引き続き《こうもり》のこと。今日もクライバーの《こうもり》を聴きました。なんというか、古き良き時代。このような時代が100年以上前にヨーロッパにあったということなんですね。
新国立劇場の《こうもり》は、2006年にプルミエを迎えたハインツ・ツェドニクの演出を使います。今回が4度目です。なかなか息がながいですね
私は2009年と2011年の二回観にっています。
2009年はなかなか楽しい思い出でした。
https://museum.projectmnh.com/2009/02/02235843.php
が、2011年は、エッティンガーの指揮が軍楽隊のようで、という感想でした。(リンク先、WordPress移行で情報が乱れている模様)
https://museum.projectmnh.com/2011/12/11225001.php
では、今回はどうでしょうか。
今回の式は、アルフレッド・エシュヴェです。フォルクスオーパーで指揮をしているアルフレッド・エシュヴェはみずから「ウィーン気質」と言っています。《こうもり》の経験も多そうですね。洒脱な《こうもり》が聞けると良いのですが。
こちらがインタビュー記事です。
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/150122_006234.html
いろいろ画像をみていると、前回2011年もアイゼンシュタインを歌ったアドリアン・エレートは、どうやら口ひげをつけて登場のようです。また、2009年、2011年とは違うキャストの方も入っていますので、今回は随分印象が変わるのではないか、と思っています。
そしてこちらが予告編。2011年の模様となっています。
すでに全5回のうち2回がおわり、金曜日と日曜日二回公演が残っているのみです。
こんな時だからこそ、見に行かないと、と思います。いわゆる、辻邦生のいう「戦闘的オプティミズム」です。
ではおやすみなさい。