第11回 トスカの前歴は如何に?

しかし急に寒くなりました。

普通は、冬に備えて体格が良くなり始める季節ですが、家飲みと間食を絶ってからは、少しずつスリム化している気がします。

嬉しい限り。

きっかけは、先日の試験受験票に貼った自分の顔写真見た時のショックが忘れられないからです。

さて、今日で11回目になりました。トスカの半生はこんな感じでした、の巻です。

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フローリア・トスカは、ヴェローナ近くの牧場で羊番をしていた無骨が少女であったが、ベネディクト会の修道女が修道院へ引き取り、修道院で育てられた。

修道院では天才的な音楽的才能を示し、16歳で歌手となったのだった。作曲家であるドメニコ・チマローザが感嘆し、オペラ歌手にしようとかんがえたのだが、修道女たちはこれを拒んだのだった。


ここには教皇の意向も働いていたというのだから驚く。image

それはそうだ。修道女が歌手になるなんて、今で言えば、品行方正なお嬢様学校の生徒が、卒業後パンクロッカー(古い?)になるのと同じぐらいだろう。

チマローザと修道女たちの争いは、教皇の調停にゆだねられることになったのだが、このときトスカの歌声を聞いた教皇が、芸術の道に進ませるべきであるとして、決着がつき、トスカはオペラ歌手としてデビューすることになったのだった。

(写真がドメニコ・チマローザ)

だが、トスカの信心深さはこの修道院育ちという出自に由来している。

つづく

 

次回はカヴァラドッシの前歴をさぐります。

新国立劇場「トスカ」は11月11日~23日です。

チケットぴあ

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ローエングリンライトモティーフ集 その2 オルトルートのテーマ

はじめに

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引き続き休暇の写真。あまりに絵はがき的構図で、色も巧く出ていないけれど、それっぽい雰囲気は出ていると思われます。

この写真はEOS 7Dで撮りましたが、この日まではJPEGであえて撮っています。ピクチャースタイルはスタンダードですが、風景にすれば良かった、と反省しています。

まだ瞬時に追い込むほど習熟していませんので、時後に追い込むのりしろを考えて、翌日からはRAW で撮ることにしました。

ただ、RAWだとFlickrに上げられないという難点が。なかなかうまくいきません。

ローエングリンライトモティーフ

ローエングリンのライトモティーフシリーズ。きょうは二回目。オルトルートのテーマ。

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これは第二幕冒頭に登場するフレーズですね。

裏表がひっくり返りながら、途中の転調で色彩が変わるあたりが実に面白いです。

 

 

こちらからダウンロードしてお聞きください。

http://museum.projectmnh.com/midi/lohengrin/Lohengrin_2.mid

 

もう7月が迫っているのにやけに涼しい関東地方です。電力不足にあっては天佑かもしれません。

それでは。You have.

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ローエングリンライトモティーフ集 その1 幕開きのファンファーレ

先週末の16日で新国立劇場の「ローエングリン」も終了と言うことで、オペラ界は夏休みです。

が、休みはないのですね。

次のターゲットはバイロイトです。

ということで、予習してきたローエングリンのあれこれを復習して、次のターゲットに備えましょう。

ライトモティーフを整理してみることにしました。

まずは。ファンファーレから。

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こちらから聞いてみましょう。

 

※うまく開けない方こちらからダウンロードできます。

http://museum.projectmnh.com/midi/lohengrin/Lohengrin_1.mid

 

このファンファーレ、全部Cメジャーだけで構成されているのですね。三音だけでこの迫力ですか。素晴らしい!

オリンピックのファンファーレですね。しばし、ロス五輪のファンファーレを思い出しました。

このテーマは、この後も何度か出てきます。私はハインリヒ国王のテーマではないかと思うぐらいなのですが、ファンファーレとして認知されているのみのようです。

民衆を動かすには、こうしたシンプルで勇壮なフレーズがふさわしいのでしょうね。

高校の体育祭で、友人のトランペッターが騎馬戦(だったかな?)で、競馬のファンファーレをトランペットで吹いた途端に、全員が盛り上がりまくったのを思い出しました。

 

ちなみに、自分の勉強のために、こんな感じで譜面を入力しています。

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イメージしているのは、吉田秀和のドキュメンタリー番組ですかね。。

あのとき吉田秀和は譜面を切り貼りしていて、「こういう手仕事が大事なんです」みたいなことをおっしゃっていたはずで、それをマネしている感じです。

 

それでは。You have.



6/23:MIDIファイルへのリンクを追加しました。
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