妄想のオーボエ その9 第3回レッスン 

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まだレッスンは3回目。昨日からオーボエを手元におけるようになりましたので、これから本格的に取り組むということになります。

息のスピードとはなにか?

息のスピードとはなにか? という問い。我流サックスにおいてはそうしたことを意識したことはありませんでしたが、よくスピードのことを言われます。この前リードで練習していた時に、口の中の容積を小さくしてみると、口腔内の圧力が上がりました。当然ですが。もしかするとこれが息のスピードをコントロールするということなのではないか、と思ったのです。本日それを聞いてみたところ、どうやら、おそらくそうだろうけれど、物理的体系的に述べることも難しいのでしょう、ということ。まあ、工学ではありませんので、経験で会得していくしかないようです。

ビブラート問題

サクソフォニストの須川展也さんの本を先日読みましたが、やはりサクソフォーンにおいてはビブラートは口でかけるだけで、腹筋でかけるということは普通はやらない、とありました。腹筋ビブラートをサクソフォーンで練習しなかったことに罪悪感を持っていましたが、まあ、そういうものだということで少し安心しました。ですが、オーボエにおいては、やはり腹筋で書けるべきのようです。ただ、まれに顎でビブラートをかけることもあるらしい。当座は、顎なり唇の圧力でビブラートをかけてもよい、といわれましたが、まあ腹筋のビブラートを頑張るのでしょう。ただ、腹筋で書けるビブラートと、唇でかけるビブラートは明らかに音楽的な表現が違います。腹筋のビブラートを唇のように小刻みにかけられるのか、あるいは掛ける必要があるのかはもう少し考えないと。でもビブラート練習はEWIでもできるのでしょうから、がんばりましょうかね。。

アンブシェア問題

これが本日もっとも素晴らしい気づきだったかもしれません。どうも、アンブシェアを横に広げてしまうのです。私の場合、サックスでそうしてしまうので。でもそれは誤りで、おちょぼ口に近い形のアンブシェアなのだそうです。たしかに、そうした記述は読んだことがありました。ですが、それによって音質が柔らかくなるということを今日はじめて認識しました。どうにも音が薄くなる感じだったのですが、それはアンブシェアにおける唇の厚さに依存していたのではないか、と思った次第です。

フィットしない指とキー

楽曲を吹きましたが、まだきちんとキーに指がフィットしていないのでなかなか難しい。特に左手の中指と薬指の幅が広いのに、指が巧くはまっていないのですね。毎日お風呂で広げることにします。この状態で、音楽表現をつけるべく、タンギングやビブラートの加味を試みますが、我流ジャズ・サックスのわたくしには大変刺激的で勉強になる瞬間でした。昔、ジャズ研先輩が「習いに行くということは、CDを買ったりライブに言って、音楽を吸収するのと同じことだ」といってましたが、それがよくわかります。

親指痛い

あとは、練習してみて、どうも右手が親指が痛いのですが、まあ、そういうものなのだそうです。今はなくなってしまいましたが、かつてはサックスのサムフックダコができてました。オーボエダコもそのうち出来るはずで、そのうちに痛みもなくなることでしょう。

さいごに

今日もいろいろ指摘されましたが、そうした指摘は、かつてご指導されていたプロのジャズ・サックス奏者への指摘と同じらしいです。ジャズ・サックスやってると、まあこんなかんじで吹いちゃうのですね、というのは普遍的なんですね。
あとは腹筋の力の入れ具合はちゃんと考えないと。これも課題。
というわけで、長文すいません。ほとんど、私の練習ノートになっております。
では、明日も練習しようと思います。新しい楽器は刺激的です。
それでは、グーテナハト。

Oboe

Posted by Shushi