オクタヴィアヌスの治世──「死の都」を引き続き

今日もなんとか時間を取ることができました。ブログ書くのは楽しいですね。どんな方がごらんになっているのだろう、とアクセス解析を見ることがありますが、いろいろな方に見ていただいておりまして、大変感謝しております。本当は、美術館のようにいろいろなものを「陳列」したり、「展示品」の感想を書いたりするブログにしたくて、2003年からMuseum::Shushiをはじめたのですが、もうそろそろ5年にもなりますか。当初思ったような形とは違う方向に進んできた感もありますが、ともあれ、この一年ぐらいは「ほぼ」毎日更新になっていると思っています。そういう意味では少しは前進したといえそうです。今後も引き続き書いていくことになると思います。

今日も引き続き「死の都」を聞いていますが、昨日の夜あたりから、この雰囲気、プッチーニの「西部の娘」と似てないだろうか、と思い始めてきました。「西部の娘」はアメリカを舞台にしたオペラですが、ほかのプッチーニ作品に比べて、若干渋みのある作品で、「私はミミ」か「私のお父さん」と比べられるような大人気アリアを持たない作品です。しかしオーケストレーションの厚みとか色が鮮やかでなのです。「死の都」の持つ空気の色と同じなのです。これを楽理的に言えればもっといいのですが。

「ローマ人の物語」はとうとう6巻に突入しました。全15巻ですので、まだ半分にも達していない。先は長いです。今年は、せめて第11巻「終わりの始まり」までは今年中に読みたいと思っているのですが、ちょっと気を張らないと読み終われなさそうですね。さて、6巻は初代皇帝、オクタヴィアヌス治世のお話。「パクス・ロマーナ」という題名から察せられるように、ローマ帝国の国力は地中海世界を覆っていて、しばしの平和が訪れるわけですね。オクタヴィアヌスがどのようにして皇帝の地位を獲得してゆくのか。その老獪ともいえる手腕をまさに眺めながら、という感じで読んでいます。

「ローマ人の物語」をはじめとした塩野七生さんの著書を読んで良かったことは、困難なことに立ち向かう力がまた湧いてきた、ということにあります。特に仕事面でその効果は大きいです。オクタヴィアヌスの意志力の欠片にあずかった気分。読んで良かったです。

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