緊密でスタイリッシュ──ハイティンクのブラームス


Brahms: The Symphonies


Brahms: The Symphonies
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今日は、ハイティンクのブラームス交響曲第1番を。

実は、ラトル&BPOも聴いていたのですが、このハイティンクがコンセルトヘボウと録った盤の方が、今日の気分にはぴったりでした。

これは、もともとハイティンクが好きだったというバイアスはもちろんあるはず。でも、1日聞いて、やっぱりしっくりくるのです。

録音が比較的よく、Apple Music&BOSEクワイエットコンフォートの組み合わせで聴いても、ずいぶんと良く聞こえるのです。

演奏も気をてらうことのない、演奏なのです。ですが、ときおり見えるきらめきのようなものがあるのです。

それから、音が実に緊密で、スタイリッシュなのです。何か、当たり前のことをきちんとやっているという感じです。

今日に限って言えば、ラトルの、あのうねるような躍動感が、なにかかえって足枷のように思えてしまうのです。

以前は、驚きこそが意味だ、と思っていました。ですが、どうもそうではなく、驚かない中にこそ真理がある、ということなのかも、と思うようになりました。これは、オペラを観ている中でわかってきたのように思います。特に、ペーター・シュナイダーの指揮に触れてから、だと思います。

良い演奏というものは、実は演奏それ自体が目立たないもの、なのかもしれません。演奏の面白さというよりは、そこにある音楽自身の面白さのようなものが大切である、そういうことなのかもしれないです。

それでは、皆様、おやすみなさい。

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