マイケル・フランクス「スリーピング・ジプシー」

土曜日の朝は、NHK-FMで「世界の快適音楽セレクション」を聴くことが多いです。この番組で知った良い音楽は数知れませんし、自分の知っている音楽がオンエアされるのも嬉しい瞬間です。

先週末(6月6日)にオンエアされたマイケル・フランクス「淑女の想い」、気怠くアンニュイなナンバーで、溶けてしまいそうな気持ちを抱きましたが、サクソフォーンのソロを聴いてのけぞりました。これは、マイケル・ブレッカーのサクソフォーンに間違いない、と。

当然その通りでした。1977年のアルバム「スリーピング・ジプシー」に収録されている「淑女の想い The lady wants to know」はマイケル・ブレッカーのメロウなソロが聴けるという素晴らしさ。2曲目I Really hope It’s Youや4曲目B’wana-He No Homeでもガッツリとマイケルのソロを堪能できるという美味しさ。あの1978年のライブ録音であるHeavy Metal Be-Bop時代のマイケルの音で、メロウなナンバーのソロを聞けるという不思議な体験です。

このアルバムを知らなかったこと自体、マイケル・ブレッカー好きとしては、怠慢以外の何者でもなく、お恥ずかしいことこの上ないのですが、本当に素晴らしいアルバム。かつては、「CDがなかなか見つからなくて、聴いてないんですよねー」なんてことが言えましたが、AppleMusic時代にあってはその言い訳は通用しません。

マイケル・ブレッカーだけではなく、2曲目In the Eye of the Stormや、 5曲目Don’t Be Blueではデヴィッド・サンボーンの素晴らしいプレイも聴けてしまうという恐ろしいアルバム。同じアルト吹きとして、サンボーンのフレージングに聞き入ってしまいます。またサックスが吹きたい、と思いました。いつのことになるやら…。

それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

0