森麻季さんのリサイタル その2

昨日書きましたように、7月4日(水)のコンサートに行って参りました。オペラシティコンサートホールに行くのは久しぶりです。2年ぶりぐらいでしょうか。コンコースの両脇にはLEDで数字が表示される独特な装飾は相変わらずす。今年で10年目になるようです。昔、ここでアンサンブル・モデルンの圧倒的な公演を聴いたのが思い出されます。もう9年も前のことですね。 Opera City Opera City

曲目のご紹介

前半

  • フォーレ:<レクイエム>より「ピエ・イエズ」
  • バッハ:<マタイ受難曲>より「皆によいことをしてくださったのです〜愛の御心から」
  •  バッハ:<ヨハネ受難曲>より「融けて流れよ、私の心」
  •  ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛と死(ピアノソロ)
  •  リヒャルト・シュトラウス:解き放たれた心
  •  リヒャルト・シュトラウス:「四つの最後の歌」より「眠りのとき」
  •  リヒャルト・シュトラウス:「四つの最後の歌」より「夕映えのとき」

後半

  • ヨハン・シュトラウス:<こうもり>より「私の公爵様」
  •  ヨハン・シュトラウス:<こうもり>より「田舎娘を演じるときは」
  •  ラフマニノフ:ヴォカリーズ(ピアノソロ) プ
  • ッチーニ:<ジャンニ・スキッキ>より「私のいとしいお父さん」
  •  山田耕筰:曼珠沙華
  •  山田耕筰:からたちの花
  •  ヴェルディ:<椿姫>より「不思議だわ…花から花へ」

アンコール

  • グノー:アヴェ・マリア
  •  成田為三:浜辺の歌
  •  プッチーニ:<ボエーム>より ムゼッタのワルツ
  •  ドニゼッティ:<シャモニーのリンダ>より「私の心の光」

前半は、少々堅めの曲が並びましたが、冒頭のフォーレで、その高音の美しさに圧倒されました。森麻季さんの声も美しいのですが、ホールの残響音も素晴らしくて、石造りの教会のなかで聴いているような感じを受けました。高音の倍音も豊かに聞こえました。陶磁器のような美しさですね。低い音程もふくよかで素晴らしい。

それにしても、本当に絶妙で巧みなピッチコントロールだと思います。僕は、管楽器をやっているので、少々ピッチの狂いは分かる方だと勝手に思っていますが、ピッチが不安定になったな、と思ったのは一回だけだったように思います。

一番感動したのは、「私の公爵様」ですね。この曲、恥ずかしながら20年ぶりぐらいに聴いたのですが、いやあ、幼い頃を思い出して、少々涙ぐむ感じです。ウィーンの洒脱な感じを身体全体で表現しながら歌っておられました。

昨日も書きましたが、山田耕筰「曼珠沙華」の哀切な歌唱は絶品でした。こんなにも暗い情念に溢れた歌をも自家薬籠中にされておられる森麻季さんに感服したのでありました。


昨日、「信じられないこと」云々を書きましたが、それは明日にしましょう。今日書くのは少々気が引けますので。


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