Opera,Richard Wagner

6月はいよいよ私の敬愛するペーター・シュナイダーが新国立劇場に来てくださいます。演目はローエングリン。稽古はすでに始まっており、マエストロ・シュナイダーの来日もそろそろだとか。
というわけで、今日から本格的に予習を開始します。と同時に、またせっせと文章を書こうと思います。このところ筆舌に尽くしがたい(?)状態でしたので、やっと文章に向き合える感じです。私の根が尽きないように頑張ります。
まずは、シュナイダー師が御自らバイロイトで振った「ローエングリン」を聴かなければ。

この音源は、DVDで発売されていますが、個人使用のため音源に落としてiPodに落としました。
CDもあります。キャストを見るとDVDと同じなので同音源かと思われます。

バイロイトの響きは素晴らしくて、柔和な響きがシュナイダー的な繊細な弦と良く調和しています。
私はシュナイダーのこの音量感覚が大好きです。オケをきちんと抑制して、全体のバランスを最適に保ち、歌手を際立たせています。歌に感動しているのですが、じつのところオケがきちんと底部を支えていることによるものなのです。この音源もそうしたバランスの良さを感じることができます。もちろん、録音音源ですので技術の介在もあるでしょうけれどね。
ローエングリンをうたっているPaul Freyは、ペーター・ホフマンの代役でローエングリンを歌ったのがバイロイトデビューだったそうですね。もう少し遠慮せずにうたってほしい気もします。
昨今、時間のねん出が大変。少し寝不足だ。。