
それにしても、このオペラ、シュトラウスの生産工場的な曲だと思います。後年のオペラの面影に満ち溢れている気がします。今日聞こえたのは、オクタヴィアンや薔薇の騎士の一幕の騒擾のシーン。オックスのワルツも聴こえますし。「英雄の生涯」と「家庭交響曲」に挟まれたオペラでもあり、再評価されてもいいんだろうなあ、と思います。これは、ぜひ実演をいつかは見てみたいな、と思います。
次はサロメにでも行ってみますかね。
それでは。
人間には何といろいろな啓示が用意されているのだろう。地上では雲も語り、樹々も語る。大地は、人間に語りかける大きな書物なのだ。…… 辻邦生


それにしても、このオペラ、シュトラウスの生産工場的な曲だと思います。後年のオペラの面影に満ち溢れている気がします。今日聞こえたのは、オクタヴィアンや薔薇の騎士の一幕の騒擾のシーン。オックスのワルツも聴こえますし。「英雄の生涯」と「家庭交響曲」に挟まれたオペラでもあり、再評価されてもいいんだろうなあ、と思います。これは、ぜひ実演をいつかは見てみたいな、と思います。
次はサロメにでも行ってみますかね。
それでは。

リヒャルト・シュトラウスのオペラを聴いていこうという取り組み。今日は「火の欠乏」。まだ理解は進めませんが、「ばらの騎士」のオックスのワルツが聞こえたり、「ナクソス島のアリアドネ」が聞こえたり、とても新鮮です。しっかりした曲に聞こえます。
指揮はウルフ・シルマー。指揮も良いのかも。この方の指揮は、新国立劇場で聴いてますし、「カプリッツィオ」の映像版でも振っていたはずです。
今日の東京地方は、天気も良く素晴らしい一日だったと思います。早く冬至を回って夏が来ないかな、も待ち遠しいです。。
それでは。
昔、サバリッシュが、バイエルン州立歌劇場で、シュトラウスオペラ全曲演奏をやったのですが、わたしも、最初から浚っていこうかな、と思いまして、早速実践開始。
まずは、グントラム。タンホイザー的で、ミンネザンクとか出てきます。初演はワイマール。

https://music.youtube.com/watch?v=4Dzj5WnLfbw&si=8lInTVtDSSwg-R8l
何度か聞くと、見えてくるものがありますので、しばらく繰り返し聞いて見ます。
では。
いろいろなことがあった1日。

昨日からは、マーラー。それも、交響曲第10番クック版。しかし、よくここまで未完成の譜面からオーケストレーションまで再現したものです。未完成楽曲の完成という話は、このマーラーの第10番もそうですし、確か、アルバン・ベルクの「ルル」とか、プッチーニの「トゥーランドット」などもあるかと思います。あとは、モーツァルトの「レクイエム」もそうでした。いずれも、それをデフォルトとして聞いていますので、そこに違和感を感じることはないのですが、実際はどんな楽曲になったのかしら、などということを考えるのもいいのかもしれません。
この第10番に関して言えば、有名な第一楽章はかつてからよく聞いていましたが、私がApple Musicを聴き始めてからは、デリック・クック版の全曲版を気軽に聴けるようになって、ありがたい限り。クック版以外にもあるようです。私はマーラーの交響曲にある民謡的な感じとか、スケルツォ楽章はあまり得意ではありませんが、この曲の第一楽章と第5楽章は、深淵悩みを覗くようで実に素晴らしい曲だと思います。
もう少しこの曲を、指揮者を変えたりして聞いてみようかな、と。この深刻な感じが「三体」によくあうんです。
それではまた。おやすみなさい。グーテナハトです。
おまけ。こちらは紅麻辣(マーラー)担々麺。マーラーと入力すると麻辣と変換されるので。。


少しずつ秋も深まり始めた感じの1日でした。
やはり、11/3は晴れの特異日という感じ。お昼頃に少し曇りましたが、ご覧の通りの青空。夕方にかけても夕陽が眩しい感じ。太陽の高度は、だいたい一月下旬から二月ごろと同じぐらいでしょうか。あと1ヶ月ほどで、日の入りが最も早い季節になります。太陽が好きな私には辛い季節になりました。せめて、部屋は明るく整えたいものだと思います。

今日は、あまり聞いたことのなかったリヒャルト・シュトラウスの交響曲第二番をネーメ・ヤルヴィの指揮で。クラシック音楽作品名事典によれば、1883年の作曲ということなので、20歳ごろの作品ということになります。初演はニューヨークとのこと。ロマン派的な楽曲なのは当たり前ですけれど。
連休終わり、明日も早朝会議です。みなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

いつもは、野球を見る時間もありませんが、今日は流石に見ることになりました。ドジャーズの勝利を同時間に味わいました。応援している方は見ているだけですので、楽なものですが、それでもどちらが勝つのかわからない、という緊張感だけでも同時体験することは、心を鍛えることにもなることだと思います。これまで、あまりスポーツ中継に時間を取ることもありませんでしたので、良い思い出になりました。
さて、昨日、カラヤンのマーラー交響曲第5番を聞いたので、今日は別のアルバムを聴いてみようと思いまして、ベランダのがサイモン・ラトルが振った。交響曲第5番。ベルリン・フィルの就任記念演奏会だったと思います。
あの時は第3楽章でホルン奏者がステージの前面に出て、まるでホルン協奏曲のような演奏を見せてくれたのを覚えています。もう30年ほど前のことでしょうか。時が経つのは早いものです。さすがにこの第3楽章の演奏は、スリリングで、当時、NHKのBS放送でオンエアされたのを見て、こんな演奏があるのかと驚いた記憶があります。もう懐かしすぎてなんだかなと言う感じ。
最近のオーケストラ界で言うと、どんな演奏があるのかしら。新しいオーケストラを味わうことも、野球をはじめとしたスポーツ番組を見て、関心を満たし、心を鍛えるためには、人生の構造を変えていく必要があるのかもしれません。
ということで、今日はこの辺で。おやすみなさい。グーテナハトです。

なんだか、マーラーのアダージェットを聞きたくなり、Apple Musicで検索をしてみました。そういえば、カラヤンが振るアダージェットはあまり聞いたことがないなと思い聞いたのですが、いやーほんとに素晴らしいなぁと思いました。ここまで耽美的な美学。
ちょうど午後も深まった頃、東京の空から雲は消え、琥珀色の太陽の光が満ち満ちていました。このような美しさの中に本質的なものがあるのではないかと思うでした。

それでは。少し早いですが、おやすみなさい。グーテナハトです。
今週に入り、初心に戻るか、と思い、ヴァーグナー。「トリスタンとイゾルデ」を2枚聴いた。ペーター・シュナイダー、ウェルザー=メスト、そして今は3枚目のバーンスタイン。いずれも好みの演奏で嬉しい限り。
バーンスタインは、もっと遅い演奏と思ったけれど、確かに、冒頭のテンポは緩いが、曲が進むと割とメリハリが効いている。巧いんだなあ、と。
前後するが、ペーター・シュナイダーは、バイロイトのライブで、当時ネットラジオで聴いたものだ。数年後、この演奏を聴いて、なんだか150年間経っても戦争が終わらないことが嘆かわしくなったのを思い出した。確か大阪出張の新幹線の中のことだ。
賛否はともかく芸術はそれ自体真善美と信じることにしているが、まあ、音楽聴いてそんなことを思うのも趣のあることなんだろうし、いくばくかは世界がよくなることに寄与しているのだろう。
もちろん、第二次大戦中の政治利用はカッコに入れて継続考察なのだが。
さらに、夕方からは、Richard Wagner のTristan und Isoldeを、カルロス・クライバーの録音で聴く。
ドレスデン国立歌劇場の名盤。東ドイツ時代なので、国立でよい。州立ではないのだ。録音はルカ教会だったはず。素晴らしいリバーブ。録音は最高。そういえば、荻窪にあったベリオ(だったかな?)というスタジオのリバーブ感は素晴らしかった。
トリスタンはルネ・コロなはず。数多のヘルデンテノールの代表格の方。
指揮の方は、やばいぐらいグルーブしている。芸術は死と隣り合わせ、という感じ。彼岸と繋がらないとこういうのは出てこない気がする。
さて、最近、また、書かないとな、と思うようになりまして、ブログ、Facebookなど、いろいろと。先日は、辻邦生展を見に軽井沢に行きましたので、その辺りも、レポートしてみようかな、と思います。
それでは、おやすみなさい。グーテナハトです。
今日の午後、小さい子が「エリーゼのために」を弾いているのを聞きました。グランドピアノで弾くそれは、ふくよかな音と、静謐な和声に彩られていて、いいしれぬ幸福を感じたのでした。またさらうには至らないので、たどたど引く弾くその演奏は、楽曲に至りませんが、そこには確かに、ベートーヴェンの和声が現れていて、それだけで、18世紀末の市民革命を待つ時代の空気を感じさるものでした。
というわけで、ベートーヴェンのピアノ曲を聞きたいということで、ポリーニのベートーヴェンソナタ全集を。ポリーニの弾くドイツ音楽は、ドイツの中にあるロマン主義を抽出するように思います。ルター的、あるいは、ホフブロイハウス的な民衆性とは違う静かなドイツ。ヘッセ的なもの。そんな感じです。
さて、夏真っ盛りで、夏が好きな私は幸せですが、夏の終わりを予感し、寂しさを覚えました。暑さのもたらす難しさも多々ありますが、これも地上にいるが故の幸せの一つと思い、夏の日差しや蝉の鳴き声を楽しもうと思います。
それではおやすみなさい。グーテナハトです。

2025年も春分に差し掛かりました。
本当に、今年の冬は長かったなという感じです。まだ終わったわけではありませんが。春分というのに、昨日は東京でも雪が降りましたし、今日も夜になると冷え込みが厳しいです。
そういえば、昔、夜中にショスタコーヴィチを聴くといい、というような話を聞いたことがあり、そういえば、最近聴いていないな、ショスタコ、ということで、ハイティンクのショスタコ全集をつまみ食いしている感じです。
いやー、ハイティンクのショスタコ、めちゃいいです。ハイティンクらしいクールな演奏。何か、極度にドロドロした感じもなく、疲れた身体にはこれぐらいがちょうどいいな、と思います。
今日も短く。