さらにつれづれ。「絶えざるこの世への淡白性、無関心」

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週末に撮った春の空。霞がかかり、冬空にはない、なにか言いたいことがあるような空の色です。黄砂かとも思いましたが気象庁のデータではそうではないみたいです。

 

先週末にも書いた件。

生活の立て直しを進めていて、ようやく先が見えてきた感じがあります。送別会などもほぼほぼ終わり、来年の新しい生活に頭が切り替わってきた気がします。

しかし、生活のための仕事に邁進できるのも、日々、よく食べて、よく飲んで(?)、音楽を聴いて、本を読んで、少なくとも300メートルぐらい泳いで、計画的に、という足腰を鍛える活動を続けているからではないかと思われます。

特に、水泳はいいです。前にも書きましたが、ゆっくりと長めに泳ぐと、規則的な呼吸が禅や瞑想と同じ効果をもたらしている気がします。

うまくいかないことも多々ありますが。特に読書は思うようには進みません。このままでは目標が、危ういかも。

それでこちらを。

春の風駆けて―パリの時
辻 邦生
中央公論社
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なんというか、言葉がないです、

私はまた、辻邦生を理解していない、と強く思いました。もうすこい読み続ける必要を感じています。といいながら、そろそろ読了です。

この「春の風駆けて」の268ページ以降で展開される「小説家は紙と鉛筆があれば、どんなたのしい世界、神秘な世界でも作ることができる」という直感は、常人にはなかなか理解することができないでしょう。

ただその次のこの言葉。

「絶えざるこの世への淡白性、無関心。「夢」にのみ生きて、そこに、ふつうの人が「現実」に感じるのと同じ思い現実感を感じつつ生きる」

という直感は、なにかわかるような気がします。

最近、自分が透明になっていくのを感じていて、それこそがつまり「絶えざるこの世への淡白性、無関心」なのかもしれない、などと思います。

まあ、人に「最近透明になってね」ということをついつい口走ってしまい、ギョッとされるのですが。

以前から書いている「この世を哄笑する」の行き着く先が「透明になる」なのかもしれない、などと思いながら、そうは言っても生活ための仕事は大切ですから、などと思いながら、自宅にて今日も夜更けにアルコールを楽しみながら過ごしました。

ではみなさまもゆっくりお休みください。グーテナハトです。アディオス。

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