Opera

新年三日目。

長いはずの年末年始休暇ももう終わりですか。。

 

今年はテレビでNHKニュー・イヤー・オペラコンサートを見ました。

少しタイミング遅れましたが、昨年のボジョレーを楽しみながら。

格別な時間でした。ありがたいことです。

 

イゾルデ愛の死を歌った藤村美穂子の素晴らしさはやはり違うなあ、とおもいます。

数年前にもNHKニューイヤー・オペラ・コンサートに出るということで、チケットを買って出かけたのを思い出しました。

だって、バイロイトの常連で、厳しいドイツのオペラ界で血の滲むような努力をしてこられた方ですから、チャンスがあれば見に行かなけれな、と思ったのでした。

残念ながら体調不良で出演は取りやめで、臍を噛みました。

その後も、バイロイトの生中継などで見ていましたが、やっぱり別格だなあとおもいます。

安定感があるので、ゆっくりと聞いていることができます。これが第一。そのあとに深い情感を感じることができるのです。

今回も、本来は歌うはずのないイゾルデを楽しむことができました。(藤村さんはメッゾですから、歌うのならブランゲーネのはずなのです)

(そういやあ、MISIAはメゾだなあ)

あとは、中嶋彰子さんも巧いですね。メリー・ウィドウに出ていましたが、この方も安定感が素晴らしいです。たしか2003年に新国立劇場でムゼッタを歌われました。一番左が中島さん。ちなみに、この時のミミはチェドリンス。私が涙を流した公演。

image

さすがにウィーンのフォルクスオーパーで張っていただけあって、揺るぎない安定感でした。

 

それから、福井敬さんがすごいのは言うまでもないです。別格だなあ、と。

ヴァルキューレの騎行も素晴らしかったです。

 

あとは、桂文枝(桂三枝)。あそこで、「新婚さんいらっしゃい」を持ち出すのは面白かったですよ。予定調和ですが、素直に面白かったです。

でも、中嶋彰子さんはあの番組、ご存じなかったのかなあ。15歳でオーストラリアに移住なさったとのことなので。いまいちノリが悪かった気がします。

やはりコメディアンだけあって、なんか洒脱で、ウィーンな感じを大阪風にうまくアレンジしていて感動しました。すごいタレントだと思います。あらためて好きになりました。

 

今年は行けばよかった、と後悔しました。来年は前向きに考えます。

 

あすから仕事ですが、一日おいてまたお休みです。どうも、仕事しないと落ち着かない体になってきました。ワーカーホリックですね。でも休養できましたよ。明日から戦争です。

では、また明日。おやすみなさい。