耽美的なところもあれば、マーラーのようなシニカルなところもある。ショスタコーヴィチのような光のコントラストを感じるところもある。このはちゃめちゃなところが嬉しい。これぞ大人のたのしみだなあ。

  • 指揮:ヘルベルト・ケーゲル
  • ヴォツェック:テオ・アダム
  • マリー:ギゼラ・シュレーター
  • 大尉:ホルスト・ヒースターマン
  • 医者:コンラート・ルップフ
  • ライプツィヒ放送交響楽団
  • ライプツィヒ放送合唱団
  • ドレスデン少年合唱団
  • 1973年4月9日 ライプツィヒコングレスホール

参考ですが、こちらが新国立劇場での一場面。第一幕第二場で、史上もっとも美しいと思われるマリーのアリアのところ。

  • あまりに美しさに息をのむ。
  • かえってそれを失うことへの不安から心がかき乱される。
  • ゆえに、強烈な不安感が胸に差し込み、
  • なぜか、それでいて快感を感じる。
  • したがって、心をあちこちに引っ張られる。

こんなアリアはあまり聴いたことがないなあ。勉強します。

今、英語の勉強で、ヴォツェックについての英作文を作っているところですが、やっとベルクが戦争に行くところまで行きました。ここで戦争体験とからめて、ヴォツェック成立までのことを書こうと思っていますが、日本語で書くのも難しいので、ちと難儀中です。

相変わらず音楽を語れない。岡田暁生氏「音楽の聴き方」を読んで、ちょっといろいろと思うところあり。もっと修行が必要だなあ。頑張ろう。

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Richard Strauss

今週末5月14日からのMETライブビューイングは、リヒャルト・シュトラウス最後のオペラである「カプリッチョ」。

METライブビューイングについては、もう申すまでもありませんが、NYCのメトロポリタン歌劇場の公演を、世界各地の映画館で見ることが出来るという趣向です。日本以外では、文字通りライブで、生中継を映画館で見られるのですが、日本では松竹系の13の映画館で5月14日から20日までの7日間観ることが出来ます。

私は、何故かこのオペラ「カプリッチョ」が大好きで仕方がありません。一時期は、シャワーを浴びながら鼻歌を歌うだけで感動して落涙している始末。まったく。2006年に、このオペラの魅力にとりつかれまたのですが、きっかけは何だったか?? 余りよく覚えていない。でも、むかしのブログに以下のようなえらそーな記載がありました。すいません。

リヒャルト・シュトラウスのカプリッチョ。シュトラウス最後のオペラで、初演は1942年ミュンヘンにて。まさに第二次大戦まっただ中。あまり大きな評価を受けていないらしく、演奏される機会も少ないようだ。それは、ナチス政権下でシュトラウスがナチスに協力したことによるのも大きいとは思う。だが、シュトラウスのナチスへの協力は限定的だったとも言われる。シュトラウスの思惑は、ナチスと手を組むことで、シュトラウスが良く思っていなかったレハールなどの大衆的オペレッタの勢力を追い落とすことだったとも言われている。

それにしては、実に美しい旋律。第二次大戦といえば新ウィーン楽派による調性の崩壊を体験している時期ではあるが、老シュトラウスはこの美しいオペラを書いたというわけだ。その境地たるやいかばかりのものだったのだろうか...。

最終部は「月光の音楽」と呼ばれていて、冒頭のホルンの独奏だけではなく、それに続く弦楽合奏の美しさときたら!サヴァリッシュの指揮が上手く歌っているということと相俟って、老シュトラウスはいつまでもこの美しさの中に浸っていたいと聴き手に思わせることに成功しているのである。

なかなか生演奏を聴けないとは思うのではあるが、なんと、今年の10月にドレスデンで演奏されるではないか!行こうかな...。

それで、なんと、ドレスデンにまで行ってしまったという訳の分からない状態。指揮者はペーター・シュナイダーだったのですが、当時はその素晴らしさを理解できず、戻ってきてから、あらためて恐懼した次第でした。

ドレスデンのゼンパーオーパーのホワイエにあったリヒャルト・シュトラウスの胸像です。一緒に記念写真もとりました。ミーハー。

今年のライブビューイングの予定を見たときは驚喜しました。今週末の休みを利用して新宿ピカデリーで見ようと思いますが、ウェブを見てみると、どうやら予約が出来るみたい。噂では、なんだかすごく並ぶ、という話を聞いていたので覚悟をしていたのですが、これで安心です。早速予約を済ませました。予習しないと。いま「コジ」のまとめ記事を作ろうとしていますが、その前に「カプリッチョ」もまとめないとなあ。

上映場所はこちら

METライブビューイング

関連記事はこんなかんじ

自粛を自粛いたしましょう。がんばります。

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本日、新国からメールが届きました。新国立劇場の「コジ」関連のイベント紹介でした。

コジは5月29日が初日で6月11日までです。

コジの次の公演は「蝶々夫人」で、6月6日から6月18日までです。蝶々夫人も直ぐそこに迫っている。。。

ということで、本日の通勤リゾートでは「蝶々夫人」の第一幕を堪能したんですが、これがすごかった。聴いたのはシノポリ盤でしたが、シノポリってすごいんですねえ。

ゆらゆらとテンポが揺れるんですが、それがものすごく的確で、聴いているだけでグイグイと引っ張られ、心を揺さぶられます。もう興奮しっぱなしでした。フレーニも強烈な存在感ですし、カレーラスの牽引力もすごい。第一幕だけでもうおなかが一杯です。私は第一幕最終部に向けて、ピンカートンと蝶々夫人がやりとりするところが大好きです。あのBimba Bimbaと始まると、ぞくっとくるたち。あそこだけは二回聞き直して、ますます良い気分です。
(あの歌い出しはパヴァロッティが絶妙ですね)

録音は若干荒っぽいですが、中低音が充実していて、迫力があります。残響も中低音にピークがある感じです。こういうサウンドも大好き。

  •  ミレッラ・フレーニ
  •  ホセ・カレーラス
  •  テレサ・ベルガンサ
  •  ホアン・ポンス、他
  •  フィルハーモニア管弦楽団
  •  アンブロジアン・オペラ・コーラス
  •  ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

やっぱり、3年前も感動していたようで、以下のようなことを書いております。

http://museum.projectmnh.com/2008/07/28230018.php

テンポが激しく操作されていて、実に楽しい。ここでこのテンポ? みたいな驚きの連続。でもそれでいてしっくり来るテンポ。僕のデフォルト盤であるカラヤン盤がそんなにテンポを動かさないので、そう思うのかもしれませんが。個人的にはテンポを動かす演奏が好きですので、いたく気に入りました。

シノポリのプッチーニといえば、「マノン・レスコー」を聞いたことがありますが、こんなにテンポ動かしていたかなあ、と思ったり。

ちなみに、ピンカートンを歌うホセ・カレーラスがすばらしすぎる。パヴァロッティのようなあらぶれたところもなく、ドミンゴのような甘さもないけれど、なんだか直情的で真摯に歌う感じですね。不品行なピンカートンには少し似合わないかも(そういう意味ではパヴァロッティはピンカートンにぴったりですが......)。でも好きなんですね、こういう声。ここまで一生懸命歌われるとこちらも心が動きます。ピンカートンのカレーラスは当たりです。

新国立劇場の蝶々夫人特設ページはこちら。

http://www.atre.jp/11butterfly/

新国立劇場の「コジ」関連のリンクはこちら。

カバー歌手による演奏会形式の「コジ・ファン・トゥッテ」

演出のダミアーノ・ミキエレットが出演するオペラトーク

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Richard Strauss

一週間完了しましたが、なんとか辿り着きました。本日は夜更かし中。土曜日の仕事は免れられそう。だが、明日の夕方には試練が待っています。

今日はこの映像につきるなあ。

Das Rosenband。 ばらの花環、なんて訳が付いています。1898年に作曲された「四つの歌」の第一番。クロップシュトックの氏によるもの。この年、シュトラウスは「英雄の生涯」を作曲しています。自らを英雄に喩えることができるほど、充実した年頃の作品です。

数年前からかなり気になっている曲なのですが、じつはもう13年ぐらい前に、オッター様のアルバムで聴いていたみたいで、そのときからわりと好きな曲でした。バーバラ・ボニーのアルバムでも聴いていましたので。それが、数年前に手に入れたフェリシティ・ロットのこのアルバムで一気に大好きになりました。

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このアルバムのDas Rosenbandは、オケ版で、シュトラウスの豊穣な音楽がより味わい深く楽しめます。

You Tubeで歌うディアナ・ダムラウは、ドイツの若きコロラトゥーラ。私は初めて聴きましたが、めちゃ巧いですね! 丁寧だし、余裕を持って歌っています。チェックしないと。ちなみに、私は、メリル・ストリープに似ていると思うのですが、いかがでしょうか? 

この曲、語りたいことはあるのですが、明日があるのでこのあたりで。

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行って参りました。新国立劇場オペラトーク「コジ・ファン・トゥッテ」ですが、本日の11時よりオペラトークにて、演出のダミアーノ・ミキエレット氏のお話を聞いてきました。ネタバレありですが、オペラトークの模様を2回に分けて報告いたします。なお、私の主観で再構成してお届けします。

念のためあらすじ

 二人の士官と、二人の姉妹の恋愛模様。士官フェルランドはフィオルリージ、士官グリエルモはドラベッラと婚約している。フェルランドもグリエルモも自分の恋人の貞操を疑わない。だが哲学者アルフォンソはそんなことはない、と言い張り、賭をすることになる。フェルランドもグリエルモも変奏をして、互いの恋人を好感してくどき始める。最初はフィオルリージもドラベッラもはねのけるのだが、最恋人を捨てて新たな恋に身を任せてしまう。結局、すべてが露呈するが、互いに許し合うのだった。

演出の方針 

 舞台設定は現代イタリアのキャンプ場になっています。これは以下の理由によります。
ストーリー自身はシンプルであるが、フィナーレを考えると実はシンプルではありません。含みを持たせた最後と言うことであり、恋や愛を信じられなくなった若者四人がこれからどうなるのか、という疑問が残るのです。

演出家として様々な選択を重ねて作品を作り上げていきますが、現代のキャンプ場に場を移したのは、理由はただ一つであり、舞台上の登場人物に現実味を与えるためです。最も重要なのはわかりやすさである。誰にでも分かると言うこと。素養があろうと亡かろうと分かるものを作りたいのです。その上で、そこに、通の人に分かるような趣向を凝らす、そういう二層構造になります。
グリエルモもフェルランドもドラベッラもフィオルリージは学生で、一週間のキャンプで自然に囲まれたところでキャンプ場で楽しもうというのです。ですが、男性は二人キャンプ場から去ってしまいます。バカンスのキャンプ場には誘惑がたくさん存在しています。(独身男性もたくさん来ているでしょうから)

もう一つ重要な要素は自然に囲まれていると言うことです。自然の中では人間社会を離れているのです。また、舞台の時間設定は、第一幕は昼間から夕暮れ、第二幕は夜となります。夜であれば、自然の中で人間は本能を見いだすのではないでしょうか。アルフォンソのセリフに「社会的枠組みを外れると本能に立ち戻る」というものがありあますが、この森の中でそれがあらわになるのです。動物的で本能的な者に目覚めると言うことなのです。

デスピーナとアルフォンソは?

 もともとは、フィオルリージとデスピーナの小間使いであるデスピーナは、キャンプ場のバーの店員という設定です。そして、哲学者アルフォンソは、キャンプ場のオーナーという設定です。アルフォンソは、若者達をキャンプ場に招き入れているわけですが、そうしたことで、アルフォンソは若者達を自分の手のひらの内で動かしているよというような意味合いがあり、歌手達の演技もそれに基づいた者になります。

ドン・アルフォンソはなぜこうした賭をするのか?

 オペラの解釈をする上で一番大切なことは、すぐに答えを得ようとするのではなく、あらゆることに疑問を持つと言うことなのです。この答えを求めようとするプロセスが重要です。こうしたオペラの解釈には答えがたくさんあるわけであり、だからこそ一つのオペラに複数の演出あるのです。
 そうしたなかでアルフォンソの台詞にこだわりを持つことにしたのです。なぜ、アルフォンソは若者四人を動かして,互いの恋人の貞操
をぶちこわして、若者達の幻想を打ち砕いたのか? 
 この作品のテーマは愛や恋といったもので、台本のダ・ポンテやモーツァルトがこのオペラに込めたテーマなのです。恋愛の法則や原因を考えることがテーマなのです。アルフォンソもこうした愛やら恋やらに疑問を持っているのではないか、と考えたのです。たとえば、アルフォンソは過去に辛い恋愛体験があって、それがゆえに、若者達の幻想を砕くようなことをしているのではないでしょうか? したがって、今回の演出では、最終部においてはある種悲劇的な結末となります。結局は孤独や悲しみに行き着くのではないかということなのです。

つづく

ちなみに、今朝時点ではまだ席が空いているようです。まだ間に合いますよ → チケットぴあ

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午前11時前の新国立劇場のエントランスにて。入った途端にこの風景で、感動です。こんな光の入り方をするなんて知りませんでした。この季節のこの時間だからこその風景かもしれません。

昨日に続いて、「コジ・ファン・トゥッテ」のオペラトークにて、ミキエレット氏がお話しした内容を、個人的にまとめてみます。ネタバレありますのでご注意ください。

人間の理性について

 最終部の台詞に「理性に従って行動できる人間は幸いである」という台詞がある。理性的であればどのような困難も克服できるという18世紀的な理性偏重のモラリストの考え方ですが、これは偽善的な台詞でしょう。端的に言うと、この台詞で安心を得ているともいえましょう。我々は人間とは何か、という問いに恐怖を抱くのです。それは、見たくないものが見えてしまうからです。我々の本能的な部分、動物的な部分が見えてしまうのです。こういう見たくないものに蓋をしまてしまおう、というのがこの「理性に従って~」という台詞であり、このフィナーレなのです。

演出に際してのト書きの扱い

演出をする上での発想は、セリフと音楽から考え、ト書きは重要視しません。画家は白いキャンパスを使うが、演出家としても、やはり白いキャンパスを使いたいからである。音楽と台詞は、どこで上演しようとも同じものを使うことになるから、そこから出来るだけ自由な発想を得たいのです。確かに台詞の真意や意味合いが変わってしまうと言う恐れはあります。ただ、ト書きにただ沿っていくのは、目隠しをした馬に道を示して山を単に登る、ということになるのです。それではおもしろみがありません。山に自由な道を使って登れば違った楽しみを見いだすことが出来るでしょう。

つづく

あと2回ほどで終わる予定です。5月29日が初日の「コジ・ファン・トゥッテ」。まだ間に合いますよ → チケットぴあ

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Richard Strauss

先週末、思いがけず休みになりましたので、予定を変えて今日のうちにMETライブビューイングに行ってきました。恥ずかしながら、METライブビューイングは初めてでしたが、楽しく感動的なひとときでした。

私が言ったのは、新宿ピカデリー。昔は古びた映画館だった気がするのですが、大変な変わりようでした。スクリーン1という大きめの劇場でしたが、お客さんの入りは5,6割ぐらいでしょうか。

本当のオペラやコンサートと違うのは、

  • 座席がゆったりしている。
  • ものを食べてもよい。
  • 拍手しない。
  • 当然ですが、サウンドは今ひとつ

といったところでしょうか。

  • 伯爵夫人マドレーヌ:ルネ・フレミング
  • 作曲家フラマン:ジョセフ・カイザー
  • 詩人オリヴィエ:ラッセル・ブローン
  • 伯爵:モルテン・フランク・ラーセン
  • 劇場支配人ラ・ローシュ:ピーター・ローズ
  • 女優クレロン:サラ・コノリー
  • 指揮:アンドリュー・デイヴィス

フレミング、素敵すぎますねー。当代一のシュトラウス歌いなんでしょう。柔らかい羽毛に包まれたような歌声で、ほかのどの歌手ともあきらかに違う個性的な声だと思います。

本編前のインタビューで、フレミングがいっていたことが印象的でした。

曰く「伯爵夫人マドレーヌも、アラベラも、元帥夫人も、同じ女性が違う時代の別の場所に居ただけに過ぎないのである」

なるほど。

3人とも、世の中の、酸いも甘いも知っていて、諦念する分別をも持ち合わせる大人な女性です。

フレミングは、学生時代に、フランクフルトで「カプリッチョ」に感動して、3回も観に行ったんだそうです。

私もその気持ち、よくわかります。

先週の日曜日、N響アワーで、2009年のN響定演でフェリシティ・ロットが歌ったカプリッチョ終幕の場が出ていましたが、途中できられて、極めて残念。

そうそう。フラマンをうたったジョセフ・カイザーも素晴らしかったですよ。伯爵夫人への告白の場面、あれは泣きました。。

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Richard Strauss

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短いエントリー。

ベームのカプリッチョ、これはひとつの偉大な美意識だなあ。ヤノヴィッツの高く響く無垢な声に癒されました。ディースカウだってすばらしい。というか、贅沢。

録音が素晴らしい。残響具合が絶妙。録音はゾフィエンザール。

帰宅時間に聴いて、すっかりリフレッシュしました。これこそ通勤リゾート。

しかし、カプリッチョは、私には分からない秘密がたくさんあるはず。18世紀オペラの引用に満ちあふれているらしい。だが、オペラ暦の短い私にはこれから勉強が必要です。引用で分かったのは、シュトラウス自身のオペラである「ナクソス島のアリアドネ」と「ダフネ」のフレーズでしょうか。あと、「ばらの騎士」のオーボエの旋律が出てきたはずなんですが、まだ確認とれていません。

過去のカプリッチョ関連はこちら

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新企画「数字で見る新国立劇場」。いままでの数ある企画は終わっていませんが、かなり前から調べたいことでしたので、今回アップいたします。

新国立劇場がオープンしたのは1997年10月10日の「建・TAKERU」ですので、はや14年が経とうとしています。私が新国に行き始めたのは2002年ですが、演目の傾向などをまとめたら面白いだろうな、と準備を進めていました。最近やっとデータの確保が出来ましたので、今後徐々に分析していきます(最近、仕事でこういう作業が多い。。。)

第一回は、どんな作曲家が取り上げられているのか、について。

1 ヴェルディ  26回
2 プッチーニ     19回
3 モーツァルト 15回
4 ワーグナー 13回
5 リヒャルト・シュトラウス 12回
6 ロッシーニ 6回
7 ビゼー 5回
8 團伊玖磨 3回
9 マスネ 3回
10 ヨハン・シュトラウス二世 3回
11 以外 34回

1位、2位は、イタリアの両巨頭であるヴェルディとプッチーニが占めています。これは、これまでの新国立劇場の本公演139回のうち、おおよそ45%を占めるという高占有率です。なるほど。やはり、日本にとってのオペラというものは、イタリアオペラの比重が高いと言うことでしょう。あとで国別でも集計してみます。

つづいて、3位から5位までは、ドイツ=オーストリア系の作曲家であるモーツァルト、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスが占めています。オペラと言えばワーグナー、という向きもあると思いますので、それはまったくうべなうことが出来ます。

シュトラウスファンとしては、ワーグナーに1本次いでリヒャルト・シュトラウスが続いていると言うのがうれしいです。リヒャルト・シュトラウスの上演回数は12回。第6位のロッシーニが6回です。なるほど。

※ データは、1998年から2010・2011シーズンまでを、新国立劇場のウェブサイトの「過去の公演から」を参照して、分析してみました。

つづきます。

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ブレッカー兄弟による「サム・スカンク・ファンク」の映像。先日も取り上げましたね。

この映像こそ、私がマイケル・ブレッカーを初めて目にした映像です。1992年の夏のこと。マウント・フジ・ジャズフェスティバルというものがあった時代です。これで、コロッとブレッカーいかれになってしまいました。

この音源におけるマイケル・ブレッカーによるサム・スカンク・ファンクのインプロヴァイズは、私が聴いたことのあるマイケルのサムスカインプロヴァイズのなかで、もっとも素晴らしいものと思います。

今日はこのあたりで。最近帰宅時間が遅い。若返った気がします。っていうか、また忙しくなっただけだが。。。

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東京も入梅しました。ご覧のようにオペラシティの高層階部分は雲の中に入りかかっています。

今日、新国立劇場にて開催された「「コジ・ファン・トゥッテ」の舞台美術~イタリアの工房から~ 」に行ってきました! 今回のコジの舞台美術を担当されたパオロ・ファンティンさんと、舞台美術コーディネーターを勤めておられる白石恵子さんのお話をうかがう充実の2時間半でした。

前半の一時間はパオロ・ファンティンさんが今回のコジ・ファン・トゥッテの舞台美術の意図を説明してくださり、後半の一時間は、白石恵子さんが、今回の舞台の大道具をモデナで作ってこられたエピソードなどを話してくださいました。

もう、興味深いことや目から鱗が落ちることがたくさんで、充実しすぎです。しかも無料ですから。これはもう素晴らしいの一言に尽きます。今後もこうしたイベントが開催されるようです。なぜなら今回のタイトルは「国際連携プロジェクトⅠ」なんですから。きっとⅡとかⅢもあるはず。

今日はさわりだけ。もう、書かねばならないことがたくさんあります。またシリーズがふえてしまう。。

ともかく、20年前に、こんな世界があることを知っていたら人生変わっていただろうなあ。

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新国立劇場の写真。通い始めてもう8年近くになりますが、建築的にも大好きです。幾何学的な構造美もありますし、随所に日本的意匠が凝らされているということもあり、いつぞやかは、朝早く、6時半頃に新国に出かけて夢中で写真を撮ったことがありました。

さて、 すっかり頓挫していたオペラトークの模様の最後の回。本日が初日でしたので、かなり遅れてしまいました。仕事にもっとスピード感を持たせないと、と思う今日この頃。

演出に際してのト書きの扱い

演出をする上での発想は、セリフと音楽から考え、ト書きは重要視しません。画家は白いキャンパスを使うが、演出家としても、やはり白いキャンパスを使いたいからです。音楽と台詞は、どこで上演しようとも同じものを使うことになるから、そこから出来るだけ自由な発想を得たいのです。

確かに台詞の真意や意味合いが変わってしまうと言う恐れはあります。ただ、ト書きにただ沿っていくのは、目隠しをした馬に道を示して山を単に登る、ということです。それではおもしろみがありません。山に自由な道を使って登れば違った楽しみを見いだすことが出来るでしょう。

モーツァルトの醍醐味

モーツァルトの醍醐味は、ドラマの構造にあります。対立する複数のドラマが並立して描かれています。とかく人生というものはそう言うものであり、観客誰しもの人生もまたそうなのです。朝起きて悲しいことがあったとしても、夜になれば楽しくなることだってある。

これこそが現実なのです。これが、ダ・ポンテやモーツァルトを現代的たらしめているものなのです。なぜなら、彼らはすでに我々自身のことを書いているのですから。

見えない内面を描き出す素晴らしい演出

アリアやデュエットの時間をクリエイティブなものにするためには、その時々の心情をビジュアル化していくことが重要なのです。たとえば、化粧を濃くしたり、服を変えたりすることで、台詞とは逆の方向を見せたりします。

オペラを見るということは?

オペラに行くということは、知っていること、知っているはずのこと見に行くということです。

ですが、本当に知っているか? という疑いを持って、心を空っぽにしてプロダクションに行って欲しいのです。

オペラは考える装置なのです。

まとめ

ミキエレット氏は、怜悧な頭脳を持った若きやり手演出家、という印象でした。ジーンズに白いシャツというすっきりとした出で立ちで登場して、冷静に話しておられました。このファッションセンスは、私らが若い頃のものではないかなあ。

ダミアーノ・ミキエレット氏は、昨日のワークショップで話をうかがった舞台美術のパオロ・ファンティン氏とタッグを組んで欧州オペラ界に衝撃を与えているようですが、昨日この二人の手による演出の映像を少し見ることができました。

めちゃくちゃカッコイイですよ。水が張られた舞台に、燃えさかる紙を落とすと、一気に火が広がったり、巨大な鏡を舞台奥に斜めに置いて、観客が舞台を上から見ることができるとか。

たとえば、こちらに写真があります。

http://www.scenesmagazine.com/spip.php?article1970

http://colleghi.blog.so-net.ne.jp/2009-11-23

本当に本当に楽しみです。

「コジ・ファン・トゥッテ」。まだ間に合いますよ → チケットぴあ

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「コジ・ファン・トゥッテ」の舞台美術~イタリアの工房から~」というイベントが、5月28日(土)に東京初台の新国立劇場の地下2階リハーサル室で開催されました。新国立劇場のウェブサイトにニュースが出たのが4月27日のこと。私はウェブを見ていましたので、そこですぐさまエントリーしました。

当初は、新国立劇場5階のビデオシアターで開催する予定だったそうですが、予想以上の申込者が会ったとのことで、急遽リハーサル室に会場を変更したのだそうです。おかげで、リハーサル室に潜入(?)する機会をいただきました。運が良かったです。

この写真がリハーサル室の入り口。ちょっと画質が悪くてごめんなさい。

地下の初台駅から階段を上ると、小劇場の入り口がありますが、その右斜め前方にあるのが楽屋口です。少し緊張して入り口に向かうと、守衛さんに用件を聴かれました。一人一人にちゃんと確認をとっているようです。どうやらそれが決まりらしい。で、用向きを伝えると中に通していただけました。

楽屋の入り口を入って真っ先に目に入ったのが神棚でした。神棚の下にはお酒が供えられています。DANCE to the Future 2011の出演者一同からのお供えものでした。5月28日が初日だったのですね。

その横には食堂があります。アルコールもおいてあるのですね。なるほど。

その先には地上から地下二階へと貫く吹き抜けがあって、地下とはいえ自然光を取り込むことが出来るようになっています。階段を下った地下二階が19室のリハーサル室があるフロアです。微かに歌手の方が発声練習をしているのが聞こえてきました。

会場はリハーサル室Bという部屋で、バレエやダンスのリハに使う部屋だそうです。2009年の冬でしたか、NHK教育のイタリア語会話で、新国で上演された「トゥーランドット」のリハーサルの様子が少し紹介されたことがありましたし、会報誌「ジ・アトレ」の写真などで、何となく雰囲気は分かっていましたが、中に入ると、なかなか広々としていましたし、天井も高く、壁面には音響を考慮したと思われる凹凸が設えられていたりと、新鮮です。

入り口には、今回の「コジ・ファン・トゥッテ」のセットと思われる舞台の模型などがおいてあったりして、否応なく気分が高まります。

明日に続きます。

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昨日に続いてご報告する、先週5月28日(土)に東京初台の新国立劇場地下2階リハーサル室Bで開催された「「コジ・ファン・トゥテ」の舞台美術」の模様です。

登壇されたのは以下の方々でした。

パオロ・ファンティン氏

パオロ・ファンティン氏は、今回の新国立劇場「コジ・ファン・トゥッテ」の舞台美術を担当される方です。私は、今ひとつ演出家と舞台美術の役割分担についての理解が曖昧としたものでしたが、舞台セットのデザインや、大道具から小道具の設定を考えるのだそうです。今回のプロダクションの演出をされたダミアーノ・ミキエレット氏とはこれまでもタッグを組んで舞台を作り上げてきたとのこと。ファンティン氏は、にこやかで、気さくな方でした。

白石恵子氏

白石さんは、モデナ歌劇場の工房で舞台美術を担当される方で、今回のプロダクションでは舞台美術コーディネーターとクレジットされています。そのお仕事は、私の想像を絶するものでした。笑顔が素敵な方でした。

ネヴィオ・カヴィーナ氏

カヴィーナ氏は、ライティング・デザイナーとして有名な方で、神戸の震災後に催されたルミナリエや、丸の内を彩ったミレナリオの監督をされた方。実は白石さんの旦那様でいらっしゃいます。事前には登壇の予定はなかったのだそうですが、この方には隠された使命があったのです!

 

それから、新国立劇場に今年から開設された、国際連携協力室の室長でいらっしゃる小川さん(漢字は違うかもしれません)という方が司会を務められました。この方、何でも知っていらっしゃる感じで、うまく場をリードされていました。さすがです。

 

明日は講演の内容について。

現在、通勤電車にて執筆(?)中。電車に座れてPC使えるのもあと数ヶ月ですか。。。オフィスの引っ越しにより、3ヶ月後の今頃は満員電車で押しつぶされているんだろうなあ。

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