当然その通りでした。1977年のアルバム「スリーピング・ジプシー」に収録されている「淑女の想い The lady wants to know」はマイケル・ブレッカーのメロウなソロが聴けるという素晴らしさ。2曲目I Really hope It’s Youや4曲目B’wana-He No Homeでもガッツリとマイケルのソロを堪能できるという美味しさ。あの1978年のライブ録音であるHeavy Metal Be-Bop時代のマイケルの音で、メロウなナンバーのソロを聞けるという不思議な体験です。
マイケル・ブレッカーだけではなく、2曲目In the Eye of the Stormや、 5曲目Don’t Be Blueではデヴィッド・サンボーンの素晴らしいプレイも聴けてしまうという恐ろしいアルバム。同じアルト吹きとして、サンボーンのフレージングに聞き入ってしまいます。またサックスが吹きたい、と思いました。いつのことになるやら…。