本日夜、France Musiqueでバイロイト音楽祭のトリスタンとイゾルデが放送されます。
録音できるかな?
人間には何といろいろな啓示が用意されているのだろう。地上では雲も語り、樹々も語る。大地は、人間に語りかける大きな書物なのだ。…… 辻邦生
本日夜、France Musiqueでバイロイト音楽祭のトリスタンとイゾルデが放送されます。
録音できるかな?
今日もパルジファルばかり。
ほんとうに、カッコイイ曲なんです。
聴けば聴くほど体になじんできて、一つ一つの音が隅々まで行き渡る感じです。
この曲で感動する場面がいくつかあるんですが、今日はその中の一つ、第二幕でパルジファルが「アンフォールタース!!」と絶叫するところ。
聖なる槍を取り戻そうとグルネマンツの城へ辿り着いたパルジファルですが、色仕掛けに惑わされて、堕落してしまいそうになります。
クンドリにキスをされた瞬間に、パルジファルは我に返り、同じくにクンドリに籠絡されたアンフォルタスの苦悩に気づくのです。
そこで叫ぶ「アンフォールタース!!」は、パルジファルの生まれ変わりの証左です。
2010年4月に東京の春音楽祭で「パルジファル」の演奏会形式を聴いた時、ここで感動しまくって、ザーっと涙が流れたのを思い出します。
では、フォースとともにあらんことを。
昨日は、恩賜の休暇で娑婆へ降りました。本日からまた任務開始ですが、世間は引き続き休暇とのことで、電車は空いている感じで助かります。
先週末にティーレマンのパルジファル音源を入手しました。
こちらも、パルジファルはドミンゴですね。この方の神々しい声は、ローエングリンもパルジファルもよく似合います。
ついでに、「影のない女」の皇帝もよく似合う感じですね。こちらはショルティと組んだ録音があります。
いずれも、世間ずれしない無垢なる勇者というところですかね。
ドミンゴは、こういう役も巧いと思います。
というか、私がこういうドミンゴばかり聴いているというのもあるかもしれませんけれど。
次は映像だなあ。どこかにないかしら。。
さて、明日は8月15日ですね。
先週の月曜日に広島、木曜日に長崎、そして明日終戦。こういう時間感覚のなかで重大な決断がなされていったのだなあ、と、今年は特に感慨深いものがあります。多分、「組織」への理解が進んだからだと思います。毎日楽しいです。
それでは。フォースとともにあらんことを。
有楽町の国際フォーラムで、スター・ウォーズ・イン・コンサートを聴いてきました。
エピソード1から6までを映像と生オケで堪能する二時間は今までのエンタテインメントとは違う楽しみでした。
私のスターウォーズは1990年ごろから始まりましたので、リアルタイムではありませんが、エピソード4は飽きるほど繰り返しビデオで観ました。セリフは大分覚えていたので、今日流れた映像はどれも思い出深いものばかりでした。
ナレーションとして登場したのは、C3PO役のアンソニー・ダニエルズでした。アメリカのショウビズな感じで、ナレーションに応じた表情の付け方がうまくて、ああ、これがアメリカなんですなあ、と感心しました。
エピソード4とエピソード1の最後の表彰式に涙してしまうのはなぜでしょうかね。その後の苦難をしっているからなのでしょう、きっと。
しかし、東京フィルの方々、特に金管の方々にとって、この機会は垂涎だったのでしょう。私も臆面なく羨ましく思いました。
私は元木管ですけど。
昔、金管の友人と二人で万博記念公園でスターウォーズテーマを吹き続けた淡い思い出。と言うか、今回のコンサートは彼が見つけておしえてもらったんですけどね。
メインテーマはもちろんですが、レイアのテーマとか、ヨーダのテーマの美しさには舌を巻きました。涙出ますよ、この歳になると。チェロのフレーズ、ホルンのフレーズに弱いです。
ライトモティーフを使った、ワーグナーの楽劇の後継者の一人がこのジョン・ウィリアムズですからね。ちりばめられた材料がまぶしくて仕方がなかったです。
タトウィーンの酒場の音楽も演奏されましたが、あそこはジャズですよね。オケのメンバーだと思われますが、ジャズバンドを編成してうまいこと演奏していました。スチールドラムとかエラクうまいし、普通にコンバス弾いてた人が、4ビートのベースラインを刻んでいてたまげました。さすがオケ奏者ともなると何でも出来るんですね。。
今日はトランペットもホルンも全開でした。
ただ、PAを噛ませているので音質面は全体的に??でしたけれど。
最後は、スタンディングオベーションで幕切れとなりました。盛り上がりましたよ!
カミさんも楽しんでくれたようで良かったです。
ちなみに、ライトセーバーは使用厳禁です。
本当に沢山の方がいらしていました。
ジョン・ウィリアムズへの寄せ書きを書く人々。私も書きました。
興味深いこと。休憩中トイレに並んだところ、私の前にいらっしゃったのはもっとも有名なあの国の駐日大使でした。あまりに至近距離でした。
では。フォースとともにあらんことを。
ワーグナーの後継者の音楽を聴きに有楽町へ向かいます。楽しみ。
昨日の午後は夏を満喫しました。
といっても、近所をチャリで走り回っただけなんですが。街の風情の写真を撮ってみました。
ウチは、東京と北部にあります。まだまだ昔の武蔵野の面影を色濃く残しています。
以前住んでいたのは、東京南部でしたが、丘陵地帯を切り開いた住宅街でした。
ですが、今の街は違います。台地に開けた平坦な土地で、見晴らしがとても良いです。
さすがに同じ武蔵野でも中央線沿線ですと住宅化がすすんでいるようですが、私の街にはまだまだ畑が沢山残っています。
下手をすれば地平線が見えます。
さすが、東京の外れの外れ、と呼ばれるだけあります。これは間違いなくほめ言葉です。
いい意味で地方都市の風情。
この前、夜中に会社に呼び出されたときに乗ったタクシーの運転手のかたは、「この街は地方都市ですよ。だから、ここでタクシーやっているんです」とおっしゃってたなあ。
なのに、湾岸の私の会社まで乗り換えなしで行けるという便利な街です。
もうしばらくはここでお世話になると思います。
最近、短信ばかりで申し訳ありません。twitter化しております。
Facebookで、昔のバンドの方と一瞬コラボった時に見つけた映像です。
野武士のような伊東たけしはタンクトップ姿ですが、めちゃカッコいいなあー。
高校の頃、こういうバンドをやってみたかったのですよ。
で、大学四年生ぐらいに実現しましたが。
楽しかったかも。
スクウェアやるだけで、後ろ指どころか、真剣でグサグサ刺されて殺されてしまうようなサークルでしたが、まあ、いい思い出だなあ、などと。
卒業してから、大学の文化祭オープニングステージでスクウェア吹いたのも覚えてます。
しばし追想系。
懐かしい方はこちらをどうぞ。
というわけで、臨時休業の本日は、都内に出て所要を済ます一日。
その間、ずっとカラヤンのパルジファルを聞いています。
マーラーより耽美的で、ブルックナーよりつややかで、シュトラウスより深刻な音楽。
皮肉や笑いのない世界は、ワーグナーの意図通り宗教儀式としか言えないです。
グルネマンツはクルト・モルで決まりだなあ。
あと一ヶ月はこれで楽しまないと。