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今日からまた新しい一週間です。

最近、仕事場での勤務時間を減らし気味でしたが、今日はついつい少し残業しました。

で、なんか変な安心感を得てしまい、まったく、と自分に呆れております。

なんですかね、これは。

学校の勉強より、結果がすぐでるアジャイルというか、リーン・スタートアップというか、そういうスタイルは、スピード感持って仕事ができるので、良いのでしょう。

先日、母親が、小学生の頃の私の口癖を教えてくれました。曰く、「思いついたらすぐ実行!」だったそうです。

生きるということは、限られた時間を大切に使うことですが、その時間はもちろん有限で、思いのほか少ないと感じるときはあるようです。

やれることは限られていますから、スピードを持って、かつ、ピヴォット(リーン・スタートアップ用語だそうです。 )しながら、進んでいかないと、と思いました。

勝負はスピードと量です。質は後からついてきますので。

今日は、ヘッドホン忘れて音楽聴けませんでしたので、今日の一枚はありません。

が、今日の一言、を。

たくさんの本を読め 、できるだけたくさんの映画を見よ 、せいいっぱい音楽を聴け 、たくさんの人に会え 、多くの経験を積め 、そして空想の羽ばたきに身をゆだねよ !自由を楽しめ !

フーコーの解説書である「知の教科書 フーコー」の最後で、著者の桜井哲夫さんが書いている呼びかけです。

知の教科書 フーコー (講談社選書メチエ)
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前にも書いたかもしれませんが、学生時代は、フランス現代思想を忌避している感覚がありました。もっと原理的な哲学に関心があったのです。ですが、この歳になると、世界は原理だけではなく、現実でも動いているように思うわけです。

フーコーは、監獄の考察など、現実の考察から、世界を暴こうとしているように思えます。帰納法的なアプローチなのかもしれません。ですが、そうした方法の方が、なにか「うまくいく」ことが多いのです。「うまくいく」のは、すべてではありません。「ほとんどうまくいく」と言った感じです。ですが、世界はこの「ほとんど」でいいのではないか、とも思うのです。

世界は均一ではなく、全体主義でもなく、ですから。

ですので、まずは、現実をもっともっと知るべし、なのではないか、ということなんでしょう。

もちろん、現実をすべて知ることはできません、ほとんど知るべし、なのです。ほとんど、と言えるためには、量から質の転換が生じる瞬間まで頑張らなければなりません。

がゆえに、そこまでいくには、本を読み、映画を見て、音楽を聴いて、人に会う。そういうことなんだろうなあ、と、思います

もちろん、知りすぎもよくありません。よく生きるために必要なだけ、知れば良いのですとも思います。

でも、この言葉、若い人には本当に、まるで砂漠で飲む水のような効果があるんだろうなあ、と思います。もっとも、若いという言葉は相対的な概念に過ぎませんけれど。

いろいろ書きすぎましたが、また明日。

お休みなさい。グーテナハトです。