ここにも野武士がいた──ロータ・コッホのモーツァルト

Mozart : Oboe Quartet / Horn Quintet / Clarinet Quintet
Thomas Brandis Lothar Koch Karl Leister Gerd Seifert Peter Brem
Nimbus Records (1998-02-17)
売り上げランキング: 33,064

オーボエをお借りしたのが2013年12月20日でした。12月21日から本格的に練習を初めて、3週間です。やっとC-dur、F-durのスケールはできるようになりました。つぎはD-durですが、これが大変ですよ。HからCisへの跳躍がね。。あとはC音のいい音がでませんね。構え方の問題で音質が変わりますので、そのあたりを研究します。
さて、今日のオーボエお勉強はローター・コッホです。モーツァルトのオーボエ四重奏曲です。

ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者を1957年から1991年勤めました。カラヤン黄金時代を支えたオーボイストということになります。1979年に北京で飛行機のタラップから落ちて重症を負われたとか。1991年にはサイトウ・キネンにも加わったようです。
こちらのサイトによれば、このブランディス四重奏団との録音は1965年ごろだとか。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/8206/koch.html
若い頃はグレッセル、全盛期は、上管をグレッセル、下管をピュヒナー、90年頃はマリゴーを使っていたようです。このアルバムに限って、私が聴いた印象では、低音から中音にかけての音の厚みがすごく分厚いです。低音域はソプラノサックスのような音がしています。高音域の音の厚みにすこしもう一息のものを感じました。ゴツゴツとした男らしい硬派な演奏で、野太い音をグイグイと繰り出してきます。
今日はタワレコの10倍ポイントですので、コッホのCDを幾つか入手しました。また報告します。
そうそう。きょうはハイティンクの「神々の黄昏」も聴きました。エヴァ・マルトン最高。
それではグーテナハト。