会社も今週3日目。今週もやっと半分を超えました。
今日から、コルンゴルトのオペラ「死の都」を聴き始めました。先だってからコルンゴルトを聴いているので、この機会に、ということでです。ちょうど、家に「死の都」の映像があるのを思い出して、最近はオペラの予定も入っていないということで、「死の都」を聞き込んで、DVDを観ようかな、と思った次第。
あらすじ。舞台はブリュージュ。パウルは、マリーという妻を亡くしたばかり。ところが、マリエッタというマリーとそっくりの踊り子が現れ、パウルはマリエッタにおぼれていくのだが、最後には、マリエッタにも愛想をつかされてしまう。ところが、すべての出来事は夢の中の話であった。パウルは友人の進めに従いブリュージュを去っていく、というもの。
しかし、ここでも「マリー」が登場ですか。ベルクの「ヴォイツェック」もマリー、ツィンマーマンの「軍人たち」もマリー、コルンゴルト「死の都」もマリー。関係ないとわかっていても、なにか繋がりがあるんじゃないかとかんぐってしまう。
しかし、23歳でこんなオペラ作ってしまうコルンゴルトはすごいですね。ウィキペディアにはすさまじい略歴が載っております。天才はすごい。戦時中はアメリカに亡命して映画音楽を作り、オスカーも取っています。戦後、ヨーロッパに戻りますが、すでに時代遅れになっていただなんてかわいそうではあります。
ですが、コルンゴルトの映画音楽の及ぼした影響はすごいですね。先だって少し書きましたが、先日から聴いているコルンゴルトの映画音楽集のCD に収録されているKing Rowという作品、ジョン・ウィリアムズの「スター・ウォーズ」とか「スーパーマン」に大きく影響しているのが分ります。
最近は、オペラの予定がなくてさびしかったので、いい目標ができてよかったです。演奏については後日ということで。しばらく聞き込みます。
- 作曲==エーリヒ・ヴォルフガング(エリック)・コルンゴルト(コーンゴールド)
- 指揮者==エーリヒ・ラインスドルフ
- 管弦楽==・ミュンヘン放送管弦楽団
- 合唱==テルツ少年合唱団
- 合唱==バイエルン放送合唱団
- パウル==テノール==ルネ・コロ
- マリー、マリエッタ==ソプラノ==キャロル・ネブレット
- フランク==バリトン==ベンジャミン・ラクソン
- ブリギッタ==メゾ・ソプラノ==ローゼ・ヴァーゲマン
- フリッツ==バリトン==ヘルマン・プライ