《短信》伊東たけし、タンクトップ。


最近、短信ばかりで申し訳ありません。twitter化しております。
Facebookで、昔のバンドの方と一瞬コラボった時に見つけた映像です。
野武士のような伊東たけしはタンクトップ姿ですが、めちゃカッコいいなあー。
高校の頃、こういうバンドをやってみたかったのですよ。
で、大学四年生ぐらいに実現しましたが。
楽しかったかも。
スクウェアやるだけで、後ろ指どころか、真剣でグサグサ刺されて殺されてしまうようなサークルでしたが、まあ、いい思い出だなあ、などと。
卒業してから、大学の文化祭オープニングステージでスクウェア吹いたのも覚えてます。
しばし追想系。
懐かしい方はこちらをどうぞ。
TRUTH
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《短信》というわけでパルジファル

というわけで、臨時休業の本日は、都内に出て所要を済ます一日。

その間、ずっとカラヤンのパルジファルを聞いています。

マーラーより耽美的で、ブルックナーよりつややかで、シュトラウスより深刻な音楽。

皮肉や笑いのない世界は、ワーグナーの意図通り宗教儀式としか言えないです。

グルネマンツはクルト・モルで決まりだなあ。

あと一ヶ月はこれで楽しまないと。




《短信》やはり生中継はパルジファル&ミキエレットのボエーム

http://www.nhk.or.jp/bs/premium/

やはり、今年のバイロイト生中継はパルジファルでした。8月27日未明に放送だそうです。盛り上がってきました。NHKは3年連続で生中継ですね。今年は、欧州各地の映画館で上映するらしいですが、日本ではNHKを受信料だけで見せてくれるのですからうれしい限りです。

昨年まではかなり大きくNHKウェブで告知されていた気がするのですが、今年は当たり前のようにプレミアムシアターにラインナップされていました。

予習始めないと。。

8月20日未明に放送されるザルツブルク音楽祭のボエームは、ダミアーノ・ミキエレットの演出ですか。2011年の新国「コジ・ファン・トゥッテ」の演出だった方。楽しくてカッコイイ演出だったので今回も楽しみです。

辻邦生の命日

また今年も辻邦生の命日が参りました。

ご存命なら86歳でしょうか。

13年の年月が経ってしまいました。

変わるものは変わり、変わらないものは変わらない。

 

こちらは、かつて某所で撮影した辻邦生の作品ノートです。

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それから、辻邦生が教鞭を執った学習院大学の校門。

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画質は悪いですが、自筆原稿の写真。手ぶれしています。

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なんだか、時代はすっかり変わってしまいました。

ですが、こうも世の中がめまぐるしく変わり、(私事で恐縮ですが)職場の方針が機動的に変わり続ける激動の世にあると、レベルは違うかもしれませんが、終戦時の辻邦生の思いが少し分かるかもしれません。

昨日までは皇国史観一辺倒だったマスコミや教師が、一日経つと、米国流民主主義者に変貌したという事実です。

あれで、学生だった辻邦生は世界を信じられなくなったのだそうです。

だからこそ、文学においては理想という高みを目指したわけです。

西欧の二千年に及ぶ文明に築かれたイデアールな価値を求め続けたのは、不変な価値をを求める旅であったわけです。

しかし、そうした不変なもの、あるいは普遍的なものが存在し得ないと言うことが分かってしまった私にとっては、辻邦生の歩んだ道でさえも、手の届かない高みへ昇って行ってしまった感があります。

私が辻邦生に出会った90年代初頭にも、世界にはそうした相対主義の萌芽があったはず。

ですが、情報の拡散と情報の爆発は、普遍を超えた気がします。その行く末が、これも卑近な例で申し訳ないのですが、10年ほど前に流行った、世界でたった一つの花、なのかもしれません。

などと考えるにつけて、やはり、辻邦生の歩んだ道は、まだ閉ざされることなく世界に開いているのだ、と思います。

 

明日は、社命により公休。熱いですが都内に出る予定です。

ベームの神々のたそがれ

ベームの神々のたそがれを聴いています。

Wagner: Der Ring des Nibelungen
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おそらくこの盤だと思います。1967年のバイロイトにおける録音。

このアルバム、プロンプターの声が入っていて面白いです。たまにありますけれど。

この版はヴィントガッセン&ニルソンという伝統の声です。

いまはまだ第一幕で、グンターの館でのシーンですが、その前のラインの旅のところの躍動感は凄いです。手に汗握る、というのはこういう感じなんだろうなあ。

録音は1967年のバイロイトにて。録音としてはいいとは言えませんが、時代の空気は良く伝わってきます。

ベームの立体的で隅々まで光の行き届いたサウンドを楽しむことが出来ます。うねりとか、

やっぱり神々のたそがれはカッコイイ。

で、スターウォーズのテーマが聞こえてくるあたりが面白いです。

※※※※

どうも、最近体重が増えすぎているらしいです。

おそらくは晩酌のせいかと。

泡盛「直火請福」を「ぬちぐすい(沖縄方言で「命の薬」)」と読んで愛飲しているためでしょう。

泡盛は、翌日に残りませんので手放せません。

バイロイト対策でクナのパルジファル。

バイロイト対策を始めています。

昨日から「パルジファル」を聞き始めました。

舞台神聖祝典劇 Ein Bühnenweihfestspieleという大仰なタイトルが付く「パルジファル」は、バイロイトでしか上映が許されなかったほど密儀性の濃い作品です。

Wagner: Parsifal 1962
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私は2010年4月に、東京春祭で演奏会形式の「パルジファル」を聴きました。あのときもずいぶんと予習復習をしましたが、未だによく分からないぐらいで、あまりの深さ、複雑さの解釈多様性にたじろぐほどです。

難しいことを考えるよりさきに、まずはカッコいい曲なんですが。

先週一週間をかけて、カラヤンのリングを聴き通しましたが、「神々のたそがれ」のなかで、何度も「パルジファル」を想起させるフレーズや和声が現れるのに気づきました。

しかし、本当に凄い曲です。私が思うに、この曲の和声は解決することがない未来永劫に続く無限の可能性を一瞬一瞬において示しているように思います。

まるで、座禅をするときの手の形のようです。親指と人差し指を合わせることは許されず、この感覚が、宇宙の無限を指し示す、といったような文脈において。

こういう未解決感に快楽をおぼえるのでしょう。シュトラウスに感じる魅力と同じ。ですが、シュトラウスに先行しているだけに真面目に取り組めるのがワーグナーの先行者利益でしょう。シュトラウスはワーグナーを超えるために、コミックとシニックに向かったのですから。

いまいま私が聴いているのは、ハンス・クナッパーツブッシュがバイロイトで振った録音で、1962年のものになります。

先ほども少し書いたように、ライヴ録音ですので、荒削りな部分もありますが、気迫のような推進力が感じられます。

キャストは以下の通り。なるほど。

  • アンフォルタス:ジョージ・ロンドン
  • ティトゥレル:マルッティ・タルベラ
  • グルネマンツ:ハンス・ホッター
  • パルジファル:ジェス・トーマス
  • クリングゾール:グスタフ・ナイトリンガー
  • クンドリ:アイリーン・ダリス

ちなみに、花の乙女の中に若き日のヤノヴィッツが入ってますね。