いやあ、モーツァルトはいいです。
テイトの交響曲全集を聴いていますが、32番、35番が素晴らしいなあ、とあらためて。
交響曲第32番は、単一楽章の交響曲で、1792年に作曲されました。
交響曲第35番は、モーツァルトの幼なじみだったジークムント・ハフナー二世に由来。ザルツブルク市長の息子だそうです。ハフナー家が貴族に昇格したことを祝うためのセレナードを交響曲に改編したもの。
テイト盤でばかり聴いていることもあって、デフォルト盤になりつつあり、そうなると違いや特徴を考えるのが難しくなります。そんな中で感じたのは、緩みのない緊密な演奏でありながら、澄んだ水の中を泳いでいるような感覚です。
連続して聴き続けると物足りなく感じるかもしれませが、その品のある味わいは、長い間共にするとすれば、飽きを感じさせず、慈しむにたるものです。
昨日、東京は一日中冷たい雨降りしきりました。今日もまた同じ。
みなさまもどうかお身体にお気をつけください。