オーベルニュの歌で癒されていきたい
今日は新人二人が私のユニットに入って参りました。心洗われる気分。
と同時に、かれらの人生に少なからぬ影響を与える身になったということで、気が引き締まりました。
というか、後輩たちみんなに当てはまることなのだけれど。
今日は少し癒されたい気分。こういうときは、この曲がおすすめです。(ワーグナーは少しお休み)
オーベルニュの歌。カントルーブによるもの。
この方かたは、19世紀末から第二次大戦を生きぬいたたフランスの作曲家で音楽学者です。
wikiの略歴を観ると、興味深いことにこの方は政治的には右派だったということが分かります。ヴィシー政権に協力をしたりします。
そう言う方が、こうした民謡をもとにした、実に味わい深く鄙びた、それでいて近代フランスの流麗なオーケストレーションが添えられた素晴らしい作品群を造っているというのが本当に興味深いのです。
私はこの方の曲を聴くと印象画の絵に見られるような木漏れ日の味わいを思い出します。あとは、映画「マルセルの夏」とか。日本には絶対にないバカンスの日々等々。
わたしは、アップショウとテ・カナワとの二枚を聴いていますが、アップショウの歌声の澄み切った感じの方が好きです。テ・カナワはすこしゴージャスな感じで、今の私にはすこしオーバースペックかもしれないです。
ということで、アップショウの音源はこちらです。
この曲を聴きながら湯船につかるのが私の贅沢です。
それでは。You have.
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません