疲れたときはこの曲を──ヴォーン・ウィリアムズ

 なんだか音楽を聴く暇もないぐらい忙しい毎日でした。ブログの更新も滞りがちです。こんなに滞ったのは1年以上なかったような気がしますが、一応生きております。

音楽は聴くには聞いていたのですけれど、それを書くまで聞けたかというと少々疑問でしたので、書くのをはばかっていたという感じです。

ですが、ようやく感想が書けるCDを聴いております。ヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集から、大好きな第3番と第5番をもう数回聴きました。両交響曲とも静謐な空気の中を漂うような感じで、会社帰りの疲れた頃に聴くと本当に慰められるような気持ちになります。ヴォーン・ウィリアムズの交響曲の中には、4番のように少々激しい曲想もありますね。小さい頃は7番の「南極交響曲」をプレヴィンの指揮で聴いていました。しかし、3番や5番のすばらしさに気づいたのはこのボールト指揮の全集を聴いてからですね。むしろ「南極交響曲」はあまり聴かなくなってしまいました。なにはともあれイギリス音楽もいいものです。

土曜日は人とお話をする機会が多いのですが、夕方の英会話はおもしろかったですよ。アメリカの方が相手をしてくださったのですが、 私が世界史好きなことが噂になっているようで、はなから最後までアメリカ史の話でした。ボストン茶会事件ってBoston Tea Partyというのですね。Partyには「会合」の意味もあれば「党派」の意味もあるのですね。世界史の丸暗記だけでは見えないものもあります。勉強になりました。