Symphony

去りゆく夏に。

Instagramで慌ててとったセミ。

ブルブル震えていたので少しボケてしまいました。あるいはピントがずれたのか。

このセミ、本当に一生懸命泣いていていじらしいぐらいでした。時折こぶしを効かせて歌うので、ああ、日本のセミはいじらしい、と感情移入してしまいました。

彼もそろそろその長い人生を終えて永遠の休みにつくということになります。はかなさもありますが、お疲れさまともいいたくなります。

今日の一枚

サン=サーンス:交響曲第3番
アラン(マリー=クレール)
ワーナーミュージック・ジャパン (2000-06-21)
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ジャン・マルティノンによるサン=サーンスのオルガン付き交響曲。第1楽章第2部の静謐とした感覚が、この静かに去りゆく夏の風情を表しています。暑い盛りの夕方、暮れなずむ太陽、きらめく水面。いつか、夏の南フランスに行って、狂ったように光を浴びたいものです。

みなさまも残暑と秋をおたのしみください。

それではおやすみなさい。