Miscellaneous

最近、街角ピアノがはやっているようで、近所の駅にもピアノが設置され、そばを通るたびに、ショパンやらベートーベンやら、あるいは、オリジナルの音楽、ゲーム音楽などが弾かれているのを耳にしていました。

で、今日、近所の公共施設に行きましたら、そこにアップライトのピアノがありまして、しらっと、弾いてみると、いやあ、本当に音が良くて、いいなー、と。

家には電子ピアノがありますが、質感が全く違うわけで、まあ、古いアップライトなので、そんなにも上質戸はいえないのかもしれませんが、なによりも本当のピアノが出す倍音の豊かさというのは筆舌に尽くしがたいものがあり、これは、普段からピアノを弾いておられる方にとっては当たり前なのかもしれませんが、限られた空間で生きている身にとっては、甘美な経験でしかなかったわけです。

これはもう、なにか懐古的な感情なのか、本物を求める感情なのか、それはよくわかりません。

ピアノを置ける家に引っ越したいなあ、と思ったりもしますがどうでしょうか。

ということで、そろそろ二月も終わってしまいます。今日の東京は暖かな風情で春を感じさせました。世界が平和でありますように。。

それではおやすみなさい。グーテナハトです。

Miscellaneous

久々の仕事のない一日。申し訳ないですが朝は惰眠を貪り(たまにはお許しください)、午後は所用で外出しました。

今日は内田光子と、ブルックナーの緩徐楽章を聴く一日でした。

仕事ばかりしていたので、オフになるといろいろなことを思い起こしたりしますが、まあ、肩の力を抜いて、適宜やっていくぐらいじゃないと、物事巧くいかないなあ、ということを感じます。昔なら、考え抜かないと正解にたどり着かない、と思っていたものですが、逆に考え抜くと、失敗するなあ、というのが最近の感覚です。といいながら考えはするのですが、ほどほどに、ですね。

すべてはニーバーの祈りですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%A5%88%E3%82%8A

変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください。

昔、ドイツ語版のこの文章をカリグラフィーで見たことがあり、大変感銘を受けたことを思い出しました。ドイツ語だとかっこいいのです。

Gott, gib mir die Gelassenheit, Dinge hinzunehmen, die ich nicht ändern kann,
den Mut, Dinge zu ändern, die ich ändern kann,
und die Weisheit, das eine vom anderen zu unterscheiden.

うーん、オペラの歌詞みたいです。カプリッチョの歌詞みたいだ。。

世界は、いくばくかきな臭いのですが、できることは、平和を祈ることだけです。

それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。