ルトスワフスキ交響曲第三番をサントリーホールにて
今年は、災害が多い一年です。日本は災害が多い地域ですので、おそらくは自然信仰がなされていたのだと思います。こればかりは、備えをして、あとは祈るしかありません。どうかみなさまお気をつけください。
そんな中ですが、本当に久方ぶりにサントリーホールに参って、東京都交響楽団演奏会でルトスワフスキの交響曲第三番を聴いてきました。
プログラムは以下の通りで、オール・ポーランドでした。
- ワーグナー 序曲《ポローニア》
- ショパン ピアノ協奏曲第二番ヘ短調
- ルトスワフスキ 交響曲第三番
指揮はアントニ・ヴィト。ピアノはシャルル・リシャール=アムランでした。
予習を幾分かしていたと言うこともあり、ほんとうにスリリングな体験でした。おそらく、実演で聴くことのできるチャンスはそうはないはず。貴重な機会をいただき感謝しかありません。
正直、前半の初期ワーグナーとショパンはあまりうまく聴くことができませんでした。予習不足でもあり、あるいは、今の音楽的嗜好が初期ワーグナーやショパンには向いていないと言うことだけでして、演奏は素晴らしかったと思います。
で、後半のルトスワフスキは前のめりになって聴いてまして、打楽器の連打や、金管の咆吼には、自然に笑みがこぼれてくる感じでした。予習で聴いていたとおり、まるでベルクのような響きにホールが満たされまして、ワクワクしながら次の展開を待ち続けるという感じでした。
さて、明日は金曜日。一週間はあっという間です。
ともかく、季節の変わり目です。どうかお身体にお気をつけください。
おやすみなさい。グーテナハトです。
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