Apple Music

さて、昨日の続きです。

こちらのアルバム。まあ、いろいろと背景が複雑なアルバムではあるのですが、チック・コリアの素晴らしいアルバムであることには間違いありません。
(この「背景の複雑さ」が、楽曲における魅力の一つになっているともいえます)

Ultimate Adventure
Ultimate Adventure

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Chick Corea
Stretch Records (2006-02-07)
売り上げランキング: 121,566

このアルバムですが、まず、Apple Musicには存在しません。以下のようにアルバム自体が表示されないのです。

スクリーンショット 2015-10-10 23.17.22

ですが、iTunesストアには存在しています。このアルバム、他のチック・コリアのアルバムが1,600円で売られていますが、ご覧のように価格が2,200円ということで、扱いが違います。2006年に発売されたということで、チック・コリアのアルバムの中でも比較的新しいからでしょうか。とはいえ9年前なんですけどね。

スクリーンショット 2015-10-10 23.17.06

さて、このアルバムですが、私のAppleIDのiCloudミュージックライブラリにおいては、全曲アップロードされていない状況です。楽曲右端の点線の雲のマークは、マッチングもアップロードされていないという意味、空白の部分はアップロードあるいはマッチングされているという意味です。

もし、アルバムがマッチングされていないのであれば、点線雲の楽曲はiCloudミュージックライブラリ経由で再生できないことになります。

スクリーンショット 2015-10-10 23.18.29

スクリーンショット 2015-10-10 23.19.26
ところが、iPhoneを観てみると、このThe Ultimate Adventureが表示されています。しかも、全曲表示されています。先ほどの画像で、アップロードできていない、あるいはマッチングできていないとされていた楽曲も再生できるのです。

つまり、楽曲が一曲でもマッチングされていれば、Apple Musicで提供されていなくとも、iTunesストアにあれば、iCloudミュージックライブラリのスキームで聴くことができるという、iTunesMatchのスペックがちゃんと使えているということが確認できたのです。

すべての写真-2690

以前より書いていますが、iTunesMatchも(おそらくはApple Musicも)マッチングの最大楽曲数は2万5千曲です。それ以上の楽曲があると、使えないのでは、という恐れもありました。ですが、実際には、必要な楽曲だけを手動でiCloudミュージックライブラリに追加することで、その機能を使うことができるということのようです。

そもそも、この2万5千曲という楽曲数の定義も難しいようです。そちらはまた書くことにします。

それでは取り急ぎ。明日も祝日ですのでお休みの方もいらっしゃるかと思います。どうかよい連休をお過しください。それではグーテナハトです。

Apple Music

引き続きいろいろと検証をしているApple Musicですが、こんな事象を見つけました。

前提としては、iTunesに登録されている曲は25,000曲を超えていますので、全曲マッチングはしていないという状況において、の話です。

ですので、楽曲のマッチングは全て終わっていない状況です。

しかし、アルバムの一部の曲だけが部分的にマッチングされた状況だとどうなるのか、という事件をしてみたのです。

この件のヒントとなったのはこの表示です。一部しかマッチされていないリッピントンズの「キリマンジャロ」です。1989年に発表された古いアルバムですがこのOceansongが本当に気に入っていて、この曲だけマッチングして、iPhoneに入れたのです。

すべての写真-2689

注目していただきたいのは、楽曲の下に表示されている「コンプリートアルバムを表示」です。この部分を選ぶと、「キリマンジャロ」のアルバム全てが表示されて聴くことができるようになります。もちろん、アルバム全体の楽曲はiCloudミュージックライブラリにアップロードされているわけではありません。つまり、アルバムの中の一曲だけでもマッチしていれば、アルバム全体をApple Musicのスキームで聞くことができるのです。

これは便利な機能ですね。全曲マッチングできなくても、一部さえマッチングできていれば、アルバム全部を聴くことができるのですから。

すべての写真-2691

ですが、この「キリマンジャロ」は、もともとApple Musicでも聴くことができるアルバムです。ですので、iTunesライブラリに含まれていても、含まれていなくても、Apple Musicをサブスクリプションしているだけで聴くことができるアルバムです。

では、(1)自分のiTunesライブラリに含まれているが、(2)Apple Musicに含まれておらず、(3)だがiTunesストアには含まれているアルバムの場合、同様の実験をした場合どうなるでしょうか?

ちなみに、ネタは揃っていますが、そちらは明日、ご報告しようと思います。

それでは今日のところはおやすみなさい。

Apple Music

頭の痛い問題です。

アルバムアーティストというのをご存知でしょうか。

iTunesにおいては、楽曲にアーティストとアルバムアーティストという二つの情報があります。

アーティストというのは、楽曲にユニークに紐付くアーティスト。アルバムアーティストというのは、該当アルバム全体を統括するアーティストにあたります。

ですので、一つのアルバムに複数のアーティストがいる場合であっても、アルバムアーティストでまとめれば、アルバムに対してユニークのアーティスト名を登録することができるのです。

私の記憶では、2002年頃のiTunesにはアルバムアーティストという概念がなかったような記憶があります。あるいは、あったのかもしれませんが知りませんでした。

そんな中で、クラシックのアルバムの場合、演奏者を設定する場合もあれば、作曲家を設定する場合もあり、CDDBからダウンロードしてきた場合、そうした基準がまちまちで、楽曲の整理がうまくできませんでした。

そこで、2002年頃にiTunesを使い始めた時から、楽曲のアーティストには作曲家名を設定し、演奏者はアルバム・タイトルに設定する、という運用スタイルをとっていました。

こんな感じです。

スクリーンショット 2015-10-01 23.35.57

ところが、アルバム・アーティストがいつの時かiTunesに現れまして、いまさら感満載でした。アーティスト中心の運用が起動に乗っていたのです。また、私の記憶ではiPodにはアルバムアーティストは扱えませんでした。あるいは扱えたとしても、使いませんでした。そこで、アルバムアーティストに演奏者の情報など、楽曲にユニークなアーティスト情報を設定しまうという行為に及んでしまったのです。本来とは逆の使い方です。

このような感じ。

スクリーンショット 2015 10 01 23 38 22

そういうわけで、iPodもiTunesでもアルバムアーティストを使わずに楽曲を整理管理していたのですが、悪夢は、徐々に始まりした。iTunesがいつの頃からかアーティストとアルバム・アーティストを同列に使うようになったのです。

今までは影に隠れていたはずのアルバムアーティストが、急に登場して、iTunesはめちゃめちゃに。

ですが、iTunesでは、アルバムアーティストを使わないという設定があるのです。これを使えば、これまでどおりアーティストだけで整理することができます。以下の画像にあるアルバムアーティストのチェックを外せば、アルバムアーティストは消えて、アーティストのみで整理できます。

スクリーンショット 2015 10 01 23 40 23

チェックを外すとこうなります。

BEFORE

スクリーンショット 2015 10 01 23 40 33

AFTER
(ちょっと変なのも混ざってますが、数が減っているのがおわかりかと思います)

スクリーンショット 2015 10 01 23 43 45

iTunesでは、このようにアルバムアーティストを使う使わないの選択をいまでもすることができます。

問題は、iOSのミュージックアプリです。私の見たところ、Apple Musicが始まったiOS8.4から、このアルバムアーティストを無効にするオプションが見当たらなくなりました。
(どなたか、どこにあるかご存知でしたら教えて下さい。ウェブで調べましたがまだ見つけられないのです)

ですので、iOSでは、整理されていないアルバムアーティストが選択肢に現れてきてしまうという状況で大変困っています。

当初からアルバムアーティストを使えていればよかったのですが、iPod Classicではアルバムアーティストを使うことができなかったので、整理するチャンスを失ったというわけです。

というわけで、私の32000曲の楽曲については、アルバムアーティストが未整理です。アクションプランとしては、全ての楽曲のアーティストをアルバムアーティストに設定してしまうとか、双方を交換する、といった方法が考えられます。

前者はフリーソフトのバッチ処理でなんとかできそうですが、後者はどうでしょうか? おそらくスクリプトを組めばできるはずですが、そこまでできていない状況です。

取り急ぎ、つぶやきだか愚痴だかのようなエントリーになってしまいましたが、一旦は共有します。アーティストとアルバムアーティストの使いわけについて是非お気をつけ下さい。今後対処しましたらまた書く予定です。

それではグーテナハトです。

Apple Music

Apple Musicの勉強を進めています。

これまでは、新しい曲ばかり聴いていたのですが、最近はiCloudミュージックライブラリの使い方の模索をしています。とりあえずの使い方のようなものがわかってきました。

2万5千曲とか10万曲とか、そういう話をしていました。iTunesライブラリ全体を自動的に同期しようとするとこの制限にかかります。

ですが、任意の曲だけを同期させることは、iTuneライブラリの曲数にかかわらず可能なようです。

例えば、Apple MusicにはChick Coreaの音源のうち、Time Warpが収録されていません。

Time Warp
Time Warp

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Chick Corea Quartet
Stretch
売り上げランキング: 80,665

そこで、該当のアルバムの曲を選んでiCloudミュージックライブラリに追加を選びます。すると、楽曲をアップロードするようです。

スクリーンショット 2015 09 30 22 24 00

そうすると、以下のように、iPhoneのマイミュージックにTime Warpが現れます。もちろん同期はしていません。iCloudミュージックライブラリにアップロードしたものをiPhoneが認識している状態です。

image

このように楽曲を選んで、手動でiCloudミュージックライブラリへアップロードして、端末間で楽曲を共有する事ができることがわかりました。

しかしまだまだわからないところだらけのApple MusicとiCloudミュージックライブラリです。

まだ不可思議な挙動などがあり、安心できません。使用は自己責任でやらざるを得ません。みなさまもお気をつけてお使いください。

それでは、おやすみなさい。グーテナハトです。

Apple Music

最新記事はこちらです(2015/12/13追記)
iTune Match 10万曲に! だが注意点も!

===
本当に気になるiTunes Match。

以前、以下の記事を書きました。アクセス数はかなり多いので、実際のところを検証して報告したいと思っています。ですが、2万5千曲のリミットや、キャンセルできずに支払うことになる3,980円の年間費用など、なかなか敷居が高いものでした。

https://museum.projectmnh.com/2014/05/05195909.php

その後Apple Musicがリリースされ、iTunes Matchと同じくiCloudミュージックライブラリが使えるようになりました。Apple MusicとiTunes Matchの相違点は、ダウンロードした音源がDRMフリーかそうでないか、の違いです。ですので、Apple Musicの機能として使える楽曲を端末間で共有できるiCloudミュージックライブラリを検証すれば、iTunes Matchの検証にもなるということになりそうです。

私は、先だっての記事の時のように、自分のiTunesライブラリがめちゃめちゃにされるのではないか、という恐れを抱きながらも、iCloudミュージックライブラリをオンにしました。ですが、どうやら既存のライブラリがめちゃめちゃにされるというような事象は発生しませんでした。一安心でした。

楽曲もポツポツと取り込んだものは、勝手に他の端末でも再生出来たりしています。

ところが、iOS9のリリースと同時に、iTunes Matchの制限曲数が2万5千曲から10万曲に増やされるという情報があり、ネット上でも増える増えないの報告が相次いでいますが、公式サイトでも諸々の掲示板情報でもまだ2万5千曲のままのようです。

公式サイト:https://support.apple.com/en-us/HT204146

海外のとあるサイト:https://www.reddit.com/r/apple/comments/3lt1u3/the_itunes_match_song_limit_seems_to_have_just/

ですので、現状、4万曲以上の楽曲を抱えている私のiTunesライブラリが、実際にiCloudミュージックライブラリに適用されているのか分からず、という状況です。

また、iTunes Matchの楽曲制限が10万曲になるという情報はありますが、Apple MusicにおけるiCloudミュージックライブラリの楽曲制限が10万曲になるという情報はありません。

10万曲に楽曲数の上限が緩和されれば、本当の検証になるはずですが、いつになるのでしょうか。まだまだ不安な日々は続きます。iTunes Matchの楽曲制限が引き上げられた時点で、Apple Musicの状況をみつつ、iTuens Matchが10万曲、Apple Musicが2万5千曲という状況であれば、iTunes Matchのサブスクリプションを具体的に検討しようと思います。

今日はこちら。

ライブなので、とにかくテンポが揺れますが、ライブの臨場感や興奮は素晴らしいです。一緒に聴いていた家族にも大好評でした。

それでは。グーテナハトです。

Apple Music

紅葉のはじまり。

はじめに

お盆を過ぎてからどんどん秋めいてしまいました。今日はなんと紅葉らしきものを目撃してしまいました。暦のうえでは、とうに秋に入っているのですが、これまでの記憶に照らし合わせても、このタイミングで、こんなに秋を感じたことはありません。温暖化なのか寒冷化なのかよくわかりませんね。太陽が極小期に向かっているからか、あるいは二酸化炭素による温暖化というのはデマだったからなのか。。

さて、先日の続きを書かないまま怒涛のウィークデーに突入してしまいました。仕事は勢いが大切ですが、さすがに勢いは無限という訳にはいかず、、です。

先日の続き

というわけで続きを。

半年ほど前、家族のiPhoneの充電容量が急激に減る、という事象に見舞われました。16GBのiPhoneでしたが、どうも写真を沢山撮っていたらしく、容量がいっぱいいっぱいだったのですね。

写真を消したところ、充電容量が減るという事象がなくなりました。どうも、iPhoneの残容量と、電池の消耗速度は相関関係があるようなのです。これは経験でして、ウェブで検索しましたが今のところ見つけられていません。

で、その時このことを思い出したのです。

残容量をみてみると、たしかに。ほとんど残容量がありません。

もしかして、あのメディアサービスの4.8GBというのは、なにかをダウンロードしていたのでしょうか。

わかった!

ここで、気づきました。

急いで、ミュージックアプリのダウンロード済み音源を確認してみると、ありました。巨大なアルバムが。。

バレンボイムのワーグナーオペラ全集です。

実は、このアルバムを前日夜にApple Musicでオフラインへダウンロードしていました。もちろん自宅のWi-Fi環境で、です。ですので、今日時点ではダウンロード済みと思っていました。

ですが違いました。

どうやら、ミュージックアプリを起動している時にダウンロードしていたと推測されるのです。

まとめ

つまり、

  1. 前の日にオフラインへダウンロード指示。
  2. その後、ミュージックアプリを落として、就寝。で、ダウンロードは行われていない。
  3. 当日朝の通勤電車でミュージックアプリを使っていた(それも、オフラインで持っていたアルバムを聴いていたという。。)
  4. おそらく、ミュージックアプリは、その間せっせとLTE回線でバレンボイムのワーグナーをダウンロードし続けていた。しめて4.7GBを。。
  5. ダウンロードが終わった頃、上限を超えて、速度制限がかかった。
  6. ついでに、容量も上限近くに達したため、電源消費が大きくなり、電池切れとなった。

ということだったようなのです。

家に帰ってしらべてみると確かにこんなことに。。

スクリーンショット 2015-08-29 23.38.11

全く不運でしたが、そんな中でも幸運だったのは、月末に近かったということと、代替のモバイル回線を月末まで持っていた、ということでした。

LTE回線の上限値を超えないようにする対策として、オフラインにお気に入りの楽曲をダウンロードするということが推奨されていますが、まかり間違うと、逆にLTE回線の上限を超過させてしまうということになりますので、是非ご注意を。

おそらくWi-Fi環境下で、ミュージックアプリを上げた状態でダウンロードするのが一番安全かと思われます。

おわりに

今日は東京JAZZでしたね。午後のNHKFMはなかなかおもしろかったです。本当ならライブで聴きに行きたいところですが、そんなことできるわけもなく。

それではみなさま、よい秋の夜長をお楽しみください。おやすみなさい。グーテナハトです。

Apple Music

IMG_3124

はじめに

すっかり、夏の風情がなくなってしまいました。なんだか今年の夏は短かったような気がします。まあ、9月に入ってからも残暑は幾日かはあるとはおもいますが、なにか、あの暑さが懐かしく感じてしまい、我ながら身勝手だなあ、と思います。

速度制限!

先日起きた不思議な出来事を報告します。教訓に満ちた経験ということもありますので。

御存知の通り、iPhoneには一ヶ月7GBの容量制限があります。それはそれで理不尽さ満載なのですが、まあ、営利企業の性ですので仕方がありません。

この数ヶ月、データ容量などを確認しながら使っていましたので、計算では、一ヶ月に7GB以上のデータ通信をすることはないはずでした。

ところが非情なメッセージがソフトバンクから。

目を疑いました。こんなはずはない、と。えーっと、何が起きたんでしたっけ、みたいな。

最後に追加した項目-156

で、リンク先を確認すると、7GBまでの残容量ゼロとのこと。つまり7GB使いきってしまったのです。

スクリーンショット 2015-08-29 23.50.19

原因究明

悶々としながら、通信容量を確認しました。可能性があるとすれば、Apple Musicです。Apple Musicが想定以上の通信量を費消しまったのか、と思ったのです。

が、そんなことはなさそう。ミュージックは941MBのみです。

あるいは、先日休日出社したときに、電話代をケチって、楽天でんわで長時間仕事の電話をしてしまったからなのか?

が、そんなことはなさそう。楽天でんわは230KBだけでした。

スクリーンショット 2015-08-30 0.15.31

Apple Musicが原因だった?

じゃあ、いったい何が?

いろいろ調べていくと、「システムサービス」のなかに表示されていた「メディアサービス」の項目に目がいきました。ここに、4.8GBの表示がありました。

すべての写真-2464

なるほど。もしかすると、ミュージックでやりとりされる音楽のデータは、この「メディアサービス」に集計されるのかもしれない、と。

気づかないうちに、4.8GBもApple Musicで使っていたのか、と衝撃を受けました。そうか、Apple Musicは、パケットを予想以上に使うサービスだから、7GB制限がある以上、実用にあたいするサービスではないなあ、ととてもがっかりしたのです。

またもや不思議な出来事

がっかりしながら、仕事をしていたのですが、そのうちにおかしなことが起きました。Apple Watchがオフラインになったのです。Apple Watchは、Bluetoothで常にiPhoneと情報をやりとりしています。iPhoneとの通信がきれると、画面にはiPhoneがオフラインになった赤いマークが表示されます。

あれ、iPhoneをどこかになくしてしまったか、と慌ててポケットを触ると、iPhoneは確かにあります。ということは電源を切ったということになりますが、そんな操作をした覚えはありません。

iPhoneを取り出してみると電源が入らないのです。電池容量がゼロになっていたというわけです。

しかし、いつもはこんなに早く電池容量がなくなることはありません。

あ、これは、もしかしてiPhoneに意図しないアプリがインストールされ、なにか良からぬことがおきているのではないか。

ヤバイ。。

とおもったのですが。。

続きは明日。

Apple Music

Apple Musicを解約したら曲が消えた?海外メディアに届いた不穏な報告

やはりずっと楽しんでいるApple Musicですが、いろいろと不安も多々あります。こんな情報もあり飛び込んできました。

どうやら、Apple Musicを解約すると、iTunesで買った楽曲だけではなく、CDから取り込んだ楽曲も失われてしまう、というもの。

まあ、おそらくは仕様の問題、つまりはレベルアップが必要な残念なインシデントということなのだと思います。今後は対応されていくことを望みますが、9月の有料期間を前に、解約されるかたは少し気をつけたほうが良いかもしれませんね。

今日はこちら。これが定額で聴ける世の中になるとは、全く今まで何だったのか。というか、何度も書いてますが、このデフレは音楽業界にとってほんとうに良いことなのか、全くわからない今日このごろです。

それにしても、《マイスタージンガー》は、一度しか実演に触れたことがありません。それも演奏会形式でした。なおさら、もっと観たりしないといかんなあ、と思いますが、今はちょっと身動きが取れません。

それではおやすみなさい。グーテナハトです。

Apple Music

はじめに

あー、これやられてしまうと、レコード店は辛いですね。

スクリーンショット 2015-07-19 0.49.33

前から欲しかったロリン・マゼールの初期録音が収められたボックスセットですが、Apple Musicで聴けてしまうのです。ちなみに、某レコード店では8,000円弱で売られているものです。

The Complete Early Recordings on Deutsche Grammophon

本当に複雑な心境です。こうやって、文化というものは変わっていくのですね。

音楽の聴き方が変わる

今日はこちらも聴きました。Incognitoの昨年のアルバムであるAmplified Soulです。

Amplified Soul

いや、本当にカッコイイアルバムでしたよ。特に、14曲目のNever known A Love Like This。このホーンセクション、かっこ良すぎですわ。

今までであれば、このCDを買うかどうかをしばらく逡巡して、買おうと決めてから実際に手にした後に、ワクワクしながらCDプレーヤーに入れて、再生ボタンを押して、あ、カッケーとなるのが気持ちよかったのですが、今となっては、1クリックで聴けてしまうわけです。かつての、あの聴きたいと思ってからのタイムラグというものがまったくなくなってしまいました。

さらには、せっかく買ったのだから、何度も聴かねば、というある意味庶民的、あるいは学生的な感覚というものもなくなってしまうのでしょうか。かつては少し聴いただけで分からなければ、(せっかく買ったのだから!)何度か繰り返し聴くうちに、理解が深まり、ああ、イイ曲だったね、イイアルバムだったね、ということが会ったのです。ですが、Apple Musicではそうしたこともなくなる可能性があります。どんどん聴いて、気に入らなければその場でどんどん切り捨てていくという聴き方になってしまう恐れがあります。

こうした音楽の聴き方の変化というのは、CDが登場した時にも議論されたの ではないでしょうか? レコードのA面B面の裏返しがなくなるとか、頭出しが容易になるので、アルバムすべてを聞くことがなくなるのではないかといった議論です。

レコード時代からCD時代になって、音楽の聴き方が変わったかどうかは私にはわかりません。というのはレコード時代を知らないからです。

私が現代のストリーミング・ネイティブな方々の感覚を相互で理解できないように、私もレコード時代を知っている方と真に分かり合えることはできないのではないだろうか。

そうやって、時代とともに音楽とは変わっていくものではないか。同じ音楽であっても聴き方に酔って意味は変わるだろうから。

などと思います。

今日も妄想続きです。まったく。。

では、おやすみなさい。グーテナハトです。

Anton Bruckner,Apple Music

引き続きApple Music

今日も引き続きApple Musicを楽しみました、Woody Hermanや菊地成孔などを楽しみつつ、ブログ記事を書こうと思いました。

Apple Musicには、For You、New、Radio、Connectをいう4つのセクションがあります。

For Youというのは、最初に設定するお気に入りのジャンルやミュージシャンにあわせて、様々なプレイリストやアルバムをサジェスチョンしてくれるものです。どうやら再生すればするほど、その傾向を見ていて、プレイリストのバリエーションが最適化されてくるようです。

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Newでは、お気に入りのジャンルにとらわれずに、全てのジャンルの楽曲を選ぶことができます。あるいは、iOSのiTunesでは、自分が探したい楽曲を選ぶのはこのNewがスタート地点になるようです。

スクリーンショット 2015-07-13 1.02.30

Radioはまだつかっていませんが、どうやらApple Musicの目玉の一つのようで、キュレーションされた音楽が提供されるようです。

スクリーンショット 2015-07-13 1.03.17

Connectでは、フォローしたミュージシャンからのメッセージを読んだり聴いたりできるようです。私の場合、EWFとサイモン・ラトルが表示されています。今後、増えていくのかと思いますが、これからの機能でしょうか。

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今日の一枚

で、面白かったのは、このプレイリストの中で、ミステイクを見つけたことです。最初だけの混乱かと思いますけれど、とある有名作曲家のプレイリストだったはずが、そこに誤った作曲家の楽曲だけが登録されていたというものです。一応フィードバックしてみましたが、最初なのでいろいろ混乱があるのかもね、と思いました。

ちなみに、そこに含まれていた誤った作曲家の楽曲というのがこちら。

Symphonies 3-5 & 7-9 (Coll)
Symphonies 3-5 & 7-9 (Coll)

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Deutsche Grammophon (2004-11-09)
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チェリビダッケが振ったブルックナーの交響曲第七番の音源です。チェリビダッケのブルックナーといえば、ミュンヘン・フィルとEMIに残した音源が有名ですが、グラモフォンにも、シュトゥットガルト放送管との音源が残っています。そちらの音源を聞いているのですが、録音も良く、ミュンヘン・フィルとの音源ほどテンポが緩くなく、実にスッキリとした端正で美しい演奏なのです。ちょっとこれはいいなあ、とあらためて聴きほれてしまいました。ちなみに、私、このCDもっていますが、この10年ぐらいお蔵入りでした。そういう意味では、Apple Musicのお陰でいろいろと新たな再発見をしたことになり、ますます音楽が楽しくなってきました。

ついこの間まで、なんだか新しい音楽の切り口がなくて悶々としていたのですが、Apple Music
のおかげで、立ち直れそうです。

ではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。