売り上げランキング: 30,724
Macを使い始めてそろそろ2年が経ちます。
昔から使いたいと思っていましたが、夢がかなったのが2013年の2月ごろでした。
もちろんいいことばかりではありません。不満もあります。ですが、Windows にはない何かを持っていることはまちがいありません。
デザインはもちろんですが、操作性がユーザー目線である、ということが一番だと思っています。
製作者目線のプロダクトというものがあって、そういうプロダクトは、得てしてユーザーに適応を強いるものですが、Apple製品は、ユーザーの欲求にそった操作性を実現しているのだと思います。もちろん完璧ではないにしても。
最近の不満は、Apple哲学に乗れない部分が出てきたことかもしれません。iPod classicの売り止め、iTunes Matchにおけるクラシック音楽への不安、など。
https://museum.projectmnh.com/2014/05/05195909.php
さて、Appleの理念は、テクノロジーとリベラルアーツの交差点、なのだそうです。
リベラルアーツとは、語源としては、いわゆる中世ヨーロッパの大学で教えられた自由七芸で、文法、論理学、修辞学、幾何学、算術、天文学、音楽です。ただ字義通りに捉えるのは本質ではないようです。学問全体、捉えるべきなのでしょうか。リベラルアーツは、教養とも捉えられますので、実利に直結しない、学問一般なのかもしれません。
そういう考えが、理念としてもあるいはファッションとしても、魅力的なテイストを生み出しています。それはそれ自体に価値もあるのでしょう。あるいは、ターゲットとしている層の欲求を喚起するあまりに秀逸なマーケティングなのかもしれません。おそらく後者かな、などと。
先日、とある記事を読んでいたのですが、Macユーザーを対象としたデートマッチングシステムがアメリカにはあるそうです。Macユーザーのための出会い系サイトです。もちろん、この出会い系サイトというのは、欧米人は普通に使いますので、日本とのニュアンスの違いは理解して欲しいのですが。それぐらい、一つの価値観として成立しているということなんでしょうね。
http://patch.com/california/cupertino/cupidtino-the-dating-website-for-machearts-in-progress
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/0f020a28-67b3-11e1-978e-00144feabdc0.html#axzz3MdkwidWu
そこには、レガシーな経済への反抗というテーマも隠されていると私は勝手に思っています。それらもなにか一つのテイストを生み出しているのでしょう。それは、アメリカ西海岸におけるヒッピー文化とのつながりがあるはず、というのも私の勝手な理解ですが。
調べてみると、以下の様な記事が。
http://nmuta.fri.macserver.jp/home105.html
世界はいろいろつながっているみたいです。
それではグーテナハトです。