愛好家にとっての音楽の愉悦

山のように積み上がった仕事。時間切れで帰宅中。

絶対音感を持たないと、音楽なんてわかったうちに入らない、ということをおっしゃった方がいるそうですが、そうかもしれないとはいえ、この感覚は、そうは言っても音楽を分かるということにおいてすこしは示唆的かも、と思ったり。

この感覚というのは、ベルクの「管弦楽のための3つの小品」聴いた途端に、ぎゅーっとなにかが身体の中に入ってきた感覚で、なんだか身体がしぼられて音楽になってしまう感覚。

いまとなっては、当時の感覚を思い出しながら書かざるをえず、認識と反省の問題のようではあるのですが。

そういう意味では、なんとか音楽を楽しめているのかも、と思ったり。

今朝、無上の幸福感に包まれて目を覚ましました。夢の中で、楽器演奏を褒められてしまい、そのままの状態で目覚めたから。そんなこと現実ではないのですが、あの幸福感は極め付けでした。やはり、音楽を聴いて、楽器を演奏するというのが、幸福には欠かせないということなんだろうなあ、と、夢はもちろん夢のままで、楽器の世界は、天才ですら到達できないところですから、演奏を褒められるということはないにせよ、受容と表現は不可分なんだろうなあ。

昨年末に、とあるバンドにお誘いを受けたのですが、事情がありお断りせざるをえませんでした。さすがに、コンスタントなバンド活動は今の私には無理なのですが、やはり、いつかは復活したいなあ、と思いました。あと5年はかかりそうですけれど、まだチャンスはあるかも、と思っています。あるいはセッションぐらいはいかないと…。

今日はこちら。ベルクをがっつり聞くのはかなり久しぶりです。かつて、私がもっともっととんがっていた頃の熱気のようなものをふたたび感じました。懐かしい感覚。

Alban Berg Collection / Varrious (Coll)
Vienna Philharmonic Orchestra LaSalle Qt Chicago Symphony Orchestra
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それではみなさま、グーテナハトです。

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浄められた神社

Photo
今日、天気が良かったので近所の神社に参拝。何度か写真出したことがありますけれど。

そんなに大きい神社ではありませんが、江戸時代前から続く近辺では由緒ある神社ということで、いつ行ってもどなたかが参拝しておられるような神社です。

出かけると気分が良くなる理由は、常に掃き清められているからなんだなあ、と改めて思いました。

初春の日差しが差し込んでいて、いつものように神々しい雰囲気でした。

週末もいろいろありましたが、リフレッシュできたかも。

でこちら。このCD、昔高くて買えないや、と思いながらも、なんとか買ったんですが、今はもうMP3で1680円で買えてしまうという。。濃厚濃密なカラヤンの美学で聞く新ウィーン楽派はカッコ良くもあり、あるいは危険な妖艶さすら感じることもあります。もちろん聞いているのは「浄められた夜」です。新ウィーン楽派の世界に浸り切りたい。。

ではおやすみなさい。グーテナハトです。

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つれづればかり

  
先日、栄転する方を励ます会に、仕事場の隣駅のビストロにて。いつも、どれだけ安い美味しいワインを選ぶか、ということにこだわっていますが、外のお店で飲むと、こだわりを外さないと飲めなかったりします。ま、高いけど美味しかったです。

しかし、年度末は時間がありません。プロジェクトもたくさん。よく「時間はつくるもの」と言いますが、限度はありますね。生き方変えないと、と真剣に考える今日このごろです。

なんたが、ツイートのようなエントリーが続く昨今ですが、時間をつくるにも限度あるということのあらわれかも。

でも、愚直にほぼ毎日泳いでいるので、元気てはあります。

というわけでまた明日です。おやすみなさい。

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つれづれ

最近、本当に仕事場にいる時間が長いです。私のApple Watchは、19時になると「早く帰らないと健康を損ないますよ」とメッセージを送るのですが、無視してばかり。

そうであっても、なるべく会社帰りに泳ぐ週間は維持しようと努めています。何度も書いていますが、2014年の10月から泳ぎ始めて、そろそろ1年半になります。何かいいことがあったかというと、よくわかりませんが、今日、25メートル、息継ぎ無しで泳ぐことができるようになりました。最初に達成した時、あれ、私息継ぎしなかったんだっけ? と自分のやっていることがよくわからなくなったので、もう一度試したところ、確かに25メートル息継ぎ無しで泳げました。ただし平泳ぎですが。

で、ググってみると「水泳部員なら誰でもできます。一般人なら頑張ったね、といえるでしょう。すごいというレベルではないです」というコメントが。色々調べると、別に大したことじゃなさそうです。水泳部員なら。

1年半も泳げば、水泳部員と同じぐらい泳いでいるのかも。

また、深呼吸を何度もして長時間潜水すると、ブラックアウトになるみたい。息苦しさを感じずに酸欠になるそうです。別に、肺活量がどうこう、ということではないのかも。

まあ、水泳部員並みに息を止められるようになってよかったね、というぐらいですね。

一番いいのは、これで普段の生活でも疲れを感じにくくなる、というようなことが起きるといいんですけど、そんなことはないですね。。

今日は本当のつれづれ。ちなみにショルティの「エレクトラ」と「影のない女」を聞いているところです。

Elektra
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それではまた。おやすみなさい。グーテナハトです。

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ダフネのことなど

Strauss: Daphne

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今日はこちらをApple Musicで聞きました。

「ダフネ」を東京二期会の公演で見たのはずいぶん前になってしまいました。あの時はまだ若杉弘さんがお元気で、文化会館で若杉さんのタクトをずっと見ていたのを記憶しています。

改めて今聞きなおすと、「ダナエの愛」のような豪華さはない、何か渋みのある曲だなあ、と思いました。もう少し繰り返して聞くとまた違う印象が生じることと思います。

ダフネといえば、ローマのボルケーゼ美術館にあるアポロとダフネ像を思い出します。ずっと昔にローマでこちらを見に行ったことがあります。予約をし万全な体制で行ったのですが、道路工事の影響でバスが回り道をしたり(その時、ジャコモ・プッチーニ通りを通ったのです!)しながら、ようやくたどり着き、また積年の疲労で体が動かなくなるなどコンディションの悪い状態で見ることになってしまいました。それでも透き通るような像の芳香に触れたような気がします。

行きの飛行機(ルフトハンザ)で、ベルニーニの参考書を見ていたら、CAの方が、それを見つけて、興奮しながら、ベルニーニの素晴らしさを語っていたのを思い出しました。回りながら空へと飛び立つような像の躍動感に感動した、みたいなことをおっしゃっていたと思います。


By Int3gr4te投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0,

さて、今日はこちらを読んだりしました。先日Kindleで安売りしていたのでついつい。

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
クレイトン・M・クリステンセン ジェームズ・アルワース カレン・ディロン
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なかなか面白いです。ふふふ。

では、また。おやすみなさい。グーテナハトです。

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インフル?つれづれ

土曜日。体が動かずなかなか起きられない。とりあえず、起きて泳ぎに行くが、帰宅して猛烈な眠気と気だるさにより、ダウン。とりあえず、午睡。

日曜日。起きられず。午後、家事をやるが、動けなくなり、20時には睡眠。

本日。仕事場で、顔が火照って真っ赤に。おそらく熱が出ている状況。仕事場の皆さんには早く帰れ、と言われますが、顔が火照っているだけで、仕事はできるので、そのまま21時すぎまで仕事して帰宅。

現在は、熱っぽいですが、頭も痛くなく、まあなんとか。

というわけで、おそらく、インフルエンザにかかったのだと思います。

毎年ワクチンを打っていますが、多分ワクチンが効いて、軽症で済んだのだと思います。こう言う症状は、毎年一度、必ずかかりますが、絶対に重症化しません。ワクチンの効用なのかはわかりませんがけれど、信じる者は救われます。

でも、これで、明日重症化したら「自己管理ができてませんね」と言われるのがオチなので、今日は寝ることにします。おやすみなさい。

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カプリッチョつれづれ その2

今日は、昨日少し触れたこちらを。

Capriccio
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Karl Bohm
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最近聞いていなかったので、ずいぶん懐かしい気分です。この音源ですと、フィッシャー=ディースカウが伯爵を歌っているのですが、それが本当に素晴らしいのです。朗々と自由に羽ばたくように歌っているのですね。すべてを分かって歌っている、という安定感があります。
また、伯爵夫人を歌うヤノヴィッツもいいのです。ビブラートがほとんどない澄んだ清らかな声です。

ちなみに、私、この伯爵夫人という訳語がどうも気になっています。一応、このオペラの主人公である伯爵夫人マドレーヌは若くして未亡人になった方。原語では、Gräfinとなっています。伯爵の女性形です。わかりにくいのですが、登場人物の一人である伯爵は、伯爵夫人マドレーヌの兄になります。要は伯爵家の兄妹ということになるわけです。

そうすると、マドレーヌの名乗る伯爵夫人というのは、どういうこと?

<案1>
未亡人とあるので、死んだ夫もやはり伯爵で、その夫人だったということで伯爵夫人と名乗るのか?

<案2>
あるいは、伯爵家の血筋を引いているから、伯爵の女性形であるGräfinを名乗っており、その訳語がたまたま伯爵夫人となっているだけであり、要は伯爵位を持つ女性が伯爵夫人、ということになるのか。確かに、伯爵夫人ではなく伯爵令嬢という訳語を当てているケースもあるようですし。

いろいろ調べると、結局、女性が爵位を持つケースはあり、その場合、呼称は爵位の女性形になるようです。なので区別がつかないみたいです。イギリスだと、その後に何らかの補足的な表現(in her own rightなど)をつけるようです。

まあ、爵位は一人のものですので、伯爵家の娘だからといって、兄妹で伯爵を名乗るわけにはいかないような気もします。案2かなあ。

ちなみに、カプリッチョの舞台はフランスですので、フランス貴族です。

というわけで、また明日。おやすみなさい。グーテナハトです。

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カプリッチョつれづれ

いや、この奇想曲が訳語だというカプリッチョという名前がついた楽曲はいくつもありますが、私の場合、このリヒャルト・シュトラウスのオペラ《カプリッチョ》が最初に思いつきます。

こちらの録音。

Capriccio

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Capriccio

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本当に洒脱で素晴らしいオペラです。2回ほど実演に触れつつ、METライブビューイングでも見ました。

ああー、それにしてもオペラを見たいです。難しい状況。

今日も結局遅くまで仕事場にて。年度末になるとさすがに仕事が増えます。特に、スタッフ系だとなおさら事務仕事が増えます。

というわけで、実は日付が回って書いていますが、遡求更新することに。。みなさま、よい週末をお過ごしください。

 

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Incognito つれづれなど

モーリス・ホワイトがなくなって、Earth Wind & Fireの曲を聴くことが多くなりました。毎朝、仕事場まで歩く10分ぐらい、決まってEWFを聞きます。

あえて、ネットで同じ意見を調べることはしませんが、多分EWFの影響を受けてIncognitoがあるんだと思いました。そこにある共通性は、重厚なホーンセクションだけなのかもしれないのですが、何か、EWFにあるキレとか重さとかグルーヴなんかが、Incognitoに受け継がれているんだろうなあ、と思ったり。

そんなことを思いながら、今や私にとっては懐かしいメロディになりつつあるIncognitoをつまみ聞きした帰宅時間でした。

例えばこちら、など。

Surreal
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Incognito
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さて、ふと思ったこと。昨夜書いた《エレクトラ》のことの中で、世界は《エレクトラ》のようだ、とかいました。なんだか、最近、そういう世界に浸りすぎているんだろうなあ、と。まあ、そっちの世界ではそれでいいんですが、たまには、そうじゃない「美しい」世界にも戻らないと、なんてことを思ったり。そういう時に辻邦生を読むべし、です。

それではみなさま、おやすみなさい。

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《エレクトラ 》つれづれ

昨日から聞いているサヴァリッシュの《エレクトラ》。

この複雑な音響こそ、ロマン派の終着点の一つなのではないか、と思いました。ただ、その後、シュトラウスはもう一つの終着点である《カプリッチョ》にもたどり着くのですが。《エレクトラ》が全てを取り込む重厚長大な終着点であるのに対して、《カプリッチョ》は粋のような抑制があります。何か、戦うことに疲れた老兵のような。シュトラウスのそういうところが大好きです。天才の手遊びのような。マーラーが長生きしたらやはりそうなったんだろうか、なんてことを思ったり。

Strauss: Elektra
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私が《エレクトラ》で一番好きなのは、の最初の方のエレクトラの妹のクリュソテミスが歌うところ。あそこは、歌っていることが人間として真っ当なことなので、このおどろおどろしい世界の中で唯一美しいと思うのです。確か、母親になりたい、といったようなことを歌っていたはずです。人間らしいものが美しい、か。ですが、世界はおそらくは、そこ以外の《エレクトラ》みたいなんでしょうね、きっと。

そうだ。エレクトラのことを最初に意識したのは、デュトワがN響を演奏会形式でやったときのことを聞いたからでした。こちらに当時の模様をレポートしてくださっている方の文章がありました、そうか。2003年のことでしたか。。もっと前かと思いました。

ところで、昨今思うのは、置いていかれる感覚。これって、まあ、健全な感覚なんだと思います。そうでないと、人間進歩がありません。やりたいことたくさん。でも24時間。

それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

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