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関東某所にて撮影した月明かり。満月の翌日ですので、まあ実質満月です。

最近はなにか月の周期で物事を見ている気がします。さすがに、夜明かりや引力の周期は人間の生物的な側面へ働きかけるものなんだろうな、と思います。

ずいぶんと長い間生きてしまったような感じもあり、これからどうしようかなあ、と思うことしばし。

1月の連休も終わり、2023年も明日から本格始動。働き過ぎは良くない。しかし頑張ることは大事です。何のためになるのかを考えながら仕事をしていかんとな、と思います。

それではおやすみなさい。グーテナハトです。

Music,Photo

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昔、広葉樹の写真ばかり撮る写真家になりたい、という夢というか妄想がありました。デジタルカメラを持って、日本各地、あるいは世界各地を回って、空に広がる広葉樹の写真を撮る人生っていいなあ、みたいな。

この時代になると、iPhoneを持っていれば、それに似たことができるようになってしまったということみたいです。

今日は文化の日ということで、晴れの特異日だそうです。ですがニュースによると、この20年は晴れている日は大体半分ぐらいだそうです。時代によって変わりゆく気候。いや、変わらないものなどないので、大騒ぎするのもおかしいですね。

写真のように今日は快晴で、近所の公園に行ってきました。

今日はこちら。

Tapestry
Tapestry

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Carole King
Epic Europe (2010-10-19)
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急遽、このアルバムに含まれるとある曲の演奏に少しだけ参加することになりました。予習中。

1971年に発表され、グラミー賞4部門受賞の快挙を成し遂げた名作。最優秀アルバム賞、最優秀女性ポップ・ヴォーカル、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、だそうです。

こういう曲を再認識できるのも、Apple Musicのおかげです。

明日は早出なので、これで寝ることにします。おやすみなさい。

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きょうはみどりの日ですね。今日も夕方にかけて散歩をしました。

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まずはトウモロコシ畑。昨日に続いて夏を感じる一枚。ただ、雲の感じはまだまだ夏ではないです。突き抜ける背の高い積乱雲がみえないと。よく考えると、太陽高度は、8月のそれと同じはず。夏を感じるのも然り、です。

来週からは梅雨入りのなのか、雨の予報が続いているようです。

来週の天気

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次は、夕日に照らされた神社の境内。夏の日の午後という感じです。

なにか幼い頃を思い出すような。あるいは、原風景的なもの? 現代の日本人にとっての原風景とはなにか? それは親の世代の子どもの時期なのではないか、などとも思います。

ですので、私にとってみると、戦中戦後の感覚があります。ということは今の子どもにとっては? 60年代とか70年代になるのでしょうかね。。

今日もフォーレでした。ただただ聴いています。徐々に輪郭がつかめてきた感覚かも。

それではおやすみなさい。グーテナハトです。

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昨日は、少し早いですが近所の桜の名所へ。ですが、桜はほとんど咲いておりません。一分咲きがいいところです。とはいえ、お花見に興じているグループが結構いらっしゃいました。すこし羨ましかったです。

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とはいえ、近寄ると随分と美しく咲いている花もありました。

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今日は別の場所でエドヒガンを発見。こちらは満開。

近所の桜。江戸彼岸で、染井吉野よりも早く満開を迎えています。

桜といえば西行。西行といえば辻邦生「西行花伝」ですね。

西行花伝 (新潮文庫)
西行花伝 (新潮文庫)

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辻 邦生
新潮社
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「西行花伝」、実は一度しか読んでいません。おそらくは1999年ごろかと。「背教者ユリアヌス」、「春の体感」、「フーシェ革命暦」にならぶ辻邦生作品を連なる巨大な山脈の一つなのですが。

仏には桜の花をたてまつれ わが後の世を人とぶらはば

辻邦生の「西行花伝」の最後に言及される西行の歌です。

自分の死後、仏となった自分には桜の花を供えてほしい。もしそういう人がいるのならば、という意味だそうです。

桜の花を愛した西行の心持ちなのですが、死後の魂の有無を考えさせられます。

唯物論的には、人間とは考える主体ですから、主体が無くなれば世界認識もなくなります。世界は存在しなくなるわけですが、おそらくは厳然として世界は続くでしょう。ですが、「私」たちは、そんなことはわからないわけです。ですが、実際にはその先には何があるのか。

散りゆく桜の花に、そうした生の無常、あるいは生の新たな展開を想像してしまいました。

明日もまた暖かい1日のようです。春爛漫。新たな季節は、新たに年輪を刻む時でもありましょう。

では、みなさまおやすみなさい。グーテナハト。

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ますます素晴らしい気候の2月。寒さも心持ち緩んできた気がします。

一週間もお休みいただきました。この一週間、夕食のお付き合いの機会が多かったということが一番の理由だったと思われます。そんなことにならないように、日頃ストックしておくのがプロなんでしょうけれど、そこまではなかなか。というか、今後はそうしないと。

写真は、近所の歯科からの帰り道で撮ったもの。

私は樹の枝が空へ広がっているのをみるのが好きです。昔、電車の車窓から広葉樹を眺めて、広葉樹だけをとる写真家になりたい、と夢想したことがありました。なんだか空に向かって自由に手を広げているようで、心が洗われます。

明日でウィークデーもおしまい。フォーレーの歌曲をピアノとチェロの編曲で聴きながら過ごしています。明日も良い日でありますように。

Faure: Works for Cello / Melody Transcriptions
ATMA Classique (2010-06-01)

ではグーテナハトです。

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It's me.

月並みな写真。先日撮りました。午後3時ともなるとこれぐらい太陽は傾きます。仕事をしていると、なかなか太陽の光を浴びる機会がありません。冬場は、その太陽も直ぐに沈んでしまうのです。

ちなみに、冬場の正午の太陽の光の色は、夏場の夕方の太陽の光と同じです。太陽高度によって、太陽光の色味は変わりますので。がゆえに、こういうことが起きるのでしょう。正午頃に外に出て、夕方になったなあ、と思うと、本当にそんな気分になってきます。

それにしても、新しいiPhoneのカメラは優秀です。センサが小さいのでボケ味などは望めませんが、画像としては随分美しく、Instagramなどを使うと、いろいろな画像処理ができて、さまざまな表現を試すことができます。

今日も辻邦生三昧でした。「春の風駆けて」はやはり刺激的です。

では短くグーテナハトです。

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今朝の夜明け前に撮った写真。Instagramで撮りました。本当に偶然鳥が入ってきて、なんかアクセントがついて良い感じになりました。

写真というのは、機会芸術で、その場に居合わせることが必要。さらには選択芸術で、世界のどこを切り取るか選択し、どのような設定で撮るかを選択し、撮った写真のなかから妥当な写真を選択する。プロは、失敗した写真を選択しないがゆえにプロなのである。

という感じでしょうかね。クリエィティブな他の芸術とは少し違うんだろうなあ、と思います。想像して創り出すことができないという意味において、です

写真のプロでなければ、そこまですることはできないので、そのなかでも最善のものを出そうと思いますが、まあなかなか。

それにしても、この写真、チッコ・コリアの以下のアルバム・ジャケットを思い出しました。ただ、鳥が飛んでいるところだけが共通点です。すいません。

Return to Forever
Return to Forever

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Chick Corea
Ecm Records (1999-11-16)
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CD持っていたはずなんですが、見当たらず、iTuneにも入っていないので、記憶を頼りにしますが、良いアルバムだった記憶が。ですが、サックスのジョー・ファレルが冒頭の曲で少しリズムを外しているのが面白かったね、という話がありました。

まあ、っつうか、今朝撮った写真パロディでジャケットにしてみました。。。

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では、グーテナハトです。

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深夜の駐輪場。子ども用の電動自転車。この時間になぜここに? 少し寂しさもあり。。

今週末も3連休です。年末年始のあとに連休というのは、よく考えられてます。wikiによれば、かつての成人の日である1月15日は小正月で、元服の日がこの日だったから、という由来があるそうです。

みなさまも、年始からの疲れを癒やされますように。

ではグーテナハトです。

Miscellaneous,Photo

昨日、私は「竣工直後のライヒスターク」と書きました。1999年に修復されましたので、それは大きな間違いではありません。私が写真を撮ったのは、1999年だったと記憶していますから。

本来的には、1894年に完成したのですが、1933年に炎上しました。国会議事堂放火事件というもの。これがナチスがドイツを掌握する直接的なきっかけとなりました。コミュニストに対する弾圧の口実としても使われました。

その後、1938年11月9日は水晶の夜と呼ばれる反ユダヤ主義暴動がありましたね。

で、この11月9日という日付は、ベルリンの壁崩壊の日と同じなのだそうです。

そういう暗い記憶と華々しい記憶が交錯するのが、このベルリン界隈だと思います。

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逆光ですが、そのブランデンブルク門。

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ベルリンの壁の跡地。

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チェックポイントチャーリの跡地にて。

ナチスドイツの禍々しい記憶が今後の世界においても尊重されることを願ってやみません。今日もパキスタンで悲惨な事件があったようですし。

今年の夏に、倫理学の先生と話をする機会がありました。世界においては、様々な価値観があり、そうしたなかでは、たとえば人権といったものを軽視するような価値観もあるわけです。そもそもそれが人権として語られないのでしょうから。

それをどのように理解するべきか、ということを問いかけたのですが、その答えは「イデオロギーと真理を混同してはならない」というものだったと記憶しています。

この「真理」というもの。もしかすると他の言葉を先生は語っていたようにも思いますが、この真理という言葉を信用できなくなってしまったのが、現代なのではないか、とも思うのです。先日もすこし書いたフーコーの件とか、レヴィ=ストロースの議論とか。西欧の進歩史観のようなものですら、局地的で一時的な一つの価値に過ぎないのかもしれない、などと思うわけです。

価値相対主義は、多様な価値を認めるものであるべきではありますが、どこまで価値が拡散していくのか。

そんなことを思いながら、過ごす今日このごろです。

ではグーテナハトです。

BelinerPhilharmoniker,Photo

本当にラトルって、スゴイですね。あらためて凄さを感じました。

ベルリン・フィル・デジタル・コンサートホールでフォーレの《ペレアスとメリザンド》を聴きました。

ラトルの凄さは、微細なテンポと音量のコントロールにあるといつも思っていましたが、この映像はまさに真骨頂という感じです。いや、確かにライヴですので、オケに何かしらの疵はあるのかもしれません。

しかしながら、数値化できない微妙なテンポの揺れが音楽に陰影と味わいをつけているのがよくわかります。音楽はメトロノームではなく、こうした微細な心遣いによるものなのだ、と改めて思います。

それにしても、蜜月のラトルという感じですね。

2011年1月21日の収録。

※冒頭の画像はイメージで、記事の音源ではありません。

ここからはおまけです。

いや、それにしても寒くなりました。東京地方も冬模様です。東京の冬はカラッとした晴天が続きます。これは世界的に見ても恵まれた冬景色なのかもしれません。前にも何度か書いていますが、とあるドイツ人は、東京の冬の晴天を観光資源だと捉えていたそうです。

私も2001年にドイツに行った時、恐ろしく晴れた冬空のもとを歩いた記憶があります。

こちら。冬の西日に輝くライヒスターク。竣工まもなくのはず。

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そして、ジーゲスゾイレから眺めた東ベルリン方面。かすかに見えるブランデンブルク門。乱立するバウシュテレのクレーン。壁崩壊から10年ぐらい立った頃です。

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それではグーテナハトです。