今日からサロメへ

今日から「サロメ」へ。
昔、何回か、実演で聞きまして、その度に予習として、幾つもの「サロメ」録音を聴いたなあ、と懐かしいです。
今回たまたま聴いているのは、シノポリ盤で、これは、まさに素晴らしい。シノボリの指揮は、解像度が高く、結晶化した音作りと思います。ストューダのソプラノも良いです。
「グントラム」、「火の欠乏」と聴いて、「サロメ」に進むと、やはり、そこには明らかな質的な変化があります。ドラマがあり、抑揚があり、さらには、音楽的にも印象深いところが随所に登場します。
特に、ユダヤの法学者たちの論争の場面は圧巻ですし、ヨカナーンの首を所望する場面の迫真は、付点音符の印象的な力強い意志を感じるフレーズと相まって、忘れられないものです。
いやー、シュトラウスは天才です。。
明日は、別の録音を聞こうかな。
それでは。

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