鋭く攻めている──シェレンベルガーのハイドン

今日はハンスイェルク・シェレンベルガーを聴きました。

Gunter Wand Edition, Vol.13: Joseph Haydn
Profil – G Haenssler (2007-02-27)
売り上げランキング: 51,129

このCDは、ヴァントとハイドンのオーボエ協奏曲を演奏しているものです。シェレンベルガーはもともとケルン放送交響楽団にいましたので、その時の繋がりでヴァントと演奏しているのでしょう。シェレンベルガーは1970年から75年までケルン放送交響楽団のオーボエ奏者で、ヴァントはケルンに1946年から1974年までケルンを拠点に活動しました。
楽器はロレーだと思います。ロレーはフランス製ですが、どうやらアメリカで多く使われている楽器のようです。
音は少しエッジが聴いたものですね。鋭いとまでは行きませんが、張りのある音です。曲にもよるのでしょうが、かなり攻めている演奏だと思います。このとき32歳ですか。若さ漲る感じです。
このCDの録音は1980年です。シェレンベルガーがベルリン・フィルのオーボエ奏者に就任した年です。凱旋という感じでしょう。
今日は厳寒。明日は雪がふるのでしょうかね。
それではグーテナハト。

CD紹介,Oboe

Posted by Shushi