Opera

ミミ、といっても、耳ですが、どうも調子が悪いです。一年半前に、耳鳴りがするというので、病院に行ったのですが、そのときはいったん収まっていたと思っていたのですが、このところ耳鳴りがどんどん激しくなっています。iPod聞きすぎですかね……。耳の病気は命に関わらないことなので、あまり研究が進んでいないのだ、ということを聞いたことがあります。とある方「も、やっぱり耳なりがひどくて生活するうえで少々困っている、とおっしゃっていたので、私も不安を持っています。音楽が聴けなくなるのはいやですし、日常生活にも支障が出ると困るので、明日は聴力検査をしてもらって一年半前とどの程度聴力が変わっているかを確かめたいと思っています。

きょうもアイーダです。聞いているうちにだんだんわかってきた感覚が出てくるようになりました。昨日のぼやきは、私の未熟さが故。何度も聞き返せば、いいところがわかってくるようになりました。もう、誰の盤かをあかしてもいいと思います。カラヤン盤ですが、1959年の録音ですから、円熟期のカラヤンの指揮っぷりを楽しむことができます。アイーダでもやっぱり迫力あるどっしりとした演奏です。録音が古いので少々S/Nが気になるのと、とある歌手の声質とかピッチが気になる場面があるのが難点。ですので特選というわけにはいきません。 ヴェルディのオペラは、僕にとってとても高い城壁でして、なかなか中に入ることができないのですが、先だって聴きました「リゴレット」とともに、「アイーダ」も聞き込むうちに徐々に、高い城壁の入り口の前にやっと辿り着いたという感じでしょうか。ですがまだ街の中に入ることは許されていないようです。もうすこし聞き込みましょう。

  • 作曲==ジュゼッペ・ヴェルディ
  • 指揮者==ヘルベルト・フォン・カラヤン
  • 管弦楽==ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 合唱==ウィーン楽友協会合唱団
  • アイーダ==ソプラノ==レナータ・テバルディ
  • ラダメス==テノール==カルロ・ベルゴンツィ
  • アムネリス==メゾ・ソプラノ==ジュリエッタ・シミオナート
  • アモナスロ==バリトン==コーネル・マクニール
  • ランフィス==バス==アルノルト・ヴァン・ミル