マーラー「復活」をアバドの指揮で聴く

2020-06-05

今日の「復活」はアバドです。

好きな指揮者と聞かれると、何人かの名前が浮かびます。

チェリビダッケ、クライバー、ラトル、シュナイダー、そしてアバド。

同曲異演を味わうことができるようになったのは、私は少し他の方より遅かったかもしれず、確か社会人になってCDを少しは帰るようになってからだったと記憶ししています。

指揮者の好みはこの同曲異演を味わうことができるようにならないと感じることはできないはずです。

学生の頃は、同曲異演なんて贅沢だと思っていましたが、ある時、清水の舞台から飛び降りる思い出、同曲異演のCDを買ったことがあり、それがアバドのブルックナーだったと記憶しています。

それ以来、何かアバドの演奏には親しみつづて、アバドが好きな指揮者になったなあ、という思いがあります。触れると消えてしまうような繊細さと優美さ、というのが私がアバドに感じる思いです。この演奏もやはりそうした優美さを感じました。特に第二楽章。西欧の柔らかい光という感じ。

こんな、過去の記憶を振り返るのも何かな、と思いながらも、昨日からブログのテーマは「復活」になっています。これは何か私のリハビリのようでもありますので、少し気が引けますが…。

それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。