私を構成する9枚のジャズ編から、イリアーヌ・イリアスのドリーマー

私を構成する9枚のジャズ編から、イリアーヌ・イリアスの「ドリーマー」を。


Dreamer


Dreamer

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Eliane Elias
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このアルバムは、実はこのなかでもっとも付き合いが短いですが、深く付き合った一枚でもあります。ジャズでもあり、あるいはボサ・ノヴァでもあるという一枚です。

出会いは街のCDショップで、ジャズ売り場でかかっていたのです。数分聴いて、これがクラウス・オガーマンのアレンジで、マイケル・ブレッカーが吹いているということを見切りました。で、見てみるとイリアーヌ・イリアスだったというわけです。当時、イリアーヌ・イリアスはStepsのメンバーで、ランディ・ブレッカーの元奥さん、ということを知っていたぐらいだと思います。

ですが、聴けば聴くほど素晴らしいのですね。風行く浜辺で、波音と一緒に聴きたいアルバムです。

イリアーヌ・イリアスの歌が良いとか、マイケル・ブレッカーのソロが素晴らしい、とか、あるにせよ、もっとも素晴らしいのは、クラウス・オガーマンです。こなかた、アレンジャーとして有名で、アントニオ・カルロス・ジョビンやビル・エヴァンスとアルバムを作っています。有名なのはマイケル・ブレッカーとの組んだ二枚のアルバムで、私は一時期これらこそがコンテンポラリージャズのもっとも素晴らしいもの、と考えていたことがあります。

こちらがそのうちの一枚である「クラウス・オガーマン・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー」というアルバムです。


クラウス・オガーマン・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー(Claus Ogerman Featuring Michael Brecker (MEG-CD)



Claus Ogerman Featuring Michael Brecker(クラウス・オガーマン・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー)
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クラウス・オガーマンのアレンジは、おそらくは、フランス近代のオーケストレーションの潮流を組んだもので、素晴らしい不協和音をたくさん聞くことができます。60年代から70年代までの空気を残すアレンジです。

この「ドリーマー」というアルバム、最初から最後まで、いいことづくめで、私は一時、疲れた帰宅する時、このCDをただただひたすら聴き続けたという時期がありました。本当に気を休ませてくれるアルバムです。ちなみに、このCDを某ジャズ喫茶でリクエストしたら怒られました。

今日は、せっかく早起きをしたのですが、外出寸前にメガネを見失うというアクシデントに見舞われました。せっかくいい電車に乗ろうとしたのに、乗り遅れたんですが、まあ、早起きだったので、乗り遅れてもなんとかなるわけで、本当に助かりました。よかった。。

というわけで、みなさまも今宵をお楽しみください。おやすみなさい。グーテナハトです。

マイケル・ブレッカーの二枚

今日も「私を構成する9枚」から今日も2枚ほど。

私が敬愛しているマイケル・ブレッカーのアルバム二枚を「私を構成する9枚」に入れました。


Now You See It ... (Now You Don't)



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まずはこちら。これが、私が初めて聞いたマイケル・ブレッカーの音源。1990年のアルバムです。何度も書いたことがあると思いますが、マイケル・ブレッカーの名前を初めて見たのは、石橋楽器のEWIの宣伝文句に「あの伊東たけし氏とマイケルブレッカーが愛用している」みたいな文句が書いてあり、「あれ、伊東たけしと似たようなプレイをする別のミュージシャンがいるのか?」というかなり浅はかな動機に基づいてレンタルCD屋でこのNow you see it を借りた、というところです。1992年のことだと。

で、あれれ、伊東たけしと違う?と思いながら何度も聞いているうちに、なんかいいぞ、ということになりました。

ちなみに、この1992年という年は、ブレッカーブラザーズが再結成された年でもあり、これも何度も書いているところですが、当時のマウントフジジャズフェスティバルの映像を食い入るように見ていたのも、マイケルブレッカーが好きになった理由でもあります。

まあ、マイケルブレッカーのようにサックスが吹けるわけがなく(吹けていたら、私はプロになりました)、これはまさに努力とセンスが足らなかったということなんだと思いますが(バークレーに行くぐらいの人は、マイケル・ブレッカーの方法論をきちんと会得して吹くことができるという)、それでもなお、随分と長い間CDを聴いていましたから、やはり、私を構成しているものなんだと思います。


Don't Try This At Home


Don’t Try This At Home

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こちらは、1988年のDon’t try this at homeこのアルバムも随分と聞きました。ジャケットが強烈。ギターはマイク・スターン。

個人的には、1980年台後半から1990年代初頭のマイケル・ブレッカーが好きです。昔、スティーリー・ダンのマイケル・ブレッカーを聞いたことがないことを先輩に怒られたのですが、いやいや、私が好きなのは1980年代後半以降です、と開き直った記憶があります。

このアルバムの頃のマイケル・ブレッカーは、徐々に深みを増しつつあるのですが、それでおなお若い頃の強烈な勢いが残っていて、そのバランスが素晴らしいのだと思っています。

というわけで今日はこの辺りで。明日でウィークデーは終わり。皆様、ゆっくりお休みください。グーテナハトです。

リトナーの音、いいわ。。──Lee Ritenour “Wes Bound”


Wes Bound


Wes Bound
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Lee Ritenour
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いやあ、本当にいい音を作るリトナーです。今日の帰宅時はこちらを2回ほど聴きましたが、本当にこの音には惚れ惚れします。

特に、Ocean Ave.という曲。溢れる音の感じが最高。定番のfour on sixのグルーヴもいいです。この曲聴きながら何度もなんどもコピーを繰り返したのを思い出しました。今から22年前のこと。Road Songという曲も随分と練習の材料でした。高田馬場の下宿の部屋の窓際でCDを聞きつつEWIでコピーしたりするという状況だったと思います。

ですので、サックスを吹いていた私が、このアルバムを「私を構成する9枚」の1枚に入れたというわけなんだと思います。

それにしても、音楽をやっている時でさえ本当に悩みぬいた学生時代でしたが、結局死ぬまで悩むんだろうなあ、と。悩みながら行動しないといけないのですけれど。

寒い1日。久々に泳ぎました。と言っても3日ぶりですが。相変わらず10分しか泳ぎませんが、今日初めて平泳ぎよりクロールの方が泳いだ時間が長かった気がします。もう少し体力がついて、疲れにくい体になるといいのですけれど、あと1年ぐらいはかかるかも。

ではみなさまおやすみなさい。グーテナハトです。

私を構成する9枚 ジャズ編

#私ヲ構成スル9枚 ジャズ編

今日はジャズ編の私を構成する9枚。

  • インコグニートの100°risingは忘れられない一枚。このアルバム、全てがいい曲で困る! というアルバム。

  • パットメセニーのSecret Story も全てがいい! と思ったアルバムです。これもジャズか、と驚いたアルバム。

  • リトナーのウェス・バウンドは、サックスのインプロヴァイズの練習でずいぶんお世話になりました。誰にも話したことがないことです。

  • マイケル・ブレッカーのNow You See Itは、初めて聞いたマイケル・ブレッカー。日本のフュージョンのような音を想像していたのですが、全く違うサウンドが流れてきて、驚いた記憶があります。

  • チック・コリアのThreeQuartetsは、歌えるほど聴き込みました。一曲はバンドで演奏しました。

  • さらにマイケル・ブレッカーのDon’t try this at homeは、ジャケットが本当にカッコイイ。もちろん演奏も良いんですが、ジャケット写真もやはり私を構成するものになります。

  • リトナーのColor Ritもすべてがいい、と思ったアルバム。

  • イリアーヌ・イリアスのDreamerは、ある時毎日ように聴き込みました。どんなにひどい時でもこのアルバムを聴いてなんとか耐え忍びました。

  • そしてチック・コリアのMad Hatter。もちろん、ジョー・ファレルの吹くHumpty Dumptyも素晴らしいが、最後にハービー・ハンコックも参加するThe Mad Hatter Rhapsodyも。Humpty Dumptyは、二回バンドでやりました。

で、書いた後に気づいたのですがもう一枚、外せないアルバムがあることに気づきました。困った。。

今日も早く寝ないと。。と言いながらも、もう23時半。

そろそろ休みます。みなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

なかなか難しい時代になりました。これまでも難しい時代でしたが、難しさが変わったというということなのだと思いますが。

今年もきっと難しい問題がたくさん起きるのでしょう。世界は均一でもなく、ムラがあるのですから、というようなことを考えながら過ごしました。アンテナをきちんと張っていかないと、と思います。

今日はこちら。

Virtuoso (OJC Remaster)
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ウェスを聞いた後にサジェストされたので聞いてみたんですが、ソロ・ギターでこういうのをやるのって、きっとほとんどのジャズギタリストが憧れることなんだろうなあ、と思ったりしました。

どうも、サックスを吹いていたので、他の楽器のアルバムを聴くだけの経済的時間的余裕のようなものはなかったのですが、Apple MusicやAmazonのプライムミュージックである種簡便に聞くことができるようになりました。おそらくはこのアルバムは、ベーシックなアルバムなんだと思いますが、聴けるようになったのはこうしたサービスのおかげです。

それでは、みなさまおやすみなさい。グーテナハトです。

つれづれ──デイビッド・サンチェスを聴いてみる。

Photo

先日も似たようなことを書きました。思うのですが、これって秋の風景であって、冬の風景ではないですよね、なんて。

温暖化で季節がずれているのか、なんてことを思ったり。

今日は、何かと気配りな必要な場面が多い一日でした。思うように時間も使えず。ただ、電車の中で映画を見たりはしましたけれど。

今日の一枚。

Cultural Survival
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David Sanchez
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先日、とある方に教えていただいたデイビッド・サンチェスのアルバムを何枚か聞いてみたのですが、そのうちの一枚。プエルト・リコ出身のサクソフォーン奏者で、もともとはディジー・ガレスピーのバンドに入っていた方です。グラミー賞もとっている実力派です。激しい感じかと勝手に想像していましたが、何か、内省的なかっこよさを感じました。

Apple Musicだとライナーが読めないので、アルバムの情報が今ひとつ把握できていませんが、こういう新しい方がいるのだなあ、と改めて安心しました。と言いながら、デビューは20年前だったりして、私が知らなかっただけ、という状態ではあります。

大学の先輩も、ジャムセッションでご一緒するみなさんも、たまたまかもしれませんが、新しい最近のジャズよりもそれ以前のジャズをよく聞いていて、うまく最近のジャズに周波数を合わせられない感覚です。

明日から、完了直前のプロジェクトに急遽放り込まれます。困りました。

ではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

エスペランサ!

昨日に続き、今日も交通機関のトラブルで、長い間電車に乗っていました。おかげで仕事場に遅刻しました。。

ですが、その分、音楽も聞けたりして。

前々から、エスペランサ・スポルディング、のことを耳にしていましたが、聞く機会を持てずにいました。

今朝、Apple MusicのFor Youを見てみると、「初めてのエスペランサ」というプレイリストがサジェスチョンされていましたので、聞いてみたのですが、あー、この方はすごいですね。

JUNJO
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ESPERANZA SPALDING
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ウィキペディアを読んだ後ということもあり、バイアスがかかっているきらいもありますが、いや、本当に新しくスリリングなジャズだと思いました。

数ヶ月前まで、新しい音楽って、あるんだろうか、みたいなことを思っていた時期もあったのですが、まだまだ面白い音楽はあるんだなあ、と思います。

それにしても、やっぱり、このジャケット写真はかっこいいですねえ。他にも何枚かアルバムが出ているようですので、しばらく楽しめそうです。

Apple Musicは、こういう偶然の出会いのようなものがあるので、いいです。

明日は明日でまた一区切りです。引き続き頑張らないと。

では、おやすみなさい。

やっぱり、プーランクです!──山中千尋《モルト・カンタービレ》

先日、とあるウェブの記事で、堀江貴文さんが、「毎日6時間は必ず寝るようにしている」という記事を読みまして、確かになあ、と思い、昨夜は早めに寝てみました。6時間で起きる予定でしたが、結局7時間半寝てしまい、ただ、そうすると思いの外体調が良く、ああ、やっぱり7時間は寝ないとダメなのか、と思ったり。

このご時世で、7時間も寝るなんていうのは、相当贅沢です。

今日は山中千尋を。

モルト・カンタービレ
山中千尋
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昔山中千尋を聞いた時は、キータッチがなあ、なんて不遜なことを思ったものですが、このアルバムは本当にかっこいいです。まったくすごいです。ここまで音が飛び回るのを聞くのは、聞いているだけで爽快な気分。

クラシックを素材にした楽曲も多々ありますが、かなり踏み込んだ解釈で面白いです。トルコ行進曲などはラテン風アレンジで、まあ、どちらも異国情緒的な風情を醸し出しております。

感動したのは、最後のプーランクの即興曲。あの、エディット・ピアフに捧げられた曲。この曲、本当に素晴らしい曲です。枯葉と同じコード進行ということもあって、懐かしささえ感じるわけですが、このアルバムでは、リズムのアプローチが先鋭的で、ずいぶんと派手なことをやってます。もちろん、派手さを感じさせないような洒脱さがあるのです。

明日もまた、頑張ります。今日も早く寝ます。おやすみなさい。

だまし絵のような「星に願いを」

いや、しかし、やっと今週も終わり、家にたどり着きました。

今日は短いエントリーで。

When you wish upon a starを聞こうと色々とApple Musicで調べていたら、この音源にたどり着きました。私、これ初めて聴いたのです。お恥ずかしい。

Piano ; Bill Evans

Bass ; Percy Heath

Drums ; Philly Joe Jones

Guitar ; Jim Hall

Trumpet ; Freddie Hubbard

最初にこのトラックを再生した時、あれ、違う曲かけた? と思いました。

フレディのトランペットのフレーズが、メロディアスで、これがテーマ?、と思いきや、バッキングと思っていたジム・ホールのギターが、テーマを取っている、という、だまし絵のような演奏でした。騙されたんですが、なんか清々しく騙されたという感じでした。

で、このエッシャーの、鳥が魚になるあの絵を思い出しました。パースペクティブが変わると意味がガラリと変わる、という面白さです。

ちなみに、二回以上聞いても、そういう驚きは得られません。

やっぱり、面白い音はもうやり尽くされているんだよなあ、と思いました。

週末も幾つか山あり。今日は早く寝て備えます。

ではお休みなさい。グーテナハトです。

新しいジャズとは?──スナーキー・パピーズ《シルヴァ》

2年ほど前に、10歳ほど若い音楽家と話をしました。かれは、同じ職場で働いているのですが、どうやら二足のわらじを履いているかたのようで、作曲活動なども行っている方のようでした。楽器もいろいろと操ることができるようで、音楽の才能がある方と話をしている中で思いました。

前にも書いたかもしれませんが、その方がおっしゃるのは、1990年代前半が羨ましい、ということでした。音楽が一番盛り上がっていたのがその頃だ、ということなのだそうです。

まあ、私が若い頃の音楽の話をしていたので、話あわせてくれただけなのかもしれませんけれど。

ただ、やはり、なにか私もそうした感想にはうなずかざるをえないような感覚を持っていました。

とあるジャズバーに行った時にも同じことを思いました。大学卒業してからは、クラシックやオペラばかり聴いていたので、ジャズの方は最新動向などはおさえることもなく、かつて好きだった曲を聴いていたので、最新動向は? などと聴いていたのですが、やはり誰も最近のジャズというものを聴いていないという感じでした。

ジャズもやはりクラシックと同じになっていて、かつての古い録音の解釈を進めているだけになってしまったのか、と少し残念な気分になったのでした。

ですが、ジャズ雑誌などを読まなかったり、ジャズフェスなどに行けば新しいジャズはまだまだるようでした。

ただ、そうした新しいジャズはジャンルがボーダレスになっている中にあって、ジャズという枠組みから外れたものになっているようだ、とも思いました。

Apple MusicかあるいはNHK-FMだったか、菊地成孔のバンドを聴いたのですが、その時に覚えたのは、これまでジャズやポップスの曲の枠組みから外れているなあ、問うことでした、。つまり、イントロがあり、サビを含むテーマと呼ばれる楽曲構成があり、そのあとにインプロヴァイズがあり、そしてテーマに回帰する、という一般的なジャズの枠組みを大きくはずれ、音楽がストーリ性をもってより大きな次元で展開されているように聴こえるのです。そして、拍動においても、通常の四拍子や三拍子ではなく、途中で五拍子に変わったり、といわゆる変拍子の導入によって曲のなかに変化が埋め込まれ、より深みが出ているように思いました。

私は、プログレというものは聴きませんが、とはいえ、プログレバンドのようなものに所属していたこともあり、なんとなく、そうした大きなプログレのようなものになりつつある、という感覚をおぼえました。

あるいは、もしかすると、旧来型の交響曲がベートーヴェンで拡大化され、ベルリオーズにおいてそこに標題が持ち込まれ、ブルックナーやマーラーによって巨大化していく、という形式の変質の過程をみているとも言えるでしょう。

そうした流れのなかにあって、このバンドのアルバムを聴いて、これが新しいジャズとされていることに、なにかうなずかざるをえない、という感覚を覚えています。

スナーキー・パピーズの《シルヴァ》というアルバム。こちらをApple Musicで三回聴いてそう思いました。

Sylva
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Snarky Puppy & Metropole
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ジャズ、ファンク、ダンス、フュージョンを融合した〈Jafunkadansion〉というスタイルに当たるそうです。まさに、本当のフュージョンなんでしょう。

このスナーキー・パピーズは、2004年にテキサスで結成されたバンドとのことです。もう11年に及ぶキャリアを持っているということになります。北テキサス大学の出身者が多いようですが、まあ、そういうものですよね。

この《シルヴァ》というアルバムは、2014年4月に録音されたものです。
統制のとれた楽曲構成や、ストリングスやブラスを含んだ63名というアンサンブルは、実に緊密です。上述のジャンルに加えて、ミニマルミュージックやエレクトロニカなどの雰囲気も兼ね備えた、本当に新しい「ジャズ」であるかのように思います。

私は、まだこのアルバムの全貌を掴みかねているように思います。それほど、複雑で解釈可能性に満ちているアルバムではないか、とも思い、久々にワクワクしているのです。

これは、なにかパット・メセニーの《シークレットストーリー》を聴いた時の感動にも似ています。あれもやはり旧来のジャズの枠組みを超えたアルバムでした、あれに近い面白さのようなものを感じるのです。

他にも最近発見した《ジャズ》があり、なんだかまだまだ捨てたものではないかも、と思いました。この1年、なにか音楽に対する倦怠のようなものを感じていました。なんでもやっぱり同じじゃないか、という感覚を覚えたり、テクノロジーの進歩で、古い言葉でDTMともいいますが、誰でも音楽を作れるようになり、コモディティ化が進んでいるようにも思ったのです。

ですが、才能というものは、まだまだ先に進んでいるのだな、と思いました。ただ、先に進める人はコモディティ化の中においては一握りですね。

※ちなみに、Apple Musicの唯一最大の欠点はライナーノーツがないことです。。もう少しいろいろ知りたいのですが、ウィキペディアなどで調べるに限られてしまいますので。

というわけで、今日はこの辺りで。

みなさま、秋の夜長をお楽しみください。ですが寝不足にはご注意を。自戒を込めて。

おやすみなさい。グーテナハトです。