- R.シュトラウス:4つの最後の歌
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- アーチスト: シュテンメ(ニーナ)
- レーベル: EMIミュージック・ジャパン
- 価格: ¥ 2,800
- 発売日: 2007/08/08
- 売上ランキング: 23655
- おすすめ度
昨日、ようやくお正月ののだめスペシャルを完了。おもしろかったですね。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、モーツァルトのきらきら星変奏曲が良かったです。
ニーナ・シュテンメさんのシュトラウスのアルバムですが、先だって、葉っぱに埃がついたので水をかけて払ってやったでちブログさんで取り上げておられた(いつも勉強させて貰っています)ので、早速にと注文したのです。昨日届いたので、今日は出張への行き帰りを含めてずっと聞いておりました。
まずは大好きなカプリッチョの「Morgen mittag um elf!!」から聞き始めました。ベーム盤のヤノヴィッツさんが透明な優美な声であるのに比べて、シュテンメさんの伯爵夫人は、強い意志を持った伯爵夫人という印象。ヤノヴィッツさんより力強いのです。中低音の倍音が豊かに聞こえていて、ピッチも当然安定していて、違和感を全く感じません。ビブラートが特徴的に思えて、最初に聞いたときには少し違和感を感じたのですが、すぐになれてしまいました。シュテンメさんのビブラートは、豊かで抑制されていて、ピッチとテンポが正確できわめて音楽的なのです。
昨秋のチューリヒ歌劇場で、シュテンメさんのマルシャリンを見たのですが、こちらもやはり毅然としたマルシャリンだったと思いますが、演出的に少々マルシャリンが神経質に描かれていたのが、シュテンメさんの歌と演出の食い違いだったのだな、と今になって感じています。
シュテンメさんは、同じくパッパーノさん指揮でドミンゴさんと一緒にトリスタンとイゾルデを録音しているのですが、このCD、実は拙宅にございます。まだ聞いていないのです。ごめんなさい。ということで、今晩早速iPodに聞いてみようと思っています。
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