Concert

 

N響の定期、一月にばらの騎士組曲をやるので見に行くことにしたのですが、指揮者変更とのこと。

2010年1月定期公演(A・Cプログラム/NHKホール)に出演を予定しておりました指揮者ローレンス・フォスター氏は、本人の健康上の理由により来日不可能となりました。このため出演者を下記のとおり変更させていただきます。 Aプログラム[1月9日(土)、10日(日)]:尾高忠明氏 Cプログラム[1月15日(金)、16日(土)]:ジョン・アクセルロッド氏 なお、曲目の変更はございません。何とぞご了承くださいますようお願い申しあげます。

www.nhkso.or.jp/top.html

 奇しくも、新国次期音楽監督の尾高さんの指揮を聴けるなんて! 前半はヨハン・シュトラウスで、後半はリヒャルト・シュトラウスという冗談のようなプログラムなのですが、シュトラウスの「ブルレスケル」を聴けるチャンスですし、何より「ばらの騎士組曲」が本当に楽しみ。尾高さんの指揮だと、どんなばらの騎士になるんでしょうかね。

Classical

なんだか、最近は音楽を語ることの難しさをつとに感じてしまっています。なんとか切り口を考えたいのですけれど。

NHKのBSで放送している「名曲探偵アマデウス」、ご存知ですか? 

クラシック曲をさまざまな切り口で解明するバラエティでして、結構な期間放送していると思います。ショスタコーヴィチの交響曲第五番や、ホルスト「惑星」、ヤナチェクの「シンフォニエッタ」、フォーレ「レクイエム」などなど、おなじみの名曲を楽曲分析を交えてわかりやすく解説してくれる良番組です。もう五〇回以上やっている。最初のほうは見逃していますが、最近の放送は欠かさずみている感じです。

最近ではホルスト「惑星」の「木星」を取り上げられた回がきわめて秀逸でした。「木星」の冒頭部、弦楽部が分散和音を弾くのですが、昔からあの部分相当難しいだろうなあ、と思っていました。やっぱり案の定でして、拍子とフレーズがずれていて、しかもそれが何声も重なっているので、拍子を読めません。私は元来リズム感がありませんので、あの弦楽部からぴったり入れるオケの方々はやっぱり凄いのだなあ、と尊敬の念です。大学時代のトラウマが思い起こされます。

録画したフォーレ「レクイエム」が楽しみ。これから観ます。それから、この週末はなんと武満の「ノヴェンバー・ステップス」ですよ! あれをどうやって解説してくださるんだろう??