1月の読書状況

それにしても、読み終わらないです。意外にも。タッチしているのは11冊。いずれも場所を選びながら読んでいる状況。風呂場ではこの本。電車ではこの本。昼休みはこの本、と言った具合です。もっとガツガツ読まないと。つうか、新書ばかりだ。

主なものをいくつか。

風呂場ではこちら。ジャーナリスト夫妻のハーバード大学留学記。なんだか羨ましいです。大人になって大学で学べて、しかもハーバードですから。アメリカの国力、包容力を感じさせる一冊。リラックスして読めます。ただ、書かれたのは9.11直前です。その後の世界の変貌を織り込んで読むとなお興味深いです。

ハーバードで語られる世界戦略 (光文社新書)
田中 宇 大門 小百合
光文社
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電車ではこちら。先日も紹介した池内恵さんの「現代アラブの社会思想」。イスラム国問題が熱い昨今ですが、その源流を考えるのにちょうどいい一冊。六割ぐらい。

現代アラブの社会思想 (講談社現代新書)
池内 恵
講談社
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同じく電車ではこちら。同じく池内恵さんの「イスラーム国の衝撃」。これ、もう三刷だそうです。売れに売れています。池内恵さんは独文学者の池内紀さん。カミさんは数年前から知っていたそうです。これは今日から少し読み始めました

イスラーム国の衝撃 (文春新書)
文藝春秋 (2015-01-28)
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昼休みはこちら。再読始めたばかりの辻邦生の情緒論。70年代後半に「思想」で連載されたものです。必然的可能性としての死を、言語とその表現するものの関係になぞらえるあたり、凄まじく、驚いています。

情緒論の試み
情緒論の試み
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辻 邦生
岩波書店
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こちらも。フーコーの「監獄の誕生」を読み解いた一冊。この中に出てくる監獄は権力のために作られた、という趣旨の発言が興味深いのです。普通は、ディシプリンという概念が組織維持のために使われる、ぐらいなんですが、そこから先が怖ろしい。曰く、監獄を創ることで、犯罪者同士のネットワークなどが形成され、結果犯罪者を作っている。犯罪者がいるからこそ「国家権力」が維持される、というフーコーの考えが面白いのです。

ミシェル・フーコー ――近代を裏から読む (ちくま新書)
筑摩書房 (2014-01-31)
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というわけで、いま読みかけている本を片付けてしまわないと。で、2月末には20冊ぐらいは読めているはず。

ではおやすみなさい。グーテナハト、

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