忙しいですねえ。納期が来週に迫っていますので、おのずと追い込まれてくる。10月の納期分にはインシデントがあったけれど、今度は大丈夫なはず。強気前向で生きたいものです。とはいえ、今日になってプログラムに手を入れることになったりと少々波乱含みですが。
疲れたときに慰めてほしい曲というものがあって、僕にとってそれは次の曲たちなのです。
- シュトラウス「カプリッチョ」から「月光の音楽から終幕部へ」
- プッチーニ「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」
- プッチーニ「蝶々夫人」第一幕終幕部への二重唱
- イリアーヌ・イリアスの「ドリーマーズ」(ジャズです)
どれもiPodに入っていますので、いつでも聴けますね。今日はその中から「カプリッチョ」をクレメンス・クラウスとシュヴァルツコップの組み合わせで。シュヴァルツコップさんの歌は一言一言を丁寧に歌っている感じがします。モノラル録音なのが残念です。
帰宅時にはベートーヴェンの弦楽四重奏曲を珍しく聴きました。第15番をアルバン・ベルク弦楽四重奏団にて。けちらもすばらしい演奏。ふくよかな香りの漂う弦の音にうっとり、です。そういう意味では、この曲もいやしてくれる曲かもしれません。ベートーヴェンの弦楽四重奏ですが、ABQの全曲盤を1万5千円ぐらいで買いましたが、その後廉価版が出たようですね。残念。
帰りの電車では、ムターが弾くベルクのヴァイオリン協奏曲も聴いたのですが、こちらもすばらしい演奏。ムター、巧すぎ。柔らかさと強靱さを併せ持っている。こんな方だとは今まで知りませんでした。以前外してしまったことがあったので。ちょっとこれから注目して聴いていきたいと思います。