アバドのブルックナーを聴く

もう2月も終わり。年度末。

年度末は様々なことが起きていて大変そうです。渦中に放り込まれている人もいるようで、まるで渦に呑みこまれる木の葉のよう。少しずつ渦に吸い寄せられ、気づいた時には、速い流れの中で揺さぶられ、あっと言う間に渦中に引きずり込まれます。その先に何が待っているのか?

それは何かブラックホールのようでもあり、その先にあるものは誰にもわかりません。あるいはホワイトホールで現世に戻るのでしょうけれど、何処へ移動しているのか。

おそらくは、時空旅行は、渦(ブラックホール)利用して行われるはず。今後、何年先かはわかりませんけれど。

旅行といえば、最近はすっかり海外へ行くこともなくなりました。最後に行ったのは2008年なので、もう10年近く前のことです。ローマに観光で一週間滞在して、フランクフルト経由で帰りました。

最近NHKでやっている「チョイ住み」みたいな旅行でした。バスを乗りこなしたりして、楽しい思い出。

帰路は、フランクフルト経由て、ルフトハンザのエアバスA340でした。思い出深いフライトでした。サービスが素晴らしかったですし、窓の外にせまる日没に向けて、黄金色にかがやく太陽が照らす雲海を見ながら、ブルックナー交響曲第7番を聴いたのが、人生最良の思い出の一つでしょうか。

で、こちら。アバドのブルックナー。なぜか、アバドに戻ってしてしまいます。

典雅という言葉がまずは思い浮かび、しばしのあいだ時を忘れました。そういえば、オケを聴きに行くのも難しくなりました。旅行と同じ。

ブルックナー:交響曲第7番
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明日は何が待つのか?

みなさま、おやすみなさい。