「スター・ウォーズ」はワーグナー的だというよくある意見に激しく同意する。

BSハイビジョンで放映中!

BSハイビジョンで、スターウォーズ6部作が放映されています。昨日まででエピソード1からエピソード3までの3話分が終了しました。エピソード1は飽きるほど見たので、とりあえずエピソード2とエピソード3を見ました。
エピソード3はダース・ベイダーの誕生が衝撃的ですが、やはりあまりに悲しすぎるのが、味方だと思っていたクローン大隊に裏切られ死に行くジェダイたちの哀れさ。私はエピソード1を見た段階では、まだパルパテイーンが皇帝になるとは思いませんでしたが、これほどの仕掛けを敵味方両面に張り巡らして皇帝という絶対権力を手にしたパルパティーンは尊敬に値する。つまり、このストーリーを作り上げたルーカスを激しく尊敬します、ということです。

音楽に着目

今回も、着目したのは音楽。よく言われていますんで、いまさらではありますが、スペースオペラにふさわしいライトモティーフがちりばめられた音楽で、リングの現代版ともいえますね。美しいのはパドメが苦悩する場面に出てくる少し翳りを帯びた甘い旋律。あれを聞くと、本当に唸ってしまう。で、パドメが双子の兄妹であるルークとレイアを生んだ瞬間、ルークとレイアのモティーフが現れてひとしきり感動。

サントラ入手

エピソード4も、飽きるほど見ましたし、エピソード6も飽きるほど見ました。でも、サントラの音源はカセットテープでしかもっていませんでした。音源を強烈に求めているわたくし。それで、なんとかエピソード5のサントラをCDで入手しました。やった!
いやあ、激しく感動。特に良いのが、ヨーダのテーマ、チェロの中低音域の伸びやかな感じで、内省的できわめて劇的で美しい。チェリストだったら垂涎なフレーズなんだろうなあ。エピソード4のサントラだと、レイアのテーマやルークのテーマが美しいんですけれど。早く聴きたい。
そういやあ、ドラえもんの19巻でしたっけ? アカンベーダってのが出てきたなあ。
今週末も音源を求めて行脚する予定。がんばろう。