マレン?・モーテンセンを聴く

昨日はかけず。なんだっけか。。

マレーネ・モーテンセンを聞いてます。なにがいいのか、ということを考えていたのですが、今日わかりました。

まるで、管楽器のように速いフレーズを良い声で歌うところが、いいんだなあ、と。

まあ、何度も繰り返し聴くと、いろいろわかってくる面もあるのですが、それでもなおやはりカッコ良いのですね。変拍子とか、少し大変そうなんですが、なにか、オペラの難しいアリアにも通じるスリリングさなどがあります。

あとは、英語の発音が好きというのもあるなあ、と。デンマークの方なので、やはり、英語発音はネイティヴとは違うキレのようなものがあります。

あれ、アマゾンみていたら、マレン・モーテンセンになっている。デンマーク語だとマレーネだと思うのだけど。

ツイート的に取り急ぎ。

私を構成する9枚のジャズ編からチック・コリア「スリー・カルテッツ」


Three Quartets


Three Quartets
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Chick Corea
Stretch Records (1997-02-18)
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このアルバムも、私にとっては実に思い出深いアルバムです。このアルバムの一曲目であるQuartet No.1を20年ほど前にバンドでやりました。で、漠然と聞くのではなく、人と合わせて演奏するなかで、裏拍と表拍の違いの感覚が随分わかるようになった記憶があるのです。おそらく、その認識の前後で楽曲の聴こえ方が全く変わってしまった、という記憶さえあります。

ちなみに、このアルバムで参加しているのは以下の方々です。

ピアノ:チック・コリア
サックス:マイケル・ブレッカー
ベース:エディ・ゴメス
ドラム:スティーブ・ガッド

この4人の方々が、私にとって最高のカルテットメンバーだったりします。

チック・コリアは、天才というか鬼才というか、恐ろしくピアノが上手く、驚くほどピアノの音が良いです。何枚もの素晴らしくそれでいて「変な」アルバムを繰り上げている方。

マイケル・ブレッカーは何回も書いていますが、なんでも吹けてしまう稀代のサクソフォーン奏者です。

エディ・ゴメスは、私がベーシストの個別認識を初めてできた方。つまり、この音聞いて「あ、ゴメスだ」とわかるようになったということです。この方、本当に巧くて、ベースソロとか、泣きます。古くはビル・エヴァンスのバンドにいましたが、その後、チック・コリアのバンドに参加したアルバムはどれも逸品です。

同じく、スティーブ・ガッドも、ドラマーの個別認識を初めてできるようになった方です。ソリッドなドラムプレイは、本当に素晴らしいのです。

大学の時、4学年上の先輩二人と、2学年上の先輩と4人で、嫌という程セッションをしたことがあります。1996年ごろのこと。ピアノがAさん、サックスが私、ベースがSさん、ドラムがAさん。セッションではありますが、私にとっては、このアルバムのカルテットと勝手に重ねあわせて演奏していた気がします。

あの頃は、みたいな話になるとつまらないのですが、まあ書いちゃうと、縦横無尽にテナーサックスを操っている感覚を持っていて、何でも吹けちゃう、みたいな錯覚を持ってました。若いときゆえの勢いです。そういう時期を持っているというのは、幸せでもあり不幸でもあります。そういう意味でも、このアルバムのサウンドは、そうしたなんでも受けちゃうと錯覚していた時代を象徴するサウンドとも言えるんだと思います。だから、私を構成する9枚なんだと思いました。

明日は祝日。ありがたい。

それではみなさま、おやすみなさいませ。グーテナハト。

私を構成する9枚のジャズ編から、イリアーヌ・イリアスのドリーマー

私を構成する9枚のジャズ編から、イリアーヌ・イリアスの「ドリーマー」を。


Dreamer


Dreamer

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Eliane Elias
RCA Victor (2004-05-01)
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このアルバムは、実はこのなかでもっとも付き合いが短いですが、深く付き合った一枚でもあります。ジャズでもあり、あるいはボサ・ノヴァでもあるという一枚です。

出会いは街のCDショップで、ジャズ売り場でかかっていたのです。数分聴いて、これがクラウス・オガーマンのアレンジで、マイケル・ブレッカーが吹いているということを見切りました。で、見てみるとイリアーヌ・イリアスだったというわけです。当時、イリアーヌ・イリアスはStepsのメンバーで、ランディ・ブレッカーの元奥さん、ということを知っていたぐらいだと思います。

ですが、聴けば聴くほど素晴らしいのですね。風行く浜辺で、波音と一緒に聴きたいアルバムです。

イリアーヌ・イリアスの歌が良いとか、マイケル・ブレッカーのソロが素晴らしい、とか、あるにせよ、もっとも素晴らしいのは、クラウス・オガーマンです。こなかた、アレンジャーとして有名で、アントニオ・カルロス・ジョビンやビル・エヴァンスとアルバムを作っています。有名なのはマイケル・ブレッカーとの組んだ二枚のアルバムで、私は一時期これらこそがコンテンポラリージャズのもっとも素晴らしいもの、と考えていたことがあります。

こちらがそのうちの一枚である「クラウス・オガーマン・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー」というアルバムです。


クラウス・オガーマン・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー(Claus Ogerman Featuring Michael Brecker (MEG-CD)



Claus Ogerman Featuring Michael Brecker(クラウス・オガーマン・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー)
株式会社ミュージックグリッド
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クラウス・オガーマンのアレンジは、おそらくは、フランス近代のオーケストレーションの潮流を組んだもので、素晴らしい不協和音をたくさん聞くことができます。60年代から70年代までの空気を残すアレンジです。

この「ドリーマー」というアルバム、最初から最後まで、いいことづくめで、私は一時、疲れた帰宅する時、このCDをただただひたすら聴き続けたという時期がありました。本当に気を休ませてくれるアルバムです。ちなみに、このCDを某ジャズ喫茶でリクエストしたら怒られました。

今日は、せっかく早起きをしたのですが、外出寸前にメガネを見失うというアクシデントに見舞われました。せっかくいい電車に乗ろうとしたのに、乗り遅れたんですが、まあ、早起きだったので、乗り遅れてもなんとかなるわけで、本当に助かりました。よかった。。

というわけで、みなさまも今宵をお楽しみください。おやすみなさい。グーテナハトです。

マイケル・ブレッカーの二枚

今日も「私を構成する9枚」から今日も2枚ほど。

私が敬愛しているマイケル・ブレッカーのアルバム二枚を「私を構成する9枚」に入れました。


Now You See It ... (Now You Don't)



Universal Music LLC (2007-03-01)
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まずはこちら。これが、私が初めて聞いたマイケル・ブレッカーの音源。1990年のアルバムです。何度も書いたことがあると思いますが、マイケル・ブレッカーの名前を初めて見たのは、石橋楽器のEWIの宣伝文句に「あの伊東たけし氏とマイケルブレッカーが愛用している」みたいな文句が書いてあり、「あれ、伊東たけしと似たようなプレイをする別のミュージシャンがいるのか?」というかなり浅はかな動機に基づいてレンタルCD屋でこのNow you see it を借りた、というところです。1992年のことだと。

で、あれれ、伊東たけしと違う?と思いながら何度も聞いているうちに、なんかいいぞ、ということになりました。

ちなみに、この1992年という年は、ブレッカーブラザーズが再結成された年でもあり、これも何度も書いているところですが、当時のマウントフジジャズフェスティバルの映像を食い入るように見ていたのも、マイケルブレッカーが好きになった理由でもあります。

まあ、マイケルブレッカーのようにサックスが吹けるわけがなく(吹けていたら、私はプロになりました)、これはまさに努力とセンスが足らなかったということなんだと思いますが(バークレーに行くぐらいの人は、マイケル・ブレッカーの方法論をきちんと会得して吹くことができるという)、それでもなお、随分と長い間CDを聴いていましたから、やはり、私を構成しているものなんだと思います。


Don't Try This At Home


Don’t Try This At Home

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Universal Music LLC (2009-07-14)
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こちらは、1988年のDon’t try this at homeこのアルバムも随分と聞きました。ジャケットが強烈。ギターはマイク・スターン。

個人的には、1980年台後半から1990年代初頭のマイケル・ブレッカーが好きです。昔、スティーリー・ダンのマイケル・ブレッカーを聞いたことがないことを先輩に怒られたのですが、いやいや、私が好きなのは1980年代後半以降です、と開き直った記憶があります。

このアルバムの頃のマイケル・ブレッカーは、徐々に深みを増しつつあるのですが、それでおなお若い頃の強烈な勢いが残っていて、そのバランスが素晴らしいのだと思っています。

というわけで今日はこの辺りで。明日でウィークデーは終わり。皆様、ゆっくりお休みください。グーテナハトです。

リトナーの音、いいわ。。──Lee Ritenour “Wes Bound”


Wes Bound


Wes Bound
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Lee Ritenour
Grp Records (1993-03-02)
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いやあ、本当にいい音を作るリトナーです。今日の帰宅時はこちらを2回ほど聴きましたが、本当にこの音には惚れ惚れします。

特に、Ocean Ave.という曲。溢れる音の感じが最高。定番のfour on sixのグルーヴもいいです。この曲聴きながら何度もなんどもコピーを繰り返したのを思い出しました。今から22年前のこと。Road Songという曲も随分と練習の材料でした。高田馬場の下宿の部屋の窓際でCDを聞きつつEWIでコピーしたりするという状況だったと思います。

ですので、サックスを吹いていた私が、このアルバムを「私を構成する9枚」の1枚に入れたというわけなんだと思います。

それにしても、音楽をやっている時でさえ本当に悩みぬいた学生時代でしたが、結局死ぬまで悩むんだろうなあ、と。悩みながら行動しないといけないのですけれど。

寒い1日。久々に泳ぎました。と言っても3日ぶりですが。相変わらず10分しか泳ぎませんが、今日初めて平泳ぎよりクロールの方が泳いだ時間が長かった気がします。もう少し体力がついて、疲れにくい体になるといいのですけれど、あと1年ぐらいはかかるかも。

ではみなさまおやすみなさい。グーテナハトです。

私を構成する9枚 ジャズ編

#私ヲ構成スル9枚 ジャズ編

今日はジャズ編の私を構成する9枚。

  • インコグニートの100°risingは忘れられない一枚。このアルバム、全てがいい曲で困る! というアルバム。

  • パットメセニーのSecret Story も全てがいい! と思ったアルバムです。これもジャズか、と驚いたアルバム。

  • リトナーのウェス・バウンドは、サックスのインプロヴァイズの練習でずいぶんお世話になりました。誰にも話したことがないことです。

  • マイケル・ブレッカーのNow You See Itは、初めて聞いたマイケル・ブレッカー。日本のフュージョンのような音を想像していたのですが、全く違うサウンドが流れてきて、驚いた記憶があります。

  • チック・コリアのThreeQuartetsは、歌えるほど聴き込みました。一曲はバンドで演奏しました。

  • さらにマイケル・ブレッカーのDon’t try this at homeは、ジャケットが本当にカッコイイ。もちろん演奏も良いんですが、ジャケット写真もやはり私を構成するものになります。

  • リトナーのColor Ritもすべてがいい、と思ったアルバム。

  • イリアーヌ・イリアスのDreamerは、ある時毎日ように聴き込みました。どんなにひどい時でもこのアルバムを聴いてなんとか耐え忍びました。

  • そしてチック・コリアのMad Hatter。もちろん、ジョー・ファレルの吹くHumpty Dumptyも素晴らしいが、最後にハービー・ハンコックも参加するThe Mad Hatter Rhapsodyも。Humpty Dumptyは、二回バンドでやりました。

で、書いた後に気づいたのですがもう一枚、外せないアルバムがあることに気づきました。困った。。

今日も早く寝ないと。。と言いながらも、もう23時半。

そろそろ休みます。みなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

なかなか難しい時代になりました。これまでも難しい時代でしたが、難しさが変わったというということなのだと思いますが。

今年もきっと難しい問題がたくさん起きるのでしょう。世界は均一でもなく、ムラがあるのですから、というようなことを考えながら過ごしました。アンテナをきちんと張っていかないと、と思います。

今日はこちら。

Virtuoso (OJC Remaster)
Virtuoso (OJC Remaster)
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Universal Music LLC (2010-03-29)
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ウェスを聞いた後にサジェストされたので聞いてみたんですが、ソロ・ギターでこういうのをやるのって、きっとほとんどのジャズギタリストが憧れることなんだろうなあ、と思ったりしました。

どうも、サックスを吹いていたので、他の楽器のアルバムを聴くだけの経済的時間的余裕のようなものはなかったのですが、Apple MusicやAmazonのプライムミュージックである種簡便に聞くことができるようになりました。おそらくはこのアルバムは、ベーシックなアルバムなんだと思いますが、聴けるようになったのはこうしたサービスのおかげです。

それでは、みなさまおやすみなさい。グーテナハトです。

つれづれ──デイビッド・サンチェスを聴いてみる。

Photo

先日も似たようなことを書きました。思うのですが、これって秋の風景であって、冬の風景ではないですよね、なんて。

温暖化で季節がずれているのか、なんてことを思ったり。

今日は、何かと気配りな必要な場面が多い一日でした。思うように時間も使えず。ただ、電車の中で映画を見たりはしましたけれど。

今日の一枚。

Cultural Survival
Cultural Survival
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David Sanchez
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先日、とある方に教えていただいたデイビッド・サンチェスのアルバムを何枚か聞いてみたのですが、そのうちの一枚。プエルト・リコ出身のサクソフォーン奏者で、もともとはディジー・ガレスピーのバンドに入っていた方です。グラミー賞もとっている実力派です。激しい感じかと勝手に想像していましたが、何か、内省的なかっこよさを感じました。

Apple Musicだとライナーが読めないので、アルバムの情報が今ひとつ把握できていませんが、こういう新しい方がいるのだなあ、と改めて安心しました。と言いながら、デビューは20年前だったりして、私が知らなかっただけ、という状態ではあります。

大学の先輩も、ジャムセッションでご一緒するみなさんも、たまたまかもしれませんが、新しい最近のジャズよりもそれ以前のジャズをよく聞いていて、うまく最近のジャズに周波数を合わせられない感覚です。

明日から、完了直前のプロジェクトに急遽放り込まれます。困りました。

ではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

エスペランサ!

昨日に続き、今日も交通機関のトラブルで、長い間電車に乗っていました。おかげで仕事場に遅刻しました。。

ですが、その分、音楽も聞けたりして。

前々から、エスペランサ・スポルディング、のことを耳にしていましたが、聞く機会を持てずにいました。

今朝、Apple MusicのFor Youを見てみると、「初めてのエスペランサ」というプレイリストがサジェスチョンされていましたので、聞いてみたのですが、あー、この方はすごいですね。

JUNJO
JUNJO
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ESPERANZA SPALDING
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ウィキペディアを読んだ後ということもあり、バイアスがかかっているきらいもありますが、いや、本当に新しくスリリングなジャズだと思いました。

数ヶ月前まで、新しい音楽って、あるんだろうか、みたいなことを思っていた時期もあったのですが、まだまだ面白い音楽はあるんだなあ、と思います。

それにしても、やっぱり、このジャケット写真はかっこいいですねえ。他にも何枚かアルバムが出ているようですので、しばらく楽しめそうです。

Apple Musicは、こういう偶然の出会いのようなものがあるので、いいです。

明日は明日でまた一区切りです。引き続き頑張らないと。

では、おやすみなさい。

やっぱり、プーランクです!──山中千尋《モルト・カンタービレ》

先日、とあるウェブの記事で、堀江貴文さんが、「毎日6時間は必ず寝るようにしている」という記事を読みまして、確かになあ、と思い、昨夜は早めに寝てみました。6時間で起きる予定でしたが、結局7時間半寝てしまい、ただ、そうすると思いの外体調が良く、ああ、やっぱり7時間は寝ないとダメなのか、と思ったり。

このご時世で、7時間も寝るなんていうのは、相当贅沢です。

今日は山中千尋を。

モルト・カンタービレ
山中千尋
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昔山中千尋を聞いた時は、キータッチがなあ、なんて不遜なことを思ったものですが、このアルバムは本当にかっこいいです。まったくすごいです。ここまで音が飛び回るのを聞くのは、聞いているだけで爽快な気分。

クラシックを素材にした楽曲も多々ありますが、かなり踏み込んだ解釈で面白いです。トルコ行進曲などはラテン風アレンジで、まあ、どちらも異国情緒的な風情を醸し出しております。

感動したのは、最後のプーランクの即興曲。あの、エディット・ピアフに捧げられた曲。この曲、本当に素晴らしい曲です。枯葉と同じコード進行ということもあって、懐かしささえ感じるわけですが、このアルバムでは、リズムのアプローチが先鋭的で、ずいぶんと派手なことをやってます。もちろん、派手さを感じさせないような洒脱さがあるのです。

明日もまた、頑張ります。今日も早く寝ます。おやすみなさい。