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昨日、やっとプレゼンが終わりました。70枚弱スライド作ってしまい、予定超過してしまいましたが、まあ大過なく終わり。デスクワークとは違った面白さでした。あえて、趣味の話を交えたり、いろいろ工夫しました。ただ、時間が足らない。喋りたいことはたくさんあったので、ついつい早口になってしまいました。まあ、これは仕方がない。
昨日からはマーラーを聞いていました。アバド@ルツェルンの交響曲第六番「悲劇的」を二回、同じくアバドによる交響曲第三番を。昔、うちの奥さんの友人でクラシックが好きな方に、「マーラーを昔聞いていたけれど、最近はリヒャルト・シュトラウスのほうが好きです」といったら「え、普通逆じゃないですか?」といわれたのを思い出しました。この背理に満ち溢れた現世を忘れてシュトラウスの典雅な世界に遊ぶのが大好きでしたので。
でも、いま、僕の中で何かが変わってきているというのも感じているところです。もちろんシュトラウスは大好きで、昨日も「英雄の生涯」を聞いたところですし。何が変わってきているのか、何が原因なのか、を探るのが目下最大のミッションです。

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あらら、もう今年の冬の記憶ですら怪しい。バンクーバーをソルトレークシティと間違えてしまうなんて。昔の記憶ほど鮮明なのでしょうか。
今日はレギュラーな土曜日の一日でした。午前中に都内に出て、午後はジムに行き英国人と話した感じ。
久々にテレビをがっつり観てしまいました。NHKハイビジョン特集で、ウィーン国立歌劇場で三十九年間も合唱団員として活躍した日本人女声歌手のアンネット・一恵・ストゥルナートさんのドキュメンタリーを観ました。小さい頃から歌に秀でていておられて、歌手となったアンネットさんは、イタリア歌劇団の合唱に加わったのがきっかけでウィーンに野垂れ死んでもいいという捨て身の覚悟で乗り込み、見事ウィーン国立歌劇場の合唱団に加わることができました。
ですが、やはり日本人ですので、相当いじめられたとのこと。「黄色い猿!」とののしられたりしたとか。そんな辛い日々の中でアンネットさんを救ったのはヘルベルト・フォン・カラヤンだったとは! アンネットさんを練習場で慰め励まし、「辛いことがあったら僕に言いなさい」と、みんなの前で言明してかばってくださったのだとか。翌日からはぴったりといじめはなくなったのだそうです。アンネットさんは、カラヤンに肩を抱かれた途端に身を崩して座り込んでしまい、カラヤンの足に抱きついて号泣したのだとか。
番組をみて、ものすごいパワーをもらった気がする。もっとがんばらないとなあ。ドイツ語ももっと使えるようなりたいです。
しかし、ウィーンの風景をみて懐かしくて仕方がなかったです。7年前に行ったきり。一人旅で大変にエキサイティングでした。小澤征爾指揮で「フィガロの結婚」を観ましたが、小澤さんは、演奏が終わったあと、ほとんど全パートの方と握手しておられました。相当に気を遣っているのだなあ、と感慨もひとしおでした。あとは、「ホフマン物語」が凄すぎて大変でした。
さて、バイロイト音楽祭生中継が始まりました。しばし現世を忘れましょう。

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今日もハードな一日。午前中は都内某所にて用事を済ませ、地元にとってかえしてカフェで仕事をして、イギリス人と話をして、また都内に戻り、板橋の花火大会にいきました。
花火大会に行くのはじつに8年ぶりです。迫力満点の10号玉や、怒濤のスターマインに酔いしれました。ただ、人が多くて家から遠かったので、帰宅したら結構疲れていて残念。明日はゆっくり休んで仕事に備えましょう。
今日聞いた音楽が数しれず。ワーグナーからシャカタクまで。
今日もっとも印象的だったのはブロムシュテットがサンフランシスコ交響楽団を振ったシベリウスの交響曲第二番でした。これまではベルグルンドの指揮でしかシベリウスの交響曲に触れたことがありませんでしたので、他の指揮者でシベリウスを聴くという非常にスリリングな体験でした。録音は少し曇り気味で、残念なのですが、ブロムシュテットにしては、かなりアグレッシブな熱い演奏でした。
そうそう、なんだか、最近シベリウスの交響曲にリヒャルト・シュトラウスの旋律が聞こえてくる気がします。影響は皆無とは言えないでしょうね。
さあ、いよいよ今晩はプティボンの「ルル」がORFで放送されます。録音無事に終わりますように。

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ことしもあっという間に桜の季節が訪れ、過ぎ去っていく。せっかくなので、夕方、タスクが終わった後に近所の公園に写真を撮りに行ってきました。この街で味わう春は何回目だろうか? 思ったより多くなっちまったなあ。よく考えてみると、この街が私の人生において最も長く住んでいる街になってしまっている。時間は累乗的加速で後方へ走り去る。
さて、本日のわたくし、昨日の交通障害の影響で、少々お疲れ気味でして、毎週土曜日の都心への移動もすっかり眠り呆けてしまい、山手線では「パルジファル」のリブレットを読んでいたら一駅降り損ねてしまうし、地元のジムへと戻るときも、一駅降り損ねてしまうという有り様。明日の「パルジファル」は長丁場ですので、早々に休もうと思いますが、その前に二言ばかり。

ハイティンクの「タンホイザー」

ジム近くのディスクユニオンで、ハイティンクの「タンホイザー」を見つけた。これ、アマゾンでも扱ってなかったので、買ってしまったんだが、序曲を聴いただけで、身震いしてしまった。「ばらの騎士」を聴いたときと同じ感覚です。ハイティンクって、本当に凄い。スピード感が絶妙なんです。全部は聴けていないのですが、これ、「あたり」だと思います。あ、クルト・モル御大も参加しているアルバムだったりもしますので、物欲押さえられませんでした。

芸術劇場のドゥダメル

それから、昨日のNHKの芸術劇場のドゥダメル、今、聴いているんですが、すごいっすね。私は、チャイコの5番を聴いたことがあるだけだったんですが、この方、本名は千秋真一っていう名前なんじゃないですか? シモン・ボリバル・ユースって、ライジングスターなんじゃないですか? みたいな。マンガなんだか現実なんだかよくわからない。
アダムスのシティ・ノアール、委嘱作品で初演とのこと。ノアールって、暗黒映画みたいな意味合いなんですけれど、サクソフォーン奏者の端くれとしては、かなりエキサイティングしてしまいました。アルトが大活躍じゃないですか! っつうか、これ、アルトサクソフォーン協奏曲に聞こえてしまうぐらい。
ジャズフレーバーを感じさせる曲で、サックスやらバスクラが激しい旋律を吹いたり、ドラマーが4ビートたたいていたりする。とおもえば、ベルクのような無調感がただよってくる。ビートが鋭角で冷たい。40~50年代のハリウッド映画からインスピレーションを受けた交響曲的作品です。ロスフィルにふさわしい曲。後半部分は、映画音楽的盛り上がりで、現代音楽といっても、かなりわかりやすくエキサイティングです。
マーラー「巨人」の前座なのでで、こういう場合、よくありがちな難解で短い曲なのか、と想像していたのですが、かなりの聴き応えで、繰り返し聞きたいと強く思う。しつこいですが、アルサク奏者の端くれとして、特に、です。
しかし、こういうクラシックのアルサクの音も良いなあ。どっちかいうと僕はデュコフ派だったんですけれど。
後半のマーラー「巨人」は、ちょっと今日は全部聴けない。でも、当然暗譜ですか。若いって凄い。
っつうか、そうこうしているうちに第一楽章が終わりかけている。すげー、ここまで熱くなるっすか。しかもこの決して早くはない速度でこの盛り上がり方。オケも完全に追随できていてドゥダメルの楽器になっている。うーん、騒がれるだけのことはある。天才っているんですね。さすがです。第二楽章の入りも速度のトリミングが凄いんだが、今日はこのあたりでやめておきます。
明日は復活祭にして「パルジファル」。何が待っているのであろうか。

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3月21日(日)のN響アワー、2009年 心に残ったコンサート ソリスト編 ということで、番組紹介の中にフェリシティ・ロットの名前が見られます。
“http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2010-03-21.html":http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2010-03-21.html
ダイジェスト的じゃなく、全曲放送してほしいところですが、果たしてどうなるか? 明日の21時からは教育テレビにかじりつきましょう。

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ちょっと待ってください!!
バイロイトに出演しないペーター・シュナイダーの今後の予定。すごく気になっていたので、Operabaseで調べたら、以下のような感じですよ。。
“Operabase":http://www.operabase.com/
“http://www.operabase.com/listart.cgi?name=peter+schneider&loose=E&acts=+Schedule+":http://www.operabase.com/listart.cgi?name=peter+schneider&loose=E&acts=+Schedule+
* Sep-Oct 10 Der fliegende Hollander Conductor Paris(Opera)
* Jul 10 Der Rosenkavalier Conductor Zurich(Oper)
* Jun-Jul 10 Der Freischutz Conductor Zurich(Oper)
* Jun 10 Capriccio Conductor Wien(SO)
* Apr 10 Fidelio Conductor Dresden(SSO)
* Apr-Jun 10 Parsifal Conductor Wien(SO)
* Mar-May 10 Le nozze di Figaro Conductor Hamburg(SO)
* Feb-May 10 Der Rosenkavalier Conductor Wien(SO)
7月にチューリヒで「ばらの騎士」振るんですね。6月はウィーンで「カプリッチョ」。やばい。行きたくて仕方ない。
ウィーンの「カプリッチョ」、伯爵夫人はルネ・フレミングですよ!
“http://www.operabase.com/diary.cgi?lang=en&code=wawis&date=20100615":http://www.operabase.com/diary.cgi?lang=en&code=wawis&date=20100615
そして、チューリヒの「ばらの騎士」のマルシャリンもルネ・フレミング!!!
“http://www.operabase.com/diary.cgi?lang=en&code=wszuo&date=20100707":http://www.operabase.com/diary.cgi?lang=en&code=wszuo&date=20100707
ギャー! 卒倒します。

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先だって記事にもしましたが、ブログをMovabletype 4.2から5.01へバージョンアップしました。バージョンアップするといろいろ不具合が起きることがあります。前回は、コメントできないという状態になりましてご迷惑をおかけしました。何かお気づきの点があればメールかtwitterでお知らせいただけますと助かります。
Movabletypeとの出会いは、2003年夏にさかのぼります。まだウェブログなんて一部の方がご存じであったに過ぎない時代です。あの頃はまだウェブ日記全盛でした。早速XREAサーバーを借りて、Movabletypeのバージョン2を導入してみたのがこのウェブログの全身のMuseum::Shushiでございました。もう6年前のこと。記事の内容はお恥ずかしくてお恥ずかしくて。
Movabletype多機能なのはいいのですが、非常に重いのが難点です。借りているサーバーに負荷かけているはずで申し訳ない感じ。ですが、いまさらWordpressに移行するのは面倒ですし、Movabletypeのタグなんかも結構勉強したので、今更移行する気にもならない。もうすこしMoa\vabletypeとつきあっていこうと思っています。

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 徐々に元気が出てきて音楽を聞けるようになってきました。今日はカラヤンの耽美的な世界を。6年前にリリースされたCDで、ラヴェルのほかにもドビュッシーやサン・サーンスをカップリングしたCDなのですが、このCDでもっぱら聞くのが「ダフニスとクロエ」の夜明けの場面です。

きっと、すさまじい夜明けでして、真っ赤な太陽が現れると、一気に水平線に浮かぶ雲が燃え上がっているのがわかります。カラヤンの指揮は幾重にも朝日に赤く染まった波が寄せては引く砂浜に経っている感じ。おそらくは誰一人いない砂浜で、波面も真っ赤に染め上がっていて、波の音が響き、風の音が耳のそばでうなっているだけ。

2003/2004年のシーズンに新国立劇場で「スペインの燦き」と題された演目で、バレエをみたことがありますが、鮮烈なイメージでした。

「ボレロ」も「亡き王女のためのパヴァーヌ」もすばらしくて、こういうねっとりとした甘美な世界に浸りきるのも悪くはないなと思います。

 

今日はちと疲れ気味でして、理由は昨日のハイキング。小田急電鉄ののんびりハイク&ウォークという催しに参加してきました。

小田原駅に8時前には到着して受け付けを済ませ、バスに乗って湯河原に向かいました。湯河原の幕山公園という梅の名所をスタート。とはいえ、梅はすっかり散っていましたし、雨がやむはずなのに途中で土砂降りの雨の中を歩かざるを得なかったりで大変でしたが、かなりのペースで歩きまして、3時間弱でゴールに着いてしまい、スタッフに驚かれた感じでした。本来なら山のてっぺんで食事をとりたかったのですが、あの雨じゃ無理でした。ですので写真も撮れず。やむなし、です。

今朝起きると体中が痛くて仕方がありません。普段運動していないのがたたっています。運動せねば。

写真はゴールの神社にあった古そうな狛犬です。