Jazz

万年筆洗浄中。一晩つけます。

今日は完全休息日と決め、難しいことはしないことにしました。といいながら、万年筆の洗浄をして、プールで泳ぎ、iPhoneの予約をしました。風邪は徐々に治ってきていますが、体の怠さは取れず。全く。写真は万年筆の洗浄風景。

近頃思うのは、まとまった時間なんてとれっこない、ということ。細かい時間でもいいから、積ん読をしたり、細々とものごとをEvernoteに書き留めて行くしかないなあ、と思います。

最近の悩みは、iPodの音が飽きたらなくなってきたこと。昔は、192KbpsでCDを録音していましたが、そのせいでしょうかね。というわけで、試聴きということで、こちら。ビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビー。1961年7月25日にニューヨークビレッジバンガードでの録音。

このアルバムは、Appleロスレスで録音し、ゼンハイザーのHD600で聞いています。音質は、うーん。どうかな、というところ。音質については、相対的な評価しかできなかったり、「慣れ」とか「飽き」という要素もあります。評価や判断は主観的なものと思います。突き詰めるとオカルトになります。

本当にこのアルバムのスコット・ラファロの画期性が全てなんでしょうね。

実は、あまり人に買っ立ったことはありませんが、私は、高校時代にビル・エヴァンスばかり聞いていたころがあります。私の父親のオムニバス盤をカセットテープに録って毎日のように繰り返し繰り返しウォークマンで聴いていたのでした。

そのほとんどがスコット・ラファロのベースだったはず。ですから、これがデフォルトでした。これがジャズ・ベースだと思ってしまったと言っても過言ではありません。ですので、この方の画期性が解るようになったのはずっと経ってからです。

これって、現在の幸福を認識することができない、というのと似ています。

これが普通と思っていましたので。例えば、同じ曲を、ジャズ研の若いベーシストとやると普通の昔風の曲にしかならないのですね。あれ、そういうふうなラインだとぜんぜん違うじゃない、みたいな経験が何度かありました。いや、あっているのですよ、ラインとしては。ですが、こうはならないのですね。名だたるベーシストの方々が何を負っているのかをスコット・ラファロを聴いて理解した気がします。って、ことを本物のベーシストと話したことはありませんが、どうなんでしょうか。

ワルツ・フォー・デビイ+4
ビル・エヴァンス
ユニバーサル ミュージック (2014-10-08)
売り上げランキング: 3,095

今日は早寝します。みなさまの明日も充実した一日でありますように。おやすみなさい。グーテナハトです。