変えることのできないものを静穏に受け入れる力を

久々の仕事のない一日。申し訳ないですが朝は惰眠を貪り(たまにはお許しください)、午後は所用で外出しました。

今日は内田光子と、ブルックナーの緩徐楽章を聴く一日でした。

仕事ばかりしていたので、オフになるといろいろなことを思い起こしたりしますが、まあ、肩の力を抜いて、適宜やっていくぐらいじゃないと、物事巧くいかないなあ、ということを感じます。昔なら、考え抜かないと正解にたどり着かない、と思っていたものですが、逆に考え抜くと、失敗するなあ、というのが最近の感覚です。といいながら考えはするのですが、ほどほどに、ですね。

すべてはニーバーの祈りですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%A5%88%E3%82%8A

変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください。

昔、ドイツ語版のこの文章をカリグラフィーで見たことがあり、大変感銘を受けたことを思い出しました。ドイツ語だとかっこいいのです。

Gott, gib mir die Gelassenheit, Dinge hinzunehmen, die ich nicht ändern kann,
den Mut, Dinge zu ändern, die ich ändern kann,
und die Weisheit, das eine vom anderen zu unterscheiden.

うーん、オペラの歌詞みたいです。カプリッチョの歌詞みたいだ。。

世界は、いくばくかきな臭いのですが、できることは、平和を祈ることだけです。

それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。