Classical,Concert

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はじめに

この4年間ほどは、オペラ中心に聴いてきました。たぶんこの流れは変わらないと思います。しかしながら、4月2日と6月11日に日フィル横浜定期で生オケのダイナミズムにえらく感動してしまいました。
みなとみらいホールの最前列で味わったオケ音の奔流はやみつきになります。

いまさらなぜ?

いや、確かにこれまでも最前列近くで音楽聴いたことはあるはず。東京文化会館で二回ほど。一度目はヴェルディのレクイエムだったし、二度目はパルジファルだったのですが、たしかにすごかったけれど、みなとみらいホールほどの驚きはなかったと思います。

おそるべし、みなとみらい

みなとみらいホール、ステージと客席の距離がすごく近いのですよ。しかも、ステージのへりが階段状になっていて、その気になれば簡単にステージに上がることができる身近さがあるのです。だからますます演奏家と一体感を味わうことが出来るのかもしれません。
先日も書きましたが、演奏家の息づかいとか、声を掛け合っている様子とか、アイコンタクトをしてコミュニケートしているのを見るのは本当に興味深いものがあります。音楽は聴くだけではなく見ないといけないんだなあ、と。

音響問題?

あとは音響の問題かな、と。
みなとみらいホール、そんなに小さいホールではないのですけれど、かなり音が凝縮して濃密に思えます。
以下のサイトに内外さまざまなホールの音響情報がまとまっていますが、みなとみらいホールが際だって違うというデータはないみたい。データでははかれないなにかがあるのかな? ホールの材質なのかしら。あとは、公演ごとに音響調整していると思うので、データだけですべてを判断できなさそうです。
“http://www.asahi-net.or.jp/~mw5t-mzgc/ken3201-2-2.html":http://www.asahi-net.or.jp/~mw5t-mzgc/ken3201-2-2.html
ちなみにこのサイト、えらく面白いです。オペラハウスの残響が押さえられているとか、オーチャードが微妙に残響短いとか、NHKホールってかなりデッドであるとか、感覚と合致する感じです。(やっぱりN響はハンデありなんだなあ。)

まとめ

いろいろホールに通い詰めてみないと、結論は出ないと思われますが、今後はそうしたチャンスが増えるかもしれないので(オフィス引っ越しによる)、今から楽しみです。
それから、7月上旬もみなとみらいで日フィルを聴ける予定で、そちらも楽しみです。
あとは不断の勉強が必要。がんばろう。