Johannes Brahms

半年に一度の仕事の山が来ています。それも険しい山が。1年前、半年前、そして今回と三回目で、少しずつ改善はしますが、問題はその都度違いますので、その場のインプロバイズで乗り切る感じ。

この二週間、ブラ2ばかりいろいろな指揮者を聴き比べています。

ラトル、ヤンソンス、ミュンシュ、バレンボイム、ハイティンク。指揮者やオケの個性がわかり、本当に勉強になります。これは全てAppleMusicのおかげです。これだけ聞くのに、昔なら5千円はかかっていたのでしょうが、今は月額1000円弱で聴けます。

あとは、他の有名な指揮者とか聞かないと。

ざっと書くと、ラトルは解釈が独特で聴いていて驚いたり唸ったりします。ベルリンフィルも巧いです。渋みのある重い赤ワインのようなサウンド。

ヤンソンス盤はオーソドックスですが、意外とかろやかな印象。

ミュンシュ盤は録音が古く少し難しさを感じます。

バレンボイム盤は、堂々とした正統派で、個人的には少し苦手な指揮者だなあ、と思っていたのですが、印象が変わりました。さすがだなあ、と。

シカゴ響の機能性も素晴らしく、最終部分の金管はしびれます。ハイティンク盤は、正統的でありながら、緻密で実直で緊密で、職人的な仕事と、芸術的的な仕事をあわせ持った素晴らしい演奏。

今のところ、一番の好みはハイティンク盤かなあ。

Symphonies 1-4 / Double Concerto
Symphonies 1-4 / Double Concerto

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London Symphony Orchestra
Lso Live UK (2005-10-11)
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先日も少し書きましたが、ブラ2は若い頃はあまり聴きませんでしたが、今聴くと本当にいい曲。ロマン派的な明るさポジティブさがあって、すさんだ日々に差し込む太陽の光のような力があります。

もうしばらくブラ2な日々が続きそうです。

それでは。